映画ヒロアカ、とにかく凄いから観て欲しい①

観てきました。
率直にいうと、最高〜〜〜〜に面白かった!!誇張なしでこの先100年分の興奮と感動を味わった。これ映画でやっていいの?本編で扱わなくていいんですか?ってぐらい面白かった。原作と並行して映画やると番外編的なストーリーになること多いけど、これはもはや本編だし、間違いなく彼らがヒーローになるまでの軌跡の一部分でした。映画タイトルは「僕のヒーローアカデミア The MOVIE ヒーローズ:ライジング」です。

ヒーローがいない島、自分達しか守れる者がいない状況の中で、全員が命がけでめちゃくちゃ頑張ってた。え、まだ立ち上がるの?って思うほど、倒れても倒れても立ち上がる姿は、涙なしでは観られない。一人一人がプルスウルトラしてました。そこにいたのは紛れもなく20人のヒーローだった。なんかね〜〜1Aみんなに出番というか見どころみたいなものがあって、すごくよかった。 

原作者も、前回の劇場版超える面白いものつくるために最終回でやりたかったネタのひとつ使ったと仰ってるんだけどそのネタというのがねーーーーーーあーーーーーーー!!!!これ本編のラストだと賛否あったかなあ、だけど個人的には最終回で見たくはあった。ほんと最高。助けて勝つヒーロー、勝って助けるヒーローが体現されてました。そして目指すところはひとつに収束するんだ、ってしみじみ。背中預けられんのお互いしかいねえよ……この映画で、互いの存在なしでは乗り越えられなかった過去というものが生成されてしまった…いいぞ……しかしこれを超える結末ってどうなるのか、楽しみだけど怖すぎる。みんな生きて欲しいって言うのは欲張りかなあ 

そんな激アツヒーロー映画、私は18時半公演を観たんですが、わけわからんぐらいテンション上がったり泣いたり形容し難い感情に襲われたりして、気づいたら21時公演のチケット買ってました。1日に2周とか人生初。もぎりのお姉さん「この人さっきもいたよな?」って思ったの顔に出てるぞ。2回目はちょっと冷静にみることができた。話はやっぱり面白かった。

(原作者がかなり初期段階から製作に携わったそう。そのせいもあってか、ネタがめちゃくちゃ緻密だった気がする。詳しくは冊子に書いてあるけど、あれ含めて本編というのは間違いないよね。作中でモヤッた最後の部分は読めば解決するから早めに観て冊子絶対もらって下さい!)

以降ネタバレ!必ずしも正確ではないし、個人的にツボだったところばかり連ねてくよ!


まずめっちゃ笑ったのは、かき氷屋に氷頼まれた轟がわかりましたって氷出してあげるシーン。どんな暑い場所でもタダでかき氷作れるしこの個性最強なのでは?ショートのかき氷って名前つけて売れば付加価値ついてくそ儲かりそう。買うから売って。てかその氷食べても平気なんだ…

ヒーロー事務所というより、島民の何でも屋さんみたいな感じですごく馴染んでたよね〜耕運機直してあげたりギックリ腰のお婆さん運んだりビーチの安全守ったり。今後ヒーローとして険しい道のりを歩んでいく彼らにとって、束の間の青春、みたいな感じがして余計にすごく眩しかった。

てか、やおももがバイク修理た家の白い犬、顔がやる気なさすぎない?!もう少しなんとかなったのでは、と思ってたらスーパードッグでした。冊子に載るほどの重役。馬鹿にしてごめん。
やおももといえば、飯田くんと2人でみんなを取りまとめたり島の人にお礼言ったりしてたよね。それ観て素直に「夫婦…?」ってなった。真面目だし、なんかお似合いというか割といいカップルになりそう。付き合った1年後には熟年夫婦感出てそう。わかる。轟くんとセットにされがちだけど映画後は飯田くんと並んだイラスト多くなるんじゃないかな?

話変わるけど、夜、巡回帰りの爆豪とデクの会話がお互いを対等のライバルとして認め合ってる感すごくあってとても良かった。
かっちゃん成長したなあ。メンタル面でのかっちゃんの成長度合いが半端ない。かっちゃんはデクとは逆で、個性慣れててパワーもあるけどメンタル面が未熟な部分多かった(対してデクは個性0からだけどヒーローとしての素養はしっかりあった)。だからよけいに、成長部分が目立つのかもしれないけど。かっちゃんはデクがいなければ、少なくとも今のかっちゃんみたいにはなってなかったんだろなーーって思うと、なんかいいですよね……自分を形成する上で必要不可欠な、切っても切り離せない存在…感慨深い。デクもかっちゃんに憧れてはいたけど人格形成するほど存在じゃないよな…と若干寂しく思ってたけど、今回の件でデクにとってもかっちゃんは切り離せない存在になったのではないでしょうか。

