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FDIとFIREのポンコツ推考

こんにちは! ポンコツおじさんです。
若い方を中心にFIRE(Financial Independence, Retire Early)の考え方が流行り、浸透してきていますが、流行・浸透には理由があると思います。それをポンコツなりに推考してみたいと思います。

FIREを目指す方は今の仕事や労働環境をネガティブに捉えている方が多いと思います。ぶっちゃけポンコツおじさんもその口で時々、今の仕事や労働環境は無理ゲー・クソゲーだなって、思っています。
逆にいくと、今の仕事や労働環境がネガティブだから、FIREを目指す人が増えている、となります。それがホントかどうか、ポンコツ推考します。

財務省が対外FDIと対内FDIに関するレポートを発表されているので共有します。
対外FDIは、日本の企業が海外の企業に直接投資することです。その額のTOTALが1235億ドルだそうです。

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…見づらくてすみません。
次に対内FDIの方です。先ほどの逆で、海外の企業が日本の企業に直接投資することです。その額のTOTALは0109億ドルです。

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日本企業→海外企業:1253億ドル
海外企業→日本企業:0109億ドル
どうしてこうなのかという原因は色々あるようなのですが、今回の話としては結果だけでも十分だと思っています。日本企業は投資する体力はあるが、投資される魅力はない、と考えることができます。
グローバルな見方をすると、日本企業に投資する価値は低いということです。もちろん、日本企業の中にも投資される価値のある魅力的な企業はあります。ただ総じてみると低いというのが厳しい現実なのだと思います。

そんな日本企業に、残り勤続年数の長い若い人たちが働き続けることに、どこまで合理性があるでしょうか?ないのであれば、グローバルに投資価値のある魅力的な企業に転職するか、それが難しければ日本経済の相対的強いうちに稼いだ給与で、(対外FDIする日本企業と同様に)海外企業に投資するのは、合理性のある行動だと思います。

以上、超ざっくりのポンコツ推考でした。
それでは!

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