出会って1週間でバンドに入って1日でライブをした -前編-

坂爪圭吾さんというむちゃくちゃ僕の人生と考え方に影響を与えた人がいる

2015、16年頃に圭吾さんのブログに出会ってから、常に死にたかった(もっとちゃんと生きたかった)僕が、自分はそのままでいいし、生きていていいし、なんなら楽しんでいいってことに気付いた。

その頃から、ふと電車の中だったり、外を歩いていたりして、「あぁ、この世界の人やものすべてが僕のために存在してくれてるんだな」って思って泣きそうになることがたまにあった。

いままで世界は敵だらけで、攻撃して来て、ボロボロにされて捨てられると思っていたけど、あれもこれも全部いままでのことも僕のためで、全部世界の愛なんだなぁって思えた。うまく言えないけど。

そこからさらに、なにか幸せなことが起きた時、奇跡みたいなタイミングがいくつもあったりとかして、もう世界がそう仕向けてくれてるようにしか思えないことがあって、僕の中では「世界=神様=運命」だなって今は思ってる。

何を言ってるかわからねぇと思うが、雰囲気だけ感じ取ってくれればいい。でも言っておきたいのは、僕は酔ってるわけでもなんかやばい薬とかキメてるわけでもなく、素面である。酒もタバコもヤベェ薬類も一切やらないが、素面でいつもこんな風に思っている。

声のでかい酔っぱらいとか見てて思ってしまう。いや俺は素面で完全にキマってるぞ、と。いやこんな話はもうどうでもいい。

とにかく、もう運命としか思えないし、本当に奇跡の連続がエグい。そんなことが今ありすぎて、なにか目に見えないものすごい作用が働いてることがはっきりと目に見えている。行動したら神様は絶対何かをくれる。

2/9:初めて圭吾さんに会う

圭吾さんは去年から音楽を始めて今THE PRESENTSというバンドをやっている。それをはじめて観に行ったのは先週2/9の名古屋。圭吾さんのブログを勧めて僕よりもハマってくれた母がライブを見に行きたいなぁと言っていたことがきっかけだった。いこうよ!と言ったところ名古屋なら行けるかなぁということで、じゃあ名古屋いこう!と決めた。

圭吾さんにはもちろん会いたいとずっと思っていたんだけど、ブログのおかげで楽しく過ごせるようになっていたからなのか、なにか踏み出すまで行っておらず、まだ会ったことがなかった。

ライブが始まり、「あの坂爪圭吾さん」の空気に直に触れて、不思議な気持ちの中最高の演奏が鳴り響いていて、食い入るしかなかった。

終わったあと、ついに圭吾さんとお話できた。頭がパニックのまま、とにかく感謝だけは伝えなきゃとおもって、話し始めたら、自然と涙が溢れて来た。圭吾さんはあの地獄から僕を救ってくれた、救世主だった。やっと会いに来れた。

その日の夜に言葉で全く伝えきれてないライブの感想からなにから全部まとめて圭吾さんのLINEに送った。

朝見ると、「15日にイベントがあるからrest inn peaceに来ないか」と誘われた。完全にスイッチが入ってしまってる僕は即答で行きますと答えた。

ちなみにrest inn peaceというのはムッチャクチャ死ぬほど平たくいうと圭吾さんの周りの人達が集まってる場所だ。そこにシェアハウス的に住んでる人も何人かいるし、そこに集まる人たちや圭吾さんがイベントを開いたりする場所でもある。


2/14:大阪でのTHE PRESENTSのライブ

15日の前日、14日の朝、母からTHE PRESENTSのyoutubeの動画が送られてきた。内容は「今日大阪でライブやるから絶対来いよな!」って感じのやつだった。それを見た結果がこれである。

画像1

なんども言うが完全にスイッチが入ってしまっているので、外に出るの大嫌いで家にず〜〜〜〜〜〜っといる僕が一週間のうちに名古屋と大阪に行ってしまったのだった。一瞬ごちゃごちゃ考えたが、5分で悩むのをやめてほぼ乗ったことのない新幹線のチケットの取り方から調べた。圭吾さんにも行きます、と連絡した。

この日のライブも本当に最高の最高で、名古屋の時はそこまで曲を知らずに行ったので感じたものはたくさんあったものの、脳が情報を処理しきれてない感じだった。

でも大阪では名古屋で聴いた曲もやっていたし、名古屋以来youtubeで曲を聴いていたのでさらに歌詞や演奏がスッと入ってきて、むちゃくちゃに心に刺さった。

共演の五十嵐千尋さんの演奏と春花さんのダンスもむちゃくちゃ心に刺さったと言うか、もうなんかジリジリきた。この方達、マジだ。むちゃくちゃ自分の人生と戦ってる。引き語りとダンスを見ただけなのにそれがもう伝わってくる。

この頃からマジな人たちの空気に当てられて少しずつ自分の中に何かが生まれてきていた。僕はこのままでいいのか?ともかく明日rest inn peaceに行くの緊張しつつ楽しみだ。

