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ジムニー泥沼物語 その2 名義変更編

 落札したジムニーの持ち主は、長野県・千曲市在住。仕事の都合で、すぐにすぐは取りに行けない。支払いはオークションを通して済んでいるので、書類とナンバーを送ってもらい名義変更することにした。
 このジムニーは前オーナーによると、車検が切れて2年ほど走行せずに保管されていたとのこと。車検が切れた状態では名義変更ができない、、、と思い込んでいた。調べてみると、普通車は車検切れでは名義変更できないが、軽自動車は名義変更に車検は関係ないことがわかった。住民票を取って、さあ名義変更、、、いや、せっかくだから希望ナンバーにしよう。
 希望ナンバーとは、有料サービスであるが◯◯ー◯◯の4つの数字を自由に選べるのである。ポルシェといえば「・9ー11」ランクルといえば「・・ー76」である。このジムニーも型式がSJ30であるから「・・ー30」とすぐに思いついたが、捻りがない。旧車となれば「◯◯年前のクルマだからねぇ。」という話もしばしば。毎度「昭和何年式」とか「1986年製造だから」とか思い出すのも計算するのもメンドくさい。そこで製造年と30を組み合わせることにした。
 さて、希望ナンバーだが、Webからの申込みになる。(https://www.kibou-number.jp/html/GCAA0101.html)
  〜事前にやること〜
 ①上記サイトへアクセスし、情報を登録
 ②ナンバーを選び申し込み
 ③月曜日の抽選を待つ(日曜日の21時以降は翌週へ持ち越し)
 ④抽選結果メールが来る
 ⑤手数料を「Payーeasy(ペイジー)」で支払う
 ⑥QRコード付きのメールが来る
  〜当日やること〜
 ⑦軽自動車検査協会でQRコードを提示し、予約済み証を発行する
 ⑧名義変更の手続きをする
 ⑨ナンバープレートを受け取る
手数料はクレカで支払うと思いきや、ペイジーで支払えとある。よく知らんけどコンビニ払いができるみたい。ならLoppiがいいかな、ローソンに行く。が、ペイジーは全く表示されず、店員もわからず。仕方ない、信用金庫でも支払えるらしい、近くの信用金庫へ。新しく出来た店舗だからATMも新しい、が、よくわからない。窓口のお姉さんもわからない、、、。7-11のATMなら、、、と思ったが、その手前にある郵便局へ寄ってみる。なんとATMのトップページに「Payーeasy(ペイジー)」の文字が! なるほど、きっと政