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ジムニー泥沼物語 その18 塗装準備編

 ノーマルでの最強の悪路走破性と言われるジムニーのSJ 30である。その1番の理由は「軽さ」である。意外に思われる方も多いだろうが、強大なパワーも、巨大なタイヤも、高い車高も、軽量という走破性の1番重要な要素には敵わないのである。
 なぜSJ 30は軽いのか? 最もシンプルな2サイクルエンジン、元々軽量で非力なために余計な補強など要らず、全てにおいて軽量、コンパクトに設計できる。そして最も大きな面積を占めるボディは極薄の板金で構成されている。古いジムニーはことごとくサビてボディに穴が開いている。フェンダーのホイールアーチもボロボロである。
 この薄い鉄板のおかげで、ウチのジムニーもサビだらけである。それでも同年式のジムニーの中ではかなり良い方である。が、このままではサビが進行して朽ち果てるのも時間の問題。サビが進行する前に塗装することにした。

https://brush-carpaint.com/?mode=grp&gid=2910769

 タカラ塗料という会社で、DIY用の塗料を販売している。クルマの全塗装というと敷居が高いが、素人でも扱いやすい塗料を販売し、写真や動画でポイント解説も丁寧である。艶消しの塗料なので新車の様なツルピカにはならないが、自分好みの色でキレイにリニューアルできる(多分)。Webサイトには多数の事例写真があるので、興味があれば見てほしい。予算も2万円程度で、遊び感覚で楽しめそうである、、、、と思った、、、、その時は。
 ジムニーだけでも300件以上の写真がUpされている。どんな色にするか迷う。「世田谷ベースカラー」という薄いグレーが気に入った。幌をイメージした2トーンにしようかと思っているが、グレーとホワイトではコントラストが弱い。悪くはないと思うのだが。しかし、オリジナルの緑を見慣れたためか、最初は候補にもならなかったグリーンが気になり出した。そこで、写真を加工してイメージを掴んでみる。

イメージを掴むためなので、雑でOK

コレも悪くはない。幌はグリーンとの相性を考えてタンにしてみた。まぁ、塗料メーカーによれば塗装の寿命は4〜5年というので、気に入らなければまた塗り替えればいい。その前にサビの再発もありうるかも、、、。

ガチャガチャのSJ 30を塗ってみた。
バンパーとホイールの色に悩む。

 雨が続いて実車には手が出せず、ガチャガチャを塗ってみた。全長で5cmほどのミニカーに手こずるも、そこそこな出来に満足。実車は現時点ではホイールとリアバンパーが黒、フロントバンパーが白で悪くない状態だが、悩ましい。

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