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#パラオ 爆速❗️スピードボート‼️

今日から3日間は人生初のダイビングを体験しにカープ島という島に行ってきます。ダイビングライセンスが無くても、インストラクターがついていれば、ある程度の深さまで潜ることができる。オレもナオもダイビング経験はゼロ!まったくの素人だ。カープ島のダイビングインストラクターは日本人と聞いているので安心して潜れそうだ。

ホテルからボート乗り場まで、迎えの車に乗って約1時間の移動。真っ青な空の下にボート乗り場が見えてきた。廃材のような木だけで作られた簡素なたたずまいはとても南国ちっくだった。この時点でワクワクセンサーはMAX‼️

乗るのは5〜6人乗りのスピードボートと呼ばれる乗り物で、ボートを運転するキャプテンは恰幅(かっぷく)が良くてみごとなヒゲを蓄えた…色の黒いサンタクロースが短パンとタンクトップを身につけたみたいな人だった。乗船していたのはオレとナオの2人だけ。湾の中では比較的ゆっくりだったスピードボートだったが…湾を出た途端に一気に加速❗️スピードボートという名の通り…ものすごいスピードで海上を爆走し始めた。走るというか⁉︎まるで海の上をホッピングしているかのようだった。さすがに水深の浅そうな場所やカーブでは減速してくれるけど、それ以外の場所ではアクセル全開だった。

このボートに限っては “ゆっくり景色を楽しむ” とか… “景色を見ながら会話する” なんてことは、ほとんどできなかった。スピード全開の時は足を床に踏ん張ってひたすらG(ジィー)とギャップに耐えるだけ!乗ってみて初めてわかったことだけど…ボートってスピードが出れば出るほど、わずかに小さな波のウネリでも、衝撃波となってボートを吹っ飛ばそうとする力に変わってしまう。なので…両足で床をグッと踏ん張ってないと衝撃で体が吹っ飛ばされそうになってしまう。シッカリと体がホールドされているジェットコースターより断然迫力があった。スピードボートに乗っているだけなのに…かなりエキサイティングだった。

海外の海では日本の船舶では味わえないようなスリルと興奮が、いとも簡単に体験できてしまう!!

比較的、スピードが緩やかになった時を見計らって、キャプテンに話しかけてみた。

『あんなにスピード出して怖くないの?』

『全然❗️むしろ怖いのは…ボートの進路にウミガメがひょっこりと現れることだな!カメの甲羅はすごく硬いから、ぶつかったらボートなんて簡単にひっくり返るぜ!ガハハ‼︎』って…怖いもの知らずなキャプテンをビビらせるウミガメって…偉大だぜ!あれだけのスピードを出しながらも意識は海ガメの甲羅の一点に集中させていたなんて…

無事にカープ島に到着した時は、ホッとしたと同時に…今回ばかりは日本で海外旅行傷害保険に入ってきて良かったぁ!って思った。 

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