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#パラオ 体験ダイビングを終えて感じたこと❗️

体験ダイビングを終えたその日の夜。夕食には沢山の刺身が並んでいた。常連客の ”お父さん“ って人が、昼間釣り上げたサカナ君たちらしい  
 しかも…オレたちがダイビングしていたニュードロップオフの辺りで釣りをしていたと言うではないか!

『もしかしたらダイバーが釣れていたかもな!ガハハ‼︎』だって…海の男はどこまでも楽天的である。

この日の宿泊客は、オレとナオ、日本人の女性ダイバー、イタリア人カップルの5人だった。普段、口にすることのない”生の刺身”や”日本の醤油”にイタリア人カップルも初めは驚いてはいたが・・・パクッと一口食べれば満面の笑顔だった。

釣れたての魚の刺身となったのは…イソマグロギンガメアジオオメカマスなどパラオを代表するサカナ君たちばかりだった。パラオでは希少な日本の”お醤油“   もこの時の為に、スタッフの一人が、定期的な買い出しでコロール島に行った時に買ってきたものである。余談ではあるが…パラオには実に日本的な物が多いことに気づく。先程の醤油もそうだ。日本がパラオの委任統治領だった名残りがここカープ島でも見られた。

夕食の刺身を食べながら、サキさんがダイビングで見た魚たちのレクチャーをしてくれた。オレとナオはすっかり海の中の世界に魅せられてダイビングにハマりそうだった。『ライセンス取ったら是非、また潜りにおいで!』その時は、本気でライセンスを取ろうと思っていたが・・・10年経った2020年現在、まだ実現していない。

その後も、お父さんの釣りの話しをみんなでゲラゲラ笑いながら聞いて酒盛りは続いた。ダイビングで有名なカープ島も、お父さんのように釣りすることを楽しみにやってくる人もいる。これは新しい発見でもあった。ダイビング三昧な旅も良いし南国で釣りを楽しむっていうのもありだな。

昨晩に続き・・・『桟橋で光ってるよぉー❗️』の声でゴカイの産卵を見に行った。昨晩以上に、広範囲で青白く光っていて暗闇に浮かぶ幻想的な光景は一生忘れることはだろう。まさにカープ島のオーナーの言葉 ”何もない贅沢”  を味っている瞬間だった。

そうそう・・・驚いたことに新婚旅行で来ているオレとナオの為に、スタッフ一同で手作りケーキを用意してくれていた。これには感激した。結婚式のようにケーキ入刀のパフォーマンスもあって無事に切り分けられたケーキをみんなで食べる。なんとも言えない贅沢な瞬間だった。

ダイビングに限ったことではないけど、こうやってウエットスーツを脱いでからもスタッフと一緒に時間を共有できるってことがツアーには大切なことなんだと実感した。ダイビング中や移動のボートの上だけだったりすると、お互いの素の部分まではわからないし、ダイビングの余韻に浸る時間が不足してしまうような気がする。ダイビング中はお互いに話しができないから余計に海上がりに見てきた魚の話しがしたくてしょうがない。

そういう意味でも、スタッフやまわりの人達、環境に恵まれたカープ島での体験ダイビングは最高の思い出となった。

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