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金銭トラブルと債務名義

皆様こんにちは!
Proモルモッターです 笑

今回は治験の話ではないので、名前が変ですが気にしないで下さい😂

さて!タイトルの通り、皆様人生で一度は遭われるのではないでしょうか、金銭トラブル!
金銭トラブルと言っても、少額の貸し借りならば良いですが、そこそこの金額と相手との立場によって対応に困りますよね🥹 ぴえん
今回は!友情とかさておき、払わないなら強制的に取り上げるぜ〜的な手続きまでを、自分で行う方法を書いて行こうと思います!

裁判関連の手続きも沢山あって面倒くさいですがその一つ、支払督促ってご存じでしょうか?
簡単に言えば、書類のみで完結する債務名義獲得方法です。(うまく行った場合ですが…)
金銭トラブルにのみ使える方法となります。

債務名義があると
①相手の住民票を取ることや、勤務先を調べたり、財産調査ができる

②第三者による情報取得手続きの利用
→銀行から直接相手の口座の存在の有無、残高、支店名の回答が得られる

③強制執行の申し立てができる

④財産開示手続きに呼び出し、来ない場合は刑事告訴ができる

いかがでしょうか!債務名義取られると如何にヤバいか分かりましたか?
債務名義の取得方法は、通常訴訟、少額訴訟、民事調停など、沢山ありますが今回は比較的手軽な支払督促についてです。

例えば債権を回収しようと思った時に、弁護士事務所へ相談される方が多いと思いますが、費用の高さに驚きますよね。
交通事故は弁護士を入れた方が、被害者はメリットが大きいと言われますが、債権の回収はいかに安く回収できるかがポイントになると思います!

例えば50万の債権回収で、弁護士へ依頼すると
着手金10〜20万なんてざらです。
その他に成功報酬やら、調査費、交通費、印紙代、文書作成費も取られたら、費用倒れで諦めちゃいますよね🥹🥹

ならば!!自分でやればいいじゃない!
これが今回の記事になります。
どんな人でも支払督促が向いているかと言うと、実はそうではありません。
実際に私proモルモッターは2回債務名義を、支払督促でgetしております!簡単に説明していきますが、詳しくは裁判所や民事執行センターのホームページをご覧くださいね。

支払督促に向いている場合
①債務者の比較的近くに住んでいる
②債権の存在を争った場合に必ず証明できる証拠がある
③文書を書く事が得意

この辺りですかね!
①債務者の比較的近くに住んでいる
これは、支払督促を申し立てる場合に相手の管轄裁判所へ申し立てる必要があるためです。
また、支払督促に異議申し立てがされた場合は、相手の管轄裁判所での通常訴訟となるためです。
しかし支払いを無視するor督促を受けても払わない人は、基本的に督促が来ても、意義申立てしない場合が多いです。
→そもそも手紙の開封すら行わず、放置しているパターン。私の場合は、借金まみれの債務者で、最初から何をされても払えないから無視を貫き通したみたいです。
まぁ意義申立てしたところで、裁判所で債権の存在を証明できれば、これが債務名義として使えるので早く手続きが済みます!
他には、近場なら不郵便送達の場合に、現地調査が必要になるためです。
これも相手の自宅が遠い場合には、面倒くさいので。

②債権の存在を争った場合に、必ず証明できる証拠がある
こちらは上でも書きましたが、異議申し立てされた場合の、争う根拠になるためです。
メール、ラインのスクショ、契約書、勤務表、何でも証拠となりますので、必ずまとめておきましょう!債務名義が確定したら、もういらないですが🤩

③文書を書くことが得意
文書にて申立てるので、そのためですね!
各手続きごとに、複数枚必要なので、文書に弱い方は辛いかもしれません。

最後に流れを書いて今回は〆たいと思います。

債務名義獲得まで!
①支払督促申立て

②債務者へ特別送達完了
↓(2週間待機)
③意義申立てがされなければ仮執行宣言付支払督促の申立て
↓(2週間待機)
④確定(債務名義)

⑤申立て裁判所にて、送達証明書発行手続き

⑥財産が知れていれば、強制執行で完了

超スムーズに行けばこんな感じですが、そもそも逃げ切ろうとする方は、一筋縄では行きません。
特別送達(裁判所から手渡しのみの郵便)を受け取らない、又は再配達を依頼しない。急に払うと言ってきて勝手に分割の連絡をしてくる等スムーズにいかない場合も次の記事で書こうと思います。
主に不郵便送達までを予定してます!
不郵便送達とは、相手が受け取らなくても受け取った効力が発生する超ヤバい郵便方法です!
居留守や再配達依頼の無視をしても、支払督促が確定するのでやばいやつですね🤩👍🤩👍

それでは!

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