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ポンデベッキオnote

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2023年10月の記事一覧

氷河期ゆとりZ世代が抱えるそれぞれの地獄

ロスジェネ氷河期世代が主役のオジオバSNSことツイッターである言説が広がっている。それが”氷河期世代、実は温暖だった説”だ。 『ロスジェネ世代のオジオバはいつまでもグチグチと昔は寒かったと言ってるが何だかんだ今よりは生きやすかったんじゃない?氷河期とか言ってるけど令和の方が寒いっしょ』という意見がじわじわと若年層を中心に広がっているのだ。 就職氷河期を実際に体験したロスジェネ世代からすれば、オイオイ流石にそれは言い過ぎなんじゃないのか?と感じてしまうかもしれない。しかし今

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弱者男性はどうすれば救われるのか?

ツイッターのトレンドにまたもや『弱者男性』のトレンドが返ってきた。理由は某インフルエンサー主催の弱者男性合コンだ。 白雪姫の愛称でも知られる小人たちの女王によって開催された弱者男性合コンはネット配信されており、そこに映し出されたのは素朴そうな男性たちが女性と仲良く飲み会をしている映像であった。 それを見た一部のツイッター民たちが『なんだよ弱者男性いねーじゃん』『まともな男女のファンミーティングにしか見えない』と弱者男性合コンの冠に偽りがあるのではないか?と嚙みついたのであ

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暴力性モテの正体

ツイッターで幾度となく繰り返される議論がある。それが『暴力性モテ』だ。 暴力性モテとは読んで字のごとく、暴力性がある男性は女性にモテる!という理論である。これに対して賛成派と反対派が日々ツイッターで喧々囂々の争いを続けているのである。 賛成派の意見としては『高学歴チー牛よりも稼ぎが少ないヤンキーの方が女性にモテてるのは彼らの方が暴力性が高いからだ』『DV男や浮気不倫男のような反社会的で自己中心的な男ほど女に苦労していないじゃないか』といったものが多い。 反対派の意見とし

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暴力性が高い男は本当に幸せなのか?

頭脳にはそこそこ恵まれたものの、気が弱いせいで結婚や仕事などが上手くいかずにしんどい人生を送っているチー牛男子たち、彼らがが求めてやまないものがある。それが”暴力性”だ。 暴力性とは主にヤンキーや体育会系、ツーブロックゴリラタイプのハイスぺ男子たちが持つ男性ホルモン由来の行動力や戦闘力、屈強な肉体を指して使われるネットミームである。ネットで使われる暴力性は”男らしさ”とほぼ同義である。 ママやパパに従って勉強を頑張り、地味ながらも大手の優良企業に就職、あとは恋人を見つけて

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若者よ、定期預金をしろ

SNSなどでは”お金の使い方”についての話題が人気である。 『若いうちは人生で一度しかないからどんどんお金を使い欲しいモノを買い素敵な体験をしよう。自己投資して将来稼げる能力を身につけよう。お金を使うことで人の人生は光り輝く。お金を使ってもそれ以上に稼げばいいじゃないか。人生小さく終わるな。太くいこうぜ!』 SNSでは何の仕事をしてるんだかよくわからないキラキラインフルエンサーたちがそうフォロワーたちに呼びかける。 しかしそんなSNSの風潮に対して筆者は声を大にして言い

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なぜ結婚できない高学歴男子が増えてしまったのか?

社会不適合インテリたちのトー横ツイッターでは、学歴や頭の良さ、IQやセンター試験の点数がよく話題に上がり、頭脳明晰であることの重要性が語られている。MARCHなんて入学できて当たり前。東大京大早稲田慶応……早々たる一流大学の卒業生たちが集まり日夜学歴バトルに勤しんでいる。 そもそも明らかに人より頭が良い人、高学歴な人とはどのラインより上の人たちなのだろうか? ツイッターに浸かりすぎると感覚が麻痺してしまうが、2019年の段階での大学進学率は56%であり、その中で難関大学に

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子供がいない40代DINKSのお気持ち

ネットに一つの文章が投稿された。 そこに書かれていた内容とは、DINKSとして子供を持たない選択をした40代男性による『子供のいない人生の答え合わせ』とも言うべきないようであった。 投稿者と同じロスジェネ世代の40代既婚者である筆者が、全文を読んで感じたことは……

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明るく楽しい”失われた30年”、平成とはどんな時代だったのか?

平成という時代は一体どのような時代だったと言えるのであろうか?我々ロスジェネ世代が青春時代を過ごした平成という時代について今日は総括してみたいと思う。 平成時代とは1989~2019年のおよそ30年間続いた時代のことであり、”失われた30年”と呼ばれることも多い。何が失われたのか?それは”経済大国ニッポン”だ。 平成の30年からを1990~2000, 2000~2010, 2010~2020年の前期、中期、後期の3つの期間に分けてみていこう。 平成の前期に起きた最も大き

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フルタイム共働き夫婦は幸せな家庭を築けるのか?

ツイッターで今最も熱い話題なのが、ノーベル経済学賞を受賞したゴールディン博士による『男女賃金格差』の研究内容だ。 ゴールディン教授の主張の中で最も注目を集めているのが、『男女の賃金格差は女性差別や家事育児の押しつけなどではなく、上昇婚を成し遂げ金銭的余裕を獲得した女性自身が、子供が生まれたことをきっかけに”ハードワーク”から下りることを望むため』という”賃金格差は女性自身の行動によってもたらされている”という結論である。 ノーベル賞を受賞した女性である博士が、従来のフェミ

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人生のスランプから抜け出す3つの方法

スポーツ選手や創作家はもちろん、サラリーマンや専業主婦、誰しもが人生において経験することがある。それが『スランプ』だ。 スランプは物事が順調に進んでいる時に限って突如襲い掛かってる厄介な存在である。絶好調だったプロ野球選手が突然全く打てなくなる、さらさらと書けていた筆が途端に止まってしまい小説が書けなくなる、先月は営業成績トップだったのに今月は1件の仕事も取ってこれなくなってしまった、毎日テキパキとこなせていた家事育児が何故かスムーズにこなせなくなってしまった。スランプはそ

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2023年8~9月の人気記事トップ10

6,7月に引き続き、8,9月も沢山の皆様にnoteをご購読いただきまして大変感謝しております。2023年8,9月に書かせて頂いた記事のなかで特に沢山のスキを頂いた人気記事トップ10を紹介させて頂きます。未読の記事がある方は無料記事部分だけでも是非ご覧ください。過去の月別人気noteまとめはこちら。 10位:フォロワー3万+インプレッション月1億!ロスジェネおじさんでも出来るツイッター運用術 ついに収益化が始まったツイッター(X)の運用方法や筆者の収益額などに関して書いた記

”やり返したらダメ”という呪い

有名なネットミームに”争いは同じレベルの者同士でしか発生しない”という言葉がある。 相手の攻撃にマジになって反撃するのは同じ低レベルなものだけで、上のレベルの人間は相手にせずに無視するので争いがそもそも怒らない、という意味で使われている。一見もっともらしく聞こえるが本当にそうだろうか? 確かにSNSなどで有名人がどこの馬の骨ともわからない素人に絡まれてそれにわざわざ反論しているのを見ると、相手にせず無視すればよいのに、と筆者も感じてしまう。しかしそれは”一線”を超えていな

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