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#弾丸ツアーズ セブ島 アヤラモール‼️

親切な若者のおかげで乗れたアヤラモール行きの14Dのジプニーは、驚くほどに空いていて快適に移動ができた。

仮に先程の場所セブシティで運良く13Cのジプニーに乗れたとしても…ギュウギュウの状態での移動になったと思うから、スリなどの犯罪に遭遇することもあったかもしれない。

夜のジプニーはスリの被害が多いし、日本人は大人しくてお金を持っていると思われているから『夜のジプニーには乗るんじゃないわよ!』と語学留学での滞在中に先生には厳しく注意されていたことを思い出した。

仮になんらかの軽犯罪に遭っていたとしたら…旅が台なしになっていたかもしれない。そう考えるとあの時の若者の親切が今更ながら身に染みてくるようだった。

ジプニーが無事にアヤラモールに到着して、さぁ入ろうか!と思って扉に手をかけた瞬間、店内から警備員が出てきて
『今日はもう終わりだよ❗️』って言われてしまった。

日本のように…
“そこをなんとか少しの時間だけお願いしますよ!”って、ことにはならないのが外国らしい。

時計を見ると20:55❗️
今日は21:00までのはずでは⁉️
まだ5分前じゃん!

そう思うのは日本人的な考え方であって…セブの人たちは週末は家に帰って家族とゆっくり過ごしたいから早く帰りたいのだ。

『なんとか7Dマンゴーだけでも、買わせてもらえないかな?』とお願いしてみるが…

『オレはこれから家族と食事に行くからダメダメ‼️』と門前払いである。

それでも、なんとか粘って…
『じゃあ、このへんで美味しいフィリピン料理を食べれる店を知りませんか❓』と聞いてみる

『ここ真っ直ぐ行った大通りに出ればあるかもな⁉️ただし、もう21時だから開いているかは分からないぞ⁉️』…

2人には…『7Dマンゴーも買えず、美味しいフィリピン料理を食べることもできずにホテルに戻るしかないけど…いいかなぁ⁉️』って言うしかなかった。

そうしたら意外にも…『7Dマンゴーは、ホテルの売店で買えばいいし、食事も途中で何か買って食べればいいよ‼️』って返事が返ってきた。

2人の優しさになんか救われた感じだった。

ホテルに戻る為にタクシー🚕乗り場を探さなきゃなんて話しをしていたら目の前にタクシーがスゥーっと現れて驚いた。

『運転手さんに**ホテルまで行ってもらえますか?』と伝えてタクシーに乗り込んだ。

タクシーの運転手さんは陽気な人でよく話しをするひとだった。

『今日どっか行ってきた帰りかい?』って聞かれたので…

『オスロブにホエールシャークに会いに行ったんだけど、会えなかったんだよ!』
『でも、オスロブは良いところだったよ!』

『そっかぁ!会えなかったのは残念だったけど…楽しめたんならよかったな!』

今度は、こっちから運転手さんに質問してみた。『昨日も今日も、街中に沢山の人が集まっているみたいだけど…祭りか何かあったの?』

『日曜日はいつも混んでるよ!今日はLapLap(ラプラプ)という街で、マゼランからセブを守った伝説の英雄ラプラプをたたえる祭りをやってるから特別に混んでいるかもな⁉️』

オレが『えっ⁉️ラプラプ⁉️』って誰だろう⁉︎みたいな顔していたら…

『えっ⁉️ラプラプ知らないのか❓ボクサーのパッキャオと同じぐらいにフィリピンでは有名だぞ❗️』

『えぇーそうなの?パッキャオは知ってるけど…ラプラプは聞いたことないなぁ⁉️』

『ホントかよ!セブではラプラプは超有名だぞ!その有名人の名前が街の名前になってるんだぜ!』

『ふぅ〜ん!そうなの!』

『せっかくだから、ラプラプとマゼランが戦った戦場を案内しようか?時間あるか?』

『チョット待ってて!2人に聞いてみる。』

カクカクしかじか…こういうことなんだけど行ってみたい?話してる途中から2人は興味津々(きょうみしんしん)の様子だった。
『いいよ!行ってみよう!』即断即決である。

という訳で…急きょラプラプを案内してもらうことになったオレたち3人は想像以上に素晴らしい経験をすることになったのである。

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