そんでヴィランが出たー!にせものだとバレたー!→お姉ちゃんが詰め寄られたとき、デクがかっちゃん押さえ込む図が完全に獰猛なわんちゃん手懐ける飼い主でわろた。扱い慣れてる。ドウドウ、ステイ、ステイ〜( ; >з< )この顔いいよね。

次の日弟くん謝りにきてくれたとき、デクとの会話しっかりきいてる爆豪。助けて勝つヒーロー、勝って助けるヒーローの話しっかりきいてんのよかったな。棒アイス落とすほど夢中やったんやなあ。あと姉弟いい子すぎて泣ける。

で、ついにヴィラン襲撃だけどさーーーーーーーーーーーまーーーーそのシーンがどれもかっこよかった。

商店街組→葉隠峰田青山vs鳥海浩輔
3人ともがんばれーー!!てか青山くんのへそビーム強すぎん?!!?今作青山くん活躍しすぎなんだよなあ…輝いてる…光に満ち溢れすぎて漏れ出てるけど…
持ち堪えてたけどそろそろやべえ!ってときに事務所いた組が到着。かっちゃん来てくれたときの安心感すごいね。かっちゃんの存在そのものが、「絶対何とかなる」っていう安心感を与えてくれる。ヒーローだ…。爆豪切島上鳴トリオみてるといつかを思い出す。安定してんな〜、瀬呂くんも仲良いけど、3人となるとやっぱここ、ってイメージが強い。
ヴィランの個性でぐるぐる巻きにされてたけど、切島は硬化であの布破れたりせんかったのか…?とちょい疑問だった。もしかしたら設定見逃してるかも。
たっっぷりためて大爆破を敵にお見舞いしたときなんかは、「さすが爆豪!建物への被害も最小限だ!」って切島が言ってるように、ちゃんと冷静に周囲の状況わかってて、パワーコントロールもできる器用さもあって…っていうかっちゃんの能力の高さが伺えました。

ビーチ組はね、キメラが障子に「お前そのナリ…相当虐められたクチだろう、両親を恨まなかったか?」って声かけたところが1番印象的だった。ハッとした。同じ異形への同族意識と同情が一瞬見えた気がした。確かにこの世界では個性が当たり前とされつつも、その個性が原因で虐げられる人がいるのも事実。キメラも見た目獣人だし、その個性ゆえに、人に理解されず辛い思いをしたり居場所を得られなかったりした経験があることが推察されます。ヴィランも根からの悪人で片付けられれば楽なんだけど、全然そうじゃない。暗くて悲しい過去が積み上げられた結果ヴィランになってしまったのが分かるから、割り切れないし切り捨てられない。この先、個性で迫害を受けたりすることがない社会をつくっていってほしいなあ…ってちょっとデクに期待してしまう。
障子くん実はめちゃくちゃメンタル強い子では。やはり過去に何かあったようなのだが、腐ることなくヒーロー目指すってすごい。きっと育てた両親も立派な方なんだろうなあ。何かひとつ環境が違えばここにいる1Aの誰しもヴィランサイドになる可能性があったというのを否めないところがまた憎い。
これは余談だけど常闇くん、腕意外と鍛えられてた!普段あんま見えないけどかっこよかったな〜黒のグローブも。

デクvsナイン。デク頭冴えてるからAFOみたいな能力だ!ってすぐ気づいた。偉い。でも徐々に追い詰められていってまじで危険…!というときにお姉ちゃんが、大きいデクの空気人形(デパートの屋上にありそう)っぽい幻影出して、誰かデクを助けてー!って発信したの激アツだった。そんでそれ見た爆豪が秒で現れたのも激アツだ。かっちゃん〜〜 ; ; 
かっちゃん戦い方も超臨機応変。でも複数個性に押されて劣勢。あばら持ってかれたときのかっちゃんの声やばかった。しこりんすげええ。10分耐久動画作って永遠に聴いてたい。
そしてデクかっちゃんの共闘!!息ぴったりだよすごいよ……ウッウッ……奮闘するも、新個性の落雷を喰らって超大ダメージ。戦闘不能に。いよいよ個性を奪おうと弟くんの方に近づこうとするナインだけど、その足を片足ずつ掴む2人。お互い骨折してるし圧倒的なパワーもつナインを止められるパワー残ってないくせに絶対諦めない。そのシーンにくっっっそグッときた。鋼すぎる。試合に負けても勝負は終わってないって感じした。

ナインのタイムリミットもあり、仲間の助けを得て何とか撤退する……のが前半かな。前半だけでも見どころたくさんあったのに、後半はさらにまた増えるから…書ききれない… 


力尽きたので感想分けよ〜後半はまたいずれ。
たぶん今日も観て来ると思う。彼らの勇姿を目に焼き付けてきます!!



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