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༄༅古史古伝の世界༄༅ 竹内文書 ⑦上古:モーセの来日

古史古伝の世界へようこそ(о´∀`о)。少し間があいてしまいましたが今回は古代の人物であるモーセと竹内文書の関りについてです。


モーセといえば十戒ですね。十戒というのは『旧約聖書』の「出エジプト記」の中でモーセがエジプトから約束の地カナンを目指す途中にシナイ山で神から授けられた”十の戒律”のことです。

十戒は石板に刻まれ、この掟はイスラエルの民と神との間の契約とされています。

因みに”失われたアーク(聖櫃)”という言葉を聞いたことがあると思いますが、このアークというのは十戒を刻んだ石板がマナの壺、アロンの杖と共に納められた箱の事で、契約の箱とも呼ばれます。契約の箱はアカシアの木で作られ純金で覆われています。

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ところでこれ、何かに似ていませんか?



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                上2つの画像:共にWikipediaより引用

そう、日本の神輿です。日本の神輿の上には鳳凰が乗っていますが契約の箱の上にはケルビムという天使が二人乗っています(下の写真がケルビム)。
ケルビムは知恵や知識を司る天使であると同時に神聖な場所の守護者でもあります。


写真のようにアークの下部には2本の棒が貫通しており移動する際には肩にかついで鐘や太鼓をならして騒ぎ立てたそうです。日本の祭りと似ていますね。

日本とイスラエルとの間には多くの文化的共通点があり面白いので興味のある方は調べてみてくださいね。



少し話が逸れてしまいましたが竹内文書にはこのモーセが日本に来たという記録があります。


更に不合朝・神倭朝時代の記録にはモーセだけではなくイエスキリスト、釈迦、孔子、ムハンマドなどが日本を訪れ皇祖皇太神宮で学んだとされています。

世界を代表するような聖人たちがこぞって日本を訪れていたというのは驚きですが、竹内文書では当時の古代日本は世界の中心であったため世界中から要人達が訪れていたのかも知れませんね。


こうした聖人達は日本を訪れた後に再びそれぞれの国へ帰っており、日本で得た多くの知識や有形無形のあらゆるものを持ち帰り世界へ広めていったようです。


モーセの来日は竹内文書でよく取り上げられる部分ですが実はモーセの来日に関して実際に茨城の竹内文書に書かれているのは下記の一文のみです。


即位二百年イヤヨ月円六日、ヨモツ国よりモオセロミュラス来り、十二ヵ年居る。


これは「天皇即位二百年の三月十六日にモセロミュラス(モーセのことと思われる)がヨモツ国より皇祖皇太神宮にやってきて十二年間滞在した」と書かれた記録ですが、凄い内容の割にはごくあっさりとした記述ですね、、。ヨモツ国というのがどの地域の国をさしているのかは不明ですが古事記の黄泉国(よもつくに)と発音が同じなのがなんとなく氣になりますね。


竹内文書は文献や資料の多くが失われているためこの部分についても過去にはより詳細な記録があったとされていますが残念ながら残されていません。



しかし実は焼失してしまう以前の古文献を研究していた人物がいます。

酒井勝軍氏は日本にある太古のピラミッドの発見者でキリスト教の牧師でもあります。

ユ日同祖論を研究していた酒井氏はかつて皇祖皇太神宮の竹内巨麿氏の元を訪れて巨麿氏の助言を得ながらモーセの裏十戒について本を書いており、酒井氏によると当時の文献にはモーセ来日についての詳細な記録が存在していたようです。


酒井氏の研究によると現在竹内文書に残されているモーセ来日の一文は ”モーセの二度目の来日“ を示しており、それ以前にもモーセは一度日本を訪れていたといいます。


酒井氏はモーセが来日した目的について、モーセは天皇に捧げた十戒をユダヤの人々に説く許可を得るために来日していたのだといいます。


最初の来日でモーセは自らが作った十戒について公布の許可を得ようと天皇の元へ向かったものの許しが得られず、その後国に帰って十戒を作り直して再び奉納しにきたのが二度目の来日だったようです。

しかし二度目の来日でもなかなか天皇からの許可は下りなかったため、許しが得られるのを待つ間モーセは石川県の宝達山で暮らし、そこで大室姫という天皇家の姫君を妻として娶ります。

そして二度目の来日から十二年が経った頃にやっと天皇から許可が下りるとモーセは喜んで天空浮船に乗りシナイ山に向かうと十戒を神から授かったものとしてユダヤの人々に授けます。


この酒井氏の研究がどこまで竹内文書を忠実に反映させたものであるかは不明とされますが、酒井氏がモーセについての本を世に出した時には巨麿氏はまだ存命であったため、古文献の内容を大幅に変えたりはしていないのではないかと考えられるようです。


また皇祖皇太神宮にはモーセが天皇に捧げたとされる「表十戒石」「裏十戒石」「真十戒」「縞瑪瑙石(オニキス石)」「魂の形石」という神代文字が刻まれた五つの宝が御神宝として伝えられています。


この「裏十戒」というのは従来のモーセの十戒が表であるのに対して裏とされたもので、世界が転換される時にはこれまで表であったものが裏となり裏が表となり世にでてくるとされ、この「裏十戒」は地上に神政が復古したその時に表舞台に出てくると言われています。

裏十戒はこれまでの表十戒のように特定の宗教の信徒だけではなく国や宗教、人種や性別に関わりなく天下万人が尊奉すべきものとされます。




今回はモーセの来日についてでしたが如何でしたでしょうか?

ユダヤ王国の滅亡とともに所在不明となっている十戒石が日本に関係しているかも知れないと考えるとロマンがありますね。

表が裏になり裏が表となる。そんな時代が正に今、始まろうとしているのかも知れません。


ではまた次記事でお会いしましょう♪︎♪︎(*´▽︎`*)ノ゙