虹 ④
【おかめちゃんとおさめちゃん】
登場人物
①🐢おかめちゃん
亀と人間のハイブリッド
亀の名残りは、甲羅と
ゆっくりの歩みのみ
ハイソサエティにみえるが
じつはおとぼけな二十歳
②🐬おさめちゃん
サメと人間のハイブリッド
サメの名残りは、
鋭い歯とへの字口
そしてサメ肌
いちご大福が大好きな
自他共に認めるおとぼけな
二十歳
③ポピ
正式名は
ポピポピポピットナー
またの名を太郎
ニボシという星からきた
宇宙人
前回までのあらすじ
虹の美しさに見とれる
おかめちゃんとおさめちゃん
そこへ ポピポピポピットナー
またの名を太郎という宇宙人が
やって来て
しばらく滞在することに
そして
滞在二日目
今日はおさめちゃんが
おかめちゃん宅へ
🐬「おかめちゃーーん」
🐢「はーあーい♪
おさめちゃん
ごきげんよう♪
ポピポピポピットナー君用の
お弁当これでエエかな?」
🐬「うわあ 上手ーー!
私のも見てーー」
🐢「海苔でデコッてるやん
ポピポピポピットナー君の
形やん♪喜ぶでーー!」
🐬「じゃあ行こうか?」
🐢「うん 」
てくてく
てくてく
UFO のところへ到着
🐢🐬「たのもーーう
たのもーーう」
ポピ「あー!
おっつ!おら○空
いらっしゃい
お花どうぞーー」
🐢「わあー
ありがとうっていうか
どうしたのこれ?」
ポピ「ほら あそこの!
あそこに咲いてる」
🐬「わあーー
むつおばさんの畑じゃんか
あーー!
むつおばさんのチューリップ
切ってある!
ヤバイねーーこれ……」
ポピ「なんで?」
🐢「ポピポピ太郎君よ
ありがとう♪
お花もらえたのは
私たちうれしいよ
でもこのお花
むつおばさんが
球根植えて大切に育てた
お花だから
むつおばさんの
ものなんだよ
勝手にとっちゃ
いけないんだよ」
ポピポピ (_ _。
🐬「でも気持ちはうれしいよ
ポピポピポピットナー
またの名を太郎君
ありがとうね♪」
ポピ「(_ _。)
僕 どこへ行っても
怒られたり
注意されたりばっかりや
(ノ_・。)なんでいつも
どこへ行っても
こうなんだろう………」
🐢🐬「ポピポピ君……」
🐬「あっ。だから
環境を変えれば
自分も変わるかもって
地球に来たのん?」
ポピ「う……ん
まあ そんなとこ
o(;△;)o」
🐬「じゃあ
仕事が出来る
サラリーマンみたいに
新しいビジネスを!
言うてたんは?」
ポピ「いや、ビジネスより
まあ 美しい虹が
僕ちんを
ここへ
来させたんや
虹が
導いたんやな(遠い目)」
🐬「?(゜.゜)」
🐢「まあまあ
とりあえずさ
気分直して
お弁当食べよう
ポピポピ太郎君は
玉子焼きとか好き? 」
ポピ「玉子焼きって
どんなの?」
🐢「これこれ」
ポピ「ムシャムシャ
うんめー!!
たま焼きって
美味しいなーー!」
🐬「たま焼きじゃなくて
玉子焼き
私のも見てーー!」
ポピ「うわあーー
この爆イケ宇宙人
どっかで
見たことあるなあ♪」
🐬「あんたの形やがな!」
ポピ「わかってるがな(^_-)☆
お笑いでいうとこの
ちょっとボケて
みたんや(≧▽≦)」
🐢「おさめちゃん~
海苔でじょうずに
作ったよなーーー」
ポピ「うん ありがとうね♪
なんか元気出てきたーー!
っていうか
僕にホレてる? 」
🐢🐬「帰ろっか
(・ε・)(・ε・)」
ポピ「嘘やんかーー
帰らんとって
ポピポピ寂しい
一緒にこの謎な
食物食べよ♪」
🐢「謎って
ニボシ星では
なに食べてる?」
ポピ「ニボシ星違う
に星 やからな
なにも食べない!」
🐢「えーーーっていうか
ニボシって
さかなの形した
星かと思ったー
んで なにも食べないって
すごすぎー」
ポピ「僕ら食べても
食べなくても生きれるねん
だから食べ物の争いは
ないしね」
🐢🐬「へえーーーー」
~つづく~
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