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妻に収入で勝てない夫は節約で見返すことにした。

今月も妻に収入で負けた。
妻「36万円」vs 僕「27万円」

今年に入り8ヵ月連続で負けている。妻はフリーのWebライターなのでこの先どこまでこの収入が続くかは不透明ではあるものの、当面は勝てそうにない。

いや、待て。なにも稼ぐのだけが能ではない。要は家計としていくら資産を築けていけているかが重要なんだろ?争うだけでなく今こそチームとして考えようじゃないか。

となると発想の転換で、支出を抑えることも稼ぐことと同じくらい価値のあることなのだ。確かに稼ぐことは青天井で節約には限界がある。

でもやらないよりはやった方が絶対にいい。そんなこんなで忙しい妻に変わって僕がわが家で実行した"稼ぐことと同じくらい価値のある"節約を紹介しよう。

・スマホ代

われわれ夫婦は格安SIM会社のOCNモバイルONEで、月6Gの通信容量をシュアするプランに契約しだいたい月2,000円。(機種代含まず)

念のため言っておくと1人月2,000円ではなく2人で月2,000円。

よくショッピングモールで子供が風船を欲しがって携帯プランの勧誘を受けることがあるがこのプランの説明をすると大体気まずい空気が流れたのちに勧誘が終了する。

携帯代に関しては元首相の菅さんが頑張ってくれたおかけで世間的にも下がってきているみたいで統計では1人月3,000円くらいらしい。2人で6,000円と考えると月4,000円の節約に成功していることになる。

余談となるが残念ながらこのOCNモバイルONEは2023年10月現在、新規契約の受付を終了しちゃってます(docomoの新プランirumoへ移行させたいみたい)。がmineoなど他の格安SIM会社でも適正なネット容量を選べば、か~んなり携帯代は浮かせることができちゃいます。

契約方法もネットでほんとうに簡単なのでサクッとやっちゃおう。

・保険代

夫婦ともに結婚当初から生命保険、医療保険、がん保険とワケも分からずとにかく安心を買うという名目のもと保険料を垂れ流していた。

なんか払いすぎなような気はしてたけど、見直しするのも面倒だし保険の考え方がいまいち理解できてないもんだから5年くらいは放置プレイ。

それがたった1つの原理原則に立ち返り目が覚めた。
それが保険の唯一にして最大の目的は『金銭的に再起不能な事態が起きた時に備える』ことだということ。

そう、保険の対象が「金銭的に再起不能な事態」かどうかを判断できればその保険が必要かどうか一発で判断可能なのである。

たとえば医療保険。
入院費が不安で加入しがちだが冷静に考えると入院になってもある程度の貯金があれば再起不能になんてならない。
しかも高額な費用がかかる時には(国民)健康保険制度から高額療養費を補填してくれるので人生が詰むようなものではない。

こういうことにいちいち保険をかけてしまうと保険会社に手数料をガポガポ取られ大切な資産が○○生命に吸い取られてしまう。

てなわけでわが家では妻とも話し合い、月1万円ほどかけていた保険料が今では僕の生命保険と就業不能時の保険のみで月3,500円に削減できた!

月あたり6,500円の節約に成功したことになる。

・光熱費(電気・ガス)

電力やガスの自由化にともなって低価格で光熱費を契約できるようになった。僕もこの恩恵にのっかりキャンペーンも加味してその時々でお得な会社に乗り換えて節約してきた。

しかし昨今の燃料費高騰のあおりを受けこの電力・ガス自由化に参入した販売会社の販売価格が高騰。

わが家はソフトバンクのしぜん電気を契約していたが2023年冬の電気代は政府の補助込みで2万円という今までに見たことのない金額になって驚愕した。

これは燃料調整費が高騰したためで上限のない販売会社ではかなり電気代が上がってしまう。これに加えソフトバンクでんきでは市場連動価格方式も導入するというアナウンスもあり一気に電気料金が跳ね上がることが予想された。

そこでわが家ではソフトバンクしぜん電気のキャンペーンキャッシュバックを受け取ったのちに、燃料調整費に上限を設けている関西電力に戻すことで電気代が高騰するリスクを回避することができた。

あのまま契約を見直さずに放置していたら少なくとも今よりは電気代は上がっていたと思う。

上記のような固定費は一度見直すとしばらくは放っておいても放っておいても節約になるので効率がいい。

妻に収入連敗続きの僕はこれらの節約をやることによってなんとか今日も自分の存在価値を確かめているのであった。

追伸:女優の高岡早紀は自分よりも収入の低い男性とはお付き合いができないとお昼番組「ぽかぽか」で話していた。そんな世界線もどこかに存在するのだなと頭がぽかぽかしました。

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