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#パラオ KBブリッジと果樹園‼️

海遊びを満喫した翌日は、山遊びを満喫するために“ガラスマオの滝ツアー” に参加した。パラオには多種多様な生物が住んでいる海だけではなく、ジャングルや沢、尾根までもある風光明媚な大自然が、バベルダオブ島の北西部に存在している。そして、この大自然の象徴とも言えるのが…滝幅37m! 落差がなんと…30m⁉️実にマンションの10階の高さに相当する高さの“ガラスマオの滝” なのだ。

ガラスマオの滝へは、ホテルまで迎えに来てくれたツアーバスで移動した。ホテルのあるコロール島からバベルダオブ島を抜けてガラスマオの滝までは、約1時間の道のりだ。

パラオに到着した時間帯が夜だったので、その存在にきづかなかったのだが…バスの前方にコロール島とバベルダオブ島をつないでいる大きな一本の橋が見えてきた。この橋の名前は “KBブリッジ” といって、日本がパラオの為に作った両国間の友好を象徴する橋だということをツアーガイドさんが説明してくれた。

橋の入り口には “Japan-Palau Friendship Bridge”  ”日本とパラオの友好の橋“ という記念碑が建てられている。1914年から1945年太平洋戦争が終わるまでの31年間、パラオは日本の委任統治領だったこともあり両国は歴史的に深い関係を持っている。日本は戦争での爪痕もパラオに残してしまったかもしれないけど…パラオの人たちの役に立つこともしていたんだなぁ! KBブリッジを眺めながら、しばし…先祖への想いに浸った。

KBブリッジを渡ってバベルダオブ島へ入ると急に自然むき出しの景色へと変化していく。それもそのはず…バベルダオブ島には、国際空港こそあるものの…まだ多くの農漁村が残っていて人々は昔ながらの半自給自足な生活をしている。パラオの人々の生活拠点の多くは隣のコロール島にあるので、コロール島の方が近代的というわけだ。

バベルダオブ島の田舎道を北西方面に走っていき、途中、日本人夫婦が経営しているという果樹園に立ち寄った。ココでは、パラオを代表する果物が豊富に収穫されると聞いた。南国を代表する果物パパイヤ、グアバ、ドラゴンフルーツもあれば…パラオレモン、サワーサップ、ノニなどパラオならではの酸っぱい果物も豊富に揃っていた。大量生産ではなく、最低限の機械を使った昔ながらの手作業が中心となるので収穫量は決して多くないが、作り手の愛情がタップリ注がれたトロピカルフルーツたちは、どれもイイ顔していた。それらのフルーツを原料としたアルコールを試飲させてくれたのだが…まだ、出荷前の状態なので雑味が強かった。これらが精製されて店頭に並ぶ頃にはイイ味になっているんだろう。パラオの人たちが健康維持のために毎日飲んでいるというノニを原料としたノニエキスも試飲させてもらった。

すっ!すっぱぁー‼️

思い出しただけでも唾液が出てくるほどに酸っぱかった。

果樹園を後にして再びバスで移動する。

ついに、ガラスマオの滝に通じるトレッキングコースの入り口に到着した。到着してすぐに出発というわけにいかず…ガイドさんからツアーについての注意点と安全についてのレクチャーをしっかりと受けた。そのあと、レンタルしたマリンブーツに履き替えた。トレッキングコースには水場があり、滑りやすい場所も多いのでスニーカーよりも濡れても滑りにくいマリンブーツを勧められた。大自然相手の遊びには、何はなくとも安全第一ということだ。

準備も整ったし…ガラスマオの滝へ向けて…いざ‼️

と思ったら…何やら向こう側に見かけたことのある人が…

実は…オレとナオは、昨日のマリンツアー終了後にインパックツアーオフィスで1人の日本人女性ツーリストと知り合っていた。その人がマミちゃんだった。ナオとも気が合うようで、すぐに打ち解け合っていた。偶然にも、今日のガラスマオの滝ツアーに参加していたというわけなのだ。

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