不正出血だぞ。

一昨日の夜、不意に訪れた不正出血。
ここ最近おりものがまた出るようになっていたし、生理前特有の左膝裏から脹脛にかけての重だるさが現れていたので、予兆はあったのだ。
しかしまさか今さらまた来るとは思わなかったから、予想外だった。検索したら子宮体がんとかの場合もあるから病院に行っておいた方がいいとあったので、翌朝さっそく近所の産婦人科を訪れた。

予め調べておいたのでわかってはいたけど、すっごいおじいちゃん先生だった。90歳を越えてるんじゃなかろうか。いまいち言葉がはっきりしなくて何度も聞き返しちゃったけど、でも診察は丁寧で手早く、言葉や物腰には優しさがあふれていた。そして何より少しの痛みもなかった。この手の検査ってだいたい器具が冷たかったりするのに、それもなかった。看護師さんたちもとても感じが良くて、先生の言語不明瞭なところをさりげなくフォローしてるのも良かった。
事前に調べたときはもっと別の、若い先生がいる産婦人科に行こうと思ったんだけど、結果的にはここで良かったなと思った。

診察結果は問題なかった。筋腫はあるけど小さいとのこと。「生理のとき血液量が多かったでしょう、貧血って言われたことない? 生理たいへんだったでしょう」って言われた。確かに血液量は多かった。貧血ではなかったけど、生理開始から2日間は薬がないと過ごしにくかった。直前あたりからの足のむくみや眠気、倦怠感もずっとあった。でも、生理のしんどさって公言しにくいというか、みんなしんどいしもっとしんどい人もいるから言うべきではない、それくらいで休むべきではない、なんて思ってた。でも、先生にそう言われて、さらに久しぶりに生理痛に苛まれてみて、「これしんどいわ。全然休んでいいんじゃない?」と思った。今さらだけどさ。

しばらくはホルモン剤投与の生活。そのせいなのか今朝は昔みたいな血液量だった。下腹部痛もあり。薬を飲まねば。そういえば昨夜は久しぶりに1度も目を覚まさなかった。その前の夜は下腹部痛とかこのところ気になってるモヤモヤとかのせいで一睡もできていなかったからなんだろうけど、それでも目が覚めてあまりのぐっすり加減にびっくりした。このところ年齢のせいもあってか、眠りが浅く常に疲れていた。その疲れが少しとれた気もする。怪我の功名かしら。

お医者さんからはいちおう癌検診も受けておくといいよ、とのこと。市の補助券をもらえばタダだから(タダではない、1300円は支払う、とすかさず看護師さんから訂正が入る。)、やっときなさいとのこと。婦人科検診は苦手だけどしかたがない、補助券の申請をしようと思った。

お代金は薬代含めて3500円だった。初診料はとってない。これってけっこう安いんじゃないかなあ。こないだ行った行きつけの耳鼻科も同じくらいの代金だったぞ。
再診は3週間後。それまでに諸々落ち着いてるといいなあ。

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