On your mark



I’d like to make myself believe.
好きな歌の歌詞。
大丈夫、新しい私でスタートできる。



私の心の葛藤と決意のお話。
まとまりのない四方八方にネタを飛ばす文章でごめんちゃい。



大学の友達はグングンとステージを変えていく。
友達だけじゃない、家族だって親戚だって、恋人だって。

陸上部マネージャーを務めていた時、地方大会の400mハードル走で、ハードルに躓き転び、すぐに立ち上がることができない選手がいた。友達の仕事の話を聞きながらふと「自分みたい」と思い出した。



1年前、私の父は「一度挫折したらなかなか立ち上がれない。」と言った。
厳しくて不器用だけど本当は優しくて自分を愛してくれている、父。
きっと元々負けず嫌いな私に反骨精神を掻き立てるために、私に期待してくれたからこそ言ってくれたのだと思う。



しかし、この1年うまくいかない時はこの言葉が悪い方向によく頭に浮かんだ。
私が物事に対して腰が引けていたからなのか。
「また失敗したらどうしよう。」
「もう傷つきたくない。」
いや、また泣きながら努力すること、努力しても報われないことを恐れ、父の言葉を逃げる理由にしただけ。



それっぽく逃げる理由を作ることだけ上手くなった大人のままではいたくない。
私は大人になりきれていない、狡い子供。



20歳前の生意気で物事に思いっきり突進していく私の方が大人だったかもしれない。
今はとても怖がりになってしまった。
でもそのままの私でいたくない。



惨めな思いしたって
悲しい思いしたって
一度叶えたいと思った夢に対しては貪欲になりたいし情熱を燃やしたい。
そういえば高校生の時のあだ名、「戦車」だった。なんて。笑



負の感情は伝染すると思うからこそ
私自身どれだけ落ち込んでいたとしても
悩むことがあっても
ずっと笑顔でポジティブに見られるように
振る舞っていたらいつの間にか自分の中のモヤモヤとした感情を表に出せなくなった気がする。



でも
私と話した後「元気をもらえる」「楽しい気持ちになれる」と言ってくれる人達がいるから。その子達の言葉が私を強くする。



あとは私が意思を強く持つだけ。
自分と向き合うことから逃げない。
23歳にもなりながらまだ自分の信念というのはうっすらとしかないけど、
たくさんの人の意見に感銘を受け自分に取り入れて、いつか確立していけたらな。



そういえば、ハードルで躓いて立ち止まった選手は
他のレーンの選手と大幅に差をつけられていたけど、また自分の足で立ち上がり、残りのハードルを転ぶ前のハードルを越える以上の高さと力強さで走り、ゴールを成し遂げだ。
ビリだったけど。
でも、私の中で1番の選手だった。
転んだって、自分の足で立ち上がり、走り出し全力を尽くす勇気は6年たった今でも私を勇気づけている。
私も彼女のように、なれるはず。

“Everything happens for reasons.”
全てのことは全部意味があって、自分の輝かしい未来に繋がっている。
大好きな友達が教えてくれた。
私の中でお守りみたいな言葉。


こんなにアツいこと書いて我ながら照れちゃう。笑
20歳を超えてから感情や情熱を表に出すことに恥ずかしさを感じていたけどやはり自分の気持ちを曝け出すって生きている感じがして好き。



“On your mark”

私は、私を信じられるようになりたい。
自分から逃げずに。

“Set...”

力強くスタートを切る。
思いやりと誇りと、笑顔を忘れずに。


みんなより遅れちゃったけど。
ビリになってもいいの。笑われたっていいの。
自分のレースを走り抜くことが目標だから。
私なら、大丈夫!

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