#03 人は一瞬で変われる①
ゴールデンウィークも終わり、春の陽気から新緑の心地よさを感じるようになってきた。
今日は休診日なので、天気も良い事だし、近くの公園へ散歩に来ている。
私の家の近所には、大きなグラウンドを囲んでランニングコースのある、木々に溢れた自然豊かな公園があり、時折木陰のベンチで読書をする事が習慣だ。
グラウンドでは、少年達が草野球をしている。
あれは、ピッチャーの小学生だろうか。
監督と思われる男性から、フォームについて入念な指導を受けている。
何度も何度も監督が見守る中、ピッチングを繰り返し、ああでもないこうでもないと試行錯誤している様子が伺える。
何かに気づいたその瞬間、人は変われるものであり、彼も何か一つ気づきを得た時に更なる素晴らしいピッチングが出来るようになるのだろう。
よく人が変わる変わらないの話は、自己啓発系の中でも話題になるが、せっかくなので少しこの辺りを掘り下げて考えてみよう。
今回のテーマ:なぜ人は変われないのか?
多くの人は、変わりたいと思っている。
今よりもスリムになって理想的な体型になりたい。
今よりもお金持ちになって優雅な暮らしがしたい。
仕事が嫌なので転職したい。
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etc
様々な理想・願望を持っている人がいるが、果たして全員それを実現しているだろうか?
恐らく、ほとんどの人が実現できていない。
それはなぜなのか?
答えは、変わりたい動機が「自己否定」からきている人が多いからだ。
先程の理想・願望の例を振り返ってみると・・・
・スリムになりたい ↔︎ 太っている
・お金持ちになりたい ↔︎ お金を持っていない
・転職したい ↔︎ 仕事が嫌だ
ここで考えてもらいたいのが、上記の左側は「思考」、右側は「心」だという事だ。
人間というのは、心のエネルギーの方が強いので、現実はそちらの方に引き寄せられるのである。
では、実際にどうすれば、人が変われるところまで到達出来るのか?
その続きは、次回で語る事にしよう。
さあ、野球少年達の試合が始まる。
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