ジムニー泥沼物語 その15 ルーフコンソール編
SJ30の純正オーディオはインパネ中央部に1DINスペースがあり、そこに取り付けられる。スピーカーは足元にある。
このまま入れ替えれば何の問題も手間も無い。が、、、
①追加メーターを付けたいが、インパネ上には置きたくない。
②足元のスピーカーは音源として最悪である。
③手元にサングラスなどの小物を置きたい。
と、いうことで、1DINスペースに追加メーターを設置し、オーディオ関係はルーフコンソールを取り付けて、そこに設置することにした。
板は桐の合板を選んだ。軽量で加工しやすいのが理由である。スピーカーパネルとしては密度の高い木材が向いている。しかし、密度が高い🟰重量が重い、である。重量物をあまり高い位置に置きたくなかった。
スピーカーサイズの穴を下書きし、まずはノコ刃の入る穴を開ける。
この穴から回し挽きで円を切り抜く。桐は成長の早い木で、密度が低く簡単に切ることができる。
ささくれ防止にマスキングテープを貼ってから切り抜いたのだが、切断面が荒れてしまった。
板の裏側に固定するつもりだったが、切断面があまりにも汚い。手前に置いてみたが、これも見た目が良くない。
標準のカバーを付けてみた。カッコいいけど、ちょっと令和的過ぎる。しかもこの金網って音質に影響しないのかな? オーディオメーカーの物だから問題ないんだろうけど。
金具を外してみた。このチープな感じが良い。これでOK
さて、次はこの板の取り付けである。
サンバイザーを取り外し、そこにステーを取り付ける。軟鉄製で90°に曲げられていたものを、さらに曲げて水平にした。ちなみにサンバイザーは車検項目には無く、取り外しても問題ないようである。しかし、ディーラーや車検場の検査官によっては指摘される可能性がある。西日などによって幻惑されないよう、サングラスなどの装備を忘れずに。なお、取り外しを推奨するものではないので、ご承知おきを。
左右で水平になるように金具を取り付ける。
オーディオを置いてみたが、なかなかフィットしている。
手前側はZ形の金具で支えている。ルーフ部分に奥行きはあまりないので、カットして使用した。振動で音が出ないようにフェルトテープを挟んだ。
なかなか良い出来だと思う。目の前にスピーカーがあるので、いくら煩い30でも音楽🎵として聴こえる。音質はチープだが、桐板では仕方ない。そもそも30で音質の話をしても無意味である。Alexa搭載オーディオを選んだので「世界初Alexa搭載・SJ30」になった(多分)。
補足すれば、スマホ側でAlexaアプリが開いているひつようがあり、思ったよりも使い勝手が悪い。
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