東方と古事記

少し前に齢32にして初の東方に手を出した。
東方永夜抄である。
東方は高校のときにアレンジCDだけ集めて曲聴きまくってて、さらに(今も)エレキギターキッズだったのでコピーしまくってた。
とってもいい練習になりました。

永夜抄だが、東方の中では簡単な方らしい。
でもムズい。
ノーマルでものされた。
怒首領蜂大往生ブラックレーベルのNOVICEをゴールデンディザスターまで到達できたので「いけるやろ」と舐めてかかってたが、クッソムズかった。
ボチボチ練習します。
また改めて東方練習記でも書きたい。

さて、タイトルにある東方と古事記。
俺は東方の曲を聞きながら古事記を読むのが大好きだ。
特に千年幻想郷、竹取飛翔、蓬莱人形、広有射怪鳥事辺りを聴きながら読むとキマる。
まるで古事記の神秘的で幽玄な世界にいるかのような感覚になるのだ。

古事記の中でも特にイザナキ、イザナミの国生みからのアマテラス、スサノオが活躍する序章あたりが好き。
イザナミがイザナキに「お前の股の欠けてる部分を俺の股の飛び出ている部分で塞いで神を産もう」とかいう人知を越えた口説き文句でイザナキを落とし、その口説き文句に対して「この柱の周りをお互い反対から周って、出会ったところで神生みをしましょう。」とオッケーするイザナキ、そして柱を周って、お互いが出会い、イザナキから声をかけ、神生みをする。(イザナキから声をかけたせいでこの神生みは失敗するのだけど。)
このイザナミとイザナキのとんでもプレイの最中でも俺の耳には千年幻想郷が流れている。もう完全にオモイカネディバイスである。

他にもスサノオがうんこ塗りたくったり、天岩屋戸に籠もったアマテラスを誘い出すためにストリップを始めるアメノウズメ、古事記はとにかく性描写や下ネタがけっこう出てくるマルコポーロもビックリのジパング創世記なのだ。

ちなみにドラクエ3でヤマタノオロチを倒したら「くさなぎのつるぎ」が手に入るのも古事記が元ネタだったりする。

日本書紀と風土記をまだ読む機会なかったので、東方の曲聴きながら読んでみたいと思う。
古代日本に思いを馳せながら神秘の弾幕に飛び込んでいくのだ。(イキり表現)

おわり。




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