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༄༅古史古伝の世界༄༅ 神代文字って?

神代文字という言葉を聞いた事があるでしょうか?古史古伝好きの方にはお馴染みかと思いますが、読み方は「かみよもじ」または「じんだいもじ」と読みます。

私は何となく "かみよもじ" という響きの方が、如何にも神様の代わりといった柔らかい雰囲気がして好きです(*´▽︎`*)。

神代(かみよ)というのは文字通り神が世を治めていた時代です。そして神代文字というのは漢字の伝来以前に日本で使われていたとされる日本独自の古代文字の事です。


「え?日本では文字って中国から漢字が入ってきて万葉仮名が作られたのが最初で、そこからひらがなが生まれたんだよね?それ以前には文字なんてなかったんじゃないの?」


と思われるかも知れませんが、教科書的にはそれがはなまる💮です。

実際に学校ではそのように教えられますし、神代文字というのは教科書の端のちっちゃな脚注にすら登場せず、学術的には完全に異端視されているため一般的な教科書などで目にすることはまずありません。


しかし、神代文字は確かに存在しています。


日本には数多くの神代文字が存在しますが、有名なものでは伊勢神宮への奉納文に使われている阿比留草(アヒルクサ)文字、カタカムナ文献のカタカムナ文字、ホツマツタヱのヲシテ龍体文字など、なんとなく耳にした事があるかもしれません。

神代文字は文字そのものに強い氣が宿っており、見たり書いたりすると氣が高まり浄化の作用があるとも言われ、神道の霊符にも使われています。



阿比留草(アヒルクサ)文字         

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 カタカムナ文字

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龍体文字

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こうした神代文字はどこで見られるのかというと、多くは古史古伝の中に出てきます。古史古伝というのは現在日本最古の歴史書として認められている古事記や日本書紀とは異なる内容の古代文献全般の事ですが、ざっくり言うと存在はするものの、正史として認められていない古い書物や文献などの事です。


伊勢神宮の神宮文庫には神代文字で書かれた九十九通の奉納文が納められています。

しかもそれを奉納したのは稗田阿礼、平将門、菅原道真、源頼朝、後醍醐天皇などのそうそうたる面々です。


かつては誰でも神宮文庫でこの奉納文を見られたそうなのですが、残念ながら現在では資料保全のため見られなくなっているそうです。私も見てみたかったので残念です(›´ω`‹ )。

神代文字は神社の境内にある石碑などにも残されており、御朱印や社印に神代文字が使われていることもあるので案外知らないうちに目にしている方も多いかも知れません。


神代文字で書かれた古史古伝は幾つも存在しますが、その内容はこれまでの私達の歴史を根底から覆す驚くべきものが少なくありません。知られざる日本の超古代の文明がそこには描かれているのです。


神代文字は真偽を議論された時代がありながらも現在ではその正当性は認められておらず、古史古伝は偽書とされていますが、その秘密を解き明かす事により日本民族の知られざる歴史が明らかにされる可能性があるのです。


世界に類を見ない私達大和民族とは一体何者なのか。私達の本当のルーツを知る鍵となるやもしれぬ神代文字は時のしじまに埋もれながら今も静かに眠り続けています。




最後まで読んでいただきありがとうございました♪︎♪︎(*´▽︎`*)ノ゙END