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時間軸が離散的な息子氏と、多様な脳味噌の個性について ~その①

端緒

自粛自粛でパッとしない夏休みが明け、息子氏の小学校が再開してしばらくたったある日のこと。少し気になる事象が起こり始めた。

息子氏が盛大に学校の宿題を積み残すようになったのである。

我が家の場合、学童に預けているので親的には学童で宿題を終わらせてほしいのだが、遊んでしまうので宿題を積み残して帰ってきているらしい。
まぁそれでも家でおとなしく宿題をやるのであればよい。

だが、息子氏は帰宅直後ラジオやそのほか遊びをやりたがるところを制止して宿題やってからだよ、と言うと猛烈に怒りだすのである。

息子氏:「宿題やりたくない。遊びたい」→
親:「宿題やってからじゃないとダメ。終わったら遊べるんだからやればいいじゃん」→
息子氏:「いや。宿題やりたくない」→
親:「じゃあ今日はお遊び一切なしだよ?明日先生に宿題やりたくないからやりませんでしたって説明して?」→
息子氏:「それはいや」→
親:「…いや、じゃあ宿題やろうよ」
(繰り返し)

というやりとりを1-2時間繰り返すことがあり、説得が4時間かかることがあった。(ちなみに、宿題が難しすぎる・多すぎるということはなく、着手すればおおむね30分程度で終わる)

これは、さすがにおかしいんじゃないかしら。なんか学校か学童でお友達と喧嘩して荒れてるんじゃないかしら。

そう思ったポンコツ親はとりあえず学童に問い合わせしてみることにした。

素行調査、開始

早速学童の先生に事情をお話し、学童での最近の様子を電話でお伺いをしたところ、お忙しい時間にもかかわらずものすごく丁寧に下記ご回答をいただいた。

・宿題を全くやっていない、というのは驚いた。
・本来宿題をやってから自由時間のはず。
・ただし、厳密に点検はしてなくて、あくまで自己管理に任せている
・友達とのトラブルは今のところない

ということで、特に直近でストレスがあったというわけではないらしい。

ただ、その後で先生が少し気になることをおっしゃった。

以前学童で泣いていたことがあり理由を聞いたら
「宿題やらないとゲームはダメってパパが言うの」と言ってて、何かがきっかけで家の出来事を思い出してしまったようだ。
「宿題終わらせたらゲームできるじゃない?」
と言っても一向に泣き止まず
「ゲームできないのはいやだ、いやだ」
と言い続けて意思の疎通がとれなかった。
これは一体どうしたのかなぁとその時思った

…いや、だから宿題やればゲームでもなんでもできるのに、それが彼はなんでわからないんだろう?正直、私は困り果てていた。

もうここは素人が変に考えるより、識者に話を聞くべきかもしれない。そう思って、私は近所にたまたまあった、児童精神科に電話をかけてみた。

自費でもいいから、頼む

一応、私はやる気になれば行動するのはそこそこ早い。(なお、やる気が出るまでは遅い)
電話をかけて、一通り問題となっている事象をバーっと喋って、つきましては診療を予約したいとお伝えしたところ、「今診察が混みあっており1か月以上先になる」とのこと。

そうよね…こういう科ってすごく混むのよね…とガクッとしていたら、
「自費診療ですが、親御さんのカウンセリングという形で相談できますよ」と救いの手を差し伸べてきた。

ありがてぇ…と、思ったポンコツ親は二つ返事で
「全然自費でいいっす!おねしゃす!」
と勢いよく返事をしたのであった。

【その②につづく↓】


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