アイボウ×ト×トモニ

もう


これで


終わってもいい


だから


ありったけを

命を圧縮する事でしか成し得ないであろう力
二度とN/Rができなくなってもいい
それ程の覚悟と決意でなければ不可能
天賦の才を持つ者が
更にその才を全て投げ出して
ようやく得られる程の力

大丈夫


痛くないよ


強がりじゃない


少しだけ


嬉しい


やっと同じになれた


「ポン…」


右腕はやるよ


「ポン！！！！！」


「ダメだ！！」


「そんな！！」


「もうこれ以上はそんな力！！」


「一体！！」


「この先！！」


「どれほどの…！！」


「ポおおおおおおおぉぉぉぉン！！！！！」

あっどうもはじめまして。ポンさんです。

『制約と誓約』

覚悟の証

リスクはバネ

制約と覚悟が大きい程

念は強く働く

現代社会においてハンターである我々にとっては周知の概念ですね。

実はN/R界にも似た概念があります。
それが【フルシャイン・リチュアル】です。
通称「ギラギラ儀」。
「フルリチ」や「社員アルよシャッチョさん」なんて言われ方もしています。

フルシャイン・リチュアルとは

好きなデッキのカードを全てをフルシャイン加工にする儀式です。

余裕じゃん

N/Rは安いもん。
そう思う方は多いでしょう。
そんな貴方にお伝えします。

嘘だあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。

兎さんが言ってました。
「本当です。」

正確に言うと

N/Rはスタンダードと比べ破格に安いです。
しかし、CPは枯渇します。
特にRはしがちです。
何故ならばNとRのカードはSRとURに比べ数が圧倒的に多いからです。
加えてN/R勢は無課金がほとんどです。
故にCPを稼ぐ事が出来ず破産します。

やっぱアルが多い気するうぅぅ

その上でデッキのカードを全てフルシャイン加工にするには、デッキ外のカードの大半を分解する必要があります。
結果フルシャインデッキ以外のデッキを組む事が出来ない程の貧困に見舞われます。
正気の沙汰ではありません。
好きなデッキと心中するわけです。

フルシャインデッキの人なんか強くね

稀にトーナメントで遭遇するフルシャインデッキ。
その相手強くなかったですか？
そう…重い代償を支払い彼らは強大な力を得たのです。
これが…【フルシャイン・リチュアル】の力か…

んなわけあるか

そんなスピリチュアルは存在しません。
プロセスが逆です。
そもそも彼らの力は研鑽に研鑽を重ねて得たものです。
その過程でデッキに他ならぬ愛を持ち、文字通りデッキは輝くに至るのです。
フルシャインにしたからといって強くなるわけでは決してありません。
「愛の証」
これこそが【フルシャイン・リチュアル】

それはとても迷惑です

他所のイチャイチャなんて見るに耐えません。
何だお前ら発情期ですか！？
わざわざフルシャインレシピ上げやがってよ！
ギラギラ威圧しやがってよお！！
レシピ見にくいやろが！！！
「いいぞもっとやれ！！！！」

実は合理的

一見無謀と思えるこの行為。
実は理にかなっているかもしれません。
選択肢を無くす事は迷いを無くすと同義です。
迷いが消えれば集中ができます。
全集中する事で技は磨かれます。
そして、極めた者を人は「達人」と呼ぶのです。
ちょっと年取ったら「達おじ」なんて言われます。
そうやって「柱」となっていきます。

実は合理的でない

一見無謀と思えるこの行為。
まんま理にかなっていません。
リスト改定に全ての命運がかかっているからです。
次にあのカードが禁止になったら…
俺はこの先どうすれば…

うん。それゾンビだね。

故に私利私欲にまみれた政争が勃発します。
王の舞台を解除しろ！
アンブレラ社を許すな！！
マザースパイダーは正義だ！！！
好喜子は…好喜子は俺の家族なんです！！
笑止千万！！
お前の願いや意志を尊重してくれると思うなよ！！
当然俺もお前を尊重しない！！
私欲の刃が鞘に収まることないのか…。
「いいぞもっとやれ！！！！！」

素敵だね

本気で没頭できるデッキに出会える事は貴重です。
そして、そのデッキが応えてくれたら…これほど嬉しい事はないでしょう。
以上の背景からフルシャインデッキを見た時「やってんねぇ！」となんだかこちらも嬉しくなります。
貴方が心惹かれたデッキに出会えた時…
【フルシャイン・リチュアル】
やってみてはいかがでしょうか？
その先には明るい未来が待っているかもしれません。
知らんけど。