マガジンのカバー画像

ポンデベッキオnote

227
これまでに書いた全ての記事です。
運営しているクリエイター

2024年5月の記事一覧

若者よ、Fランでもいいので大学へ行け

ツイッターで最近見かけるのが“高卒でいいよ論”である。 高卒でいいよ論とは、その名の通り『名も知られていないFラン大学に高い学費を払って行くぐらいなら、いっそのこと高卒から働いた方がお得だよ』といったものだ。 確かに大学の学費は確かに馬鹿にならない。私立大学では文系で398万、理系では542万のお金が平均で必要となる。大した勉強をしなくても入れる大学に入学し、これだけの費用を払い4年間特別な知識を身につけるわけでもなく、バイトや遊びに時間を費やすFラン大学に通うことは、一

有料
250

45歳独身狂う説は克服できるのか?

筆者は以前より独身のまま45歳になった男性は狂うと主張してきた。そして今まさにアラフィフに突入し始めている氷河期世代の独身男性が中心となった事件が世間を賑わし始めている。 中でも最近特に目立つのが色恋沙汰による様々な事件である。いくつかの事件は大きな刑事事件にまで発展し世間の大きな話題となっている。 独身のまま50代を目前にするところまで来てしまった男性は、親の健康問題や周囲の友人たちが少しずつ大病を患ったりする姿を目にすることで、自分の人生に”終わり”があるという当たり

有料
250

被害者面するメンヘラ男たち

半天狗というキャラクターをご存じだろうか?半天狗とは人気漫画・アニメである鬼滅の刃に登場する敵キャラクターであり、老人のような外見ながらめちゃくちゃ強い分裂体を生み出して主人公を苦しめた鬼である。 鬼滅の刃に登場するボス格の鬼は、みな性格に差はあれどオラついた暴力性の塊のような存在ばかりである。しかしそんな中で半天狗は少し変わっており、本体はいかにも年老いた弱者男性のようなヨボヨボのジジイで、ずっと何かにビビって右往左往している。とても強い敵には見えない。 しかし自身に危

有料
250

育児はなぜこんなにも難しくなってしまったのか?

令和日本が抱える最も大きな問題、それは少子化である。 この問題を解決すべく、政府は保育園の拡充や育児手当など、様々な育児支援策を行ってきた。そして今や待機児童はほとんどいなくなり、保育園はむしろ供給過多にまでなっている。また家電の進化も著しく、食洗器やドラム式洗濯機といった育児世帯を支える便利家電が多く開発されてきた。もし育児にかける手間が昭和から変わっていないのであれば、育児の難易度は確実に下がっているはずだ。しかし現実はNOだ。むしろどれだけ政府が育児支援策を打ち出そう

有料
250

若者を導くおじ集合知とは何か?

若い間からおっさんたちの人生を見て学ぶことはとても重要だ。なぜなら、これから大人として成長していく自分にとって大きな糧になるからだ。 おっさんの人生なんて学ぶ必要あるの?という声が聞こえてきそうだが断言しよう。めちゃくちゃある。なぜなら40歳、50歳のおっさんたちの姿は未来の自分でもあるからだ。おっさんたちは人生のネタバレそのものなのだ。そんなおっさんたちと若いうちから接しておくことで、人生にとって本当に重要なファクターとは一体何なのか?という知見を得ることができる。 自

有料
250