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#パラオ いざ‼️ガラスマオの滝❗️

いよいよガラスマオの滝に向けて出発!

ここからの道は、完全な山道になっていく。いきなり冒険心をくすぐる物が目に飛び込んできた。目の前には、朽ち果てたトロッコレールが先まで伸びている。まるで映画インディージョーンズの世界さながらの景色だった。このトロッコレールは旧日本軍が物資などの運搬のために作ったようだ。そんな光景を目にしたら、この先どんなことが待ち受けているんだろう⁉︎ 嫌でも気持ちは昂(たか)ぶってきた。気分は探検隊だぁ!

ガイドさんを先頭にツアー参加者たちは想い想いに山道を進んでいった。

オレだけは…まだ映画の世界観から抜け出せずにいた。トロッコレールの上を歩きながら…「これってまるでスタンドバイミーの世界だよなぁ!」気分はリバーフェニックスになりきって妄想の世界にドップリ浸り続けていた。現実に引き戻されたのは…遠くに野鳥のさえずりを聞いたような気がしたからだ。耳を澄ませば確かに鳥の声が聞こえてくる。ヤッホー!なんて叫んでみたりして…

大自然の懐(ふところ)に抱かれながらの森林浴にこんなに癒されるなんて…山歩きをしたことがなかった当時は、森林のもつ癒し効果にとても驚いたものだ。

さらに道のりは険しくなってきたが小さな滝壺もいくつか見えてきた。ガイドさんの判断で安全そうないくつかの滝壺に飛び込んだり…短い距離だけどウォータースライダーのように滑ったり…しばらくの間、全員が童心に帰ったように無邪気に水遊びに夢中になった。

全員びしょ濡れな姿でまた道を進んでいくと…急に視界が大きく開けてきた。どうやらガラスマオの滝に到着したみたいだ。

うわぁー❗️スゲェー❗️なんて雄大な景色なんだろう❗️まるでデッカい噴水のようだ。落差30m❗️滝の高さが高すぎるのか⁉︎水の一部が滝壺に落ちる前にミストのようになって空中に浮遊している。そのミストに太陽の光が当たってキラキラ輝いていた。なんてキレイなんだろう。空中には大量のマイナスイオンもタップリ。

少しの滝の水に打たれながら幅が37mもあるといわれているその裏側に入り込んで滑りやすい岩場を端から端までカニのように横歩きをしながら移動してみた。その時、内側から滝を眺めるという生まれて初めての経験をした。それは、まるで大きな水のカーテンだった。オレたちは大はしゃぎで滝の水と戯れていた時に、ガイドさんはその様子をせっせと写真に撮ってくれていた。

ツアー参加者全員が満足した頃「そろそろ戻りましょうか!」のガイドさんの発声で帰ることになった。来た時と同じ道を通ったはずなのに…帰りはアッ!という間にコースの入り口に戻ってきてしまった。

沢登りや廃線跡、尾根あり、ジャングルありとパラオの自然は見所が満載だった。見どころはガラスマオの滝だけではなかったというわけだ。

こうして、昨日の ”シーカヤックツアー“ に始まり、今日の “ガラスマオの滝ツアー” で終わるまで、事故やケガがなく無事に終えることができた。やっぱりアウトドア遊びで何事もなかったというのはとても嬉しいことだ。 

ツアー会社インパックのスタッフあってのことだね!

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