ティンポコシコったあと!その3

私に染み付いた何とも嫌な癖。何事にも言い訳を探してしまう癖。これは迷惑な事に自慰行為を致した時にもやって来る。「あー、またこれで一日が終わった。まぁしょうがないか。やること無いし。」なんて。いつも誰にも聞こえない頭の中で何回か繰り返し、少し安心したような気になってから眠りに就いている。


「あ、ハハ、はい、すいません・・・ハハ」面と向かって叱られる時はいつもこうだ。
「苦しい、こんなはずじゃ無かった」という心に一人で反駁する様に、「別に失敗したショックなんて私は受けてないから」なんて頭で繰り返す。一回じゃ足りないから、何度もぐるぐる、ぐるぐる。
いつも言い訳を探していた。誤魔化せる嘘を探していた。怒られたくはないけど、どうせ怒られるだろうから。ほら、きた。それ私が悪い訳じゃないんだけどな。でも私が悪いと言う事にした方が楽だろうな。でも大丈夫。こう言われたらこの言い訳が使える。そう来たか。ならこの嘘を。はい、これで終わり。私はノーダメージ。


こんな流し方で長く続く訳も無く。ポケモンの「まもる」と一緒で、繰り返してるとどんどん効き目が薄くなってくる。「まもる」にヒビが入って、遂に壊れた瞬間。そこから過去の記憶は今でもボヤケて鮮明に移してくれない。まるで欠けた
夢を思い出そうとしているように。

これがただの悪い夢だったなら。こんな嫌な癖も残らなかっただろうか。嘘と言い訳を使い過ぎて裏表もわからなくなってしまった私は、今日も一人でぐるぐる、ぐるぐる。

あーあ、またこんな文吐き出しちゃった。まぁいいか。他にやることも無いし。おやすみ。

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