初めて夜行バスに乗って家まで帰ったが、腰がDEADした。

2/15:初めてrest inn peaceに行く

初めての場所でドキドキしながら向かった。自分の家から近いんだけど、ずっと行きたかったけど行ったことなかった場所。

この日はパラ会という、名古屋、大阪とTHE PRESENTSのメンバーになりつつ大阪ではソロでのダンスもしていた春花さんが主催する女性中心のイベントだった。僕がどう説明するよりもこの最高の記事を読んでもらったらわかる。

この日はカンパニー女子部でどんなことをしたいかというようなお話しに混ぜていただいた後、その中の二人の女性が「マジの自己表現」の踊りを見せてくれた。

お話しの部分も男ながらたくさん共感する部分があって首がもげそうになるくらいうなずいた。その後の二人の女性のダンスも、完全に大阪のライブを見た時と同じ感覚になって、もはや「僕はこのままでいいのか?」ではなく「お前(自分)は何をするんだ?」に変わっていた(ここめちゃくちゃ重要)。

この場所には本当の言葉しかないし、本気の人しかいなかった。いや、そういう場所だろうと頭で考えて理解したつもりになっていた部分はあったが、ほんとのほんとに自分の心をむき出しにして生きている人しかいなかった。

その後女性陣の中の一人が持ってきたキラッキラのゴールドドレスを全員が着回すというパワフルな現場に呼ばれて見に行った。なぜかわからないが全員めちゃくちゃ似合っているし、ほんとに同じドレスなの!?ってくらい着ている人によって印象がちがった。

前から女性ってみんなダイアモンドだよなあって思うことがあった。磨いてる人でも磨くのをやめちゃうとホコリかぶっちゃったり原石のままでいる人もいるけど、磨けば本当にだれでもダイヤモンドの輝きを放つってくらいに素敵な生き物だという説を勝手に唱えている。キモいとか言わないでください。純粋な気持ちです。

つまりは、その説が本当に実証されてるな、と言う現場を見た。ドレスを着た瞬間からみんな春花さんがいう「BORN」していた。完全に。もう表情が明らかに違ったし、眩しかった。そしてなんだかこんなにいろんな人に素敵に着られていて、ドレスが喜んでいるように見えた。

その後、女性たちが帰った後、残った三人で音楽ややりたいことについて話し込んでしまった。一人は最近ギターを始めたばっかなのに自分で曲も作って歌っているまゆこさん、もう一人はrest inn peaceに住んでいてギターもやっている笑顔が超素敵なたきぐちさん、最後はやりたいことを探している大学生のケンさん。

何かしなきゃいけないと思っている自分の心を素直に話すことができて、三人とも僕の話に真剣に耳を傾けてくれた。そして三人の話も食い入って聴いてしまった。こんな風に全員がまっすぐに思ったことを本当の言葉で話せて、全員が真剣に聴いてくれることなんて生まれて以来初めてで、むちゃくちゃ素敵だった。

話の流れでたきぐちさんが、みんなで曲を作って発表する、と言うイベントをやろうと言ってくれた。ここには本当の言葉しかないので話がものすごいスピードで進む。そして一度も曲を完成させたことがない僕が3/1までに2曲作り、発表するということになった。他の三人も参加してくれる!

ケンさんも誰にも言ったことない「やりたいこと」を話してくれて、なんなら少し片鱗を見せてくれたけどそれも本気の本気で、むちゃくちゃに刺激になった。

ここでじわじわと感じていた「僕はこのままでいいのか?」「お前(自分)は何をするんだ?」という問いに答えが一個出た。これだった。これを求めていた。何か得られるかなと思ってここに来た。素晴らしい人たちと素晴らしい表現に触れて、刺激にはもちろんなりまくっていたが、それと同時に同じくらいのモヤモヤが膨らんでいた。でもやっと見つかった。

やりたい!と勇気を出して誰かに伝えたり行動することは本当に大事だった。わかっていたつもりだけど本当に大事だった。三人とはもう魂のフレンズの気持ちでラインを交換した。

最高の気分で家に帰った。


2/16未明(2/15深夜):決意

その夜のことだった。自分のやりたいに素直になれた瞬間に、どんどんやりたいことが出てきて、自分のなかの全何かのスイッチがONになっていた。

大阪のライブの時、演奏にのめり込みながらも僕はそのステージ側に自分がもしいたらこんなフレーズを合わせたいなあとかずーっと考えている自分がいた。


THE PRESENTSでギターをやりたい。


いやいや、プレゼンツはあの感じがめっちゃ素敵で、エレキギターが入るのはまた違うんじゃない?そもそも、自分がそんな図々しいこと言う前にもっと入るのにふさわしい人がいくらでもいるはずだ。自分は圭吾さんをブログで知っていたけど、初めて会ったのは一週間以内、はやすぎる。まだ三回しか会ったことないし、だいたい、そんな突然やりたいとか言って断られたら・・・・・

でも、僕の中にいる圭吾さんは言った「いや、おやりなさい。死んで来なさい!」

迷いに迷った末、深夜3時近くに圭吾さんに連絡した。


おわかりだろうか?ヤバない?

長くなってしまったし流石に眠いので今日はここまで!!!!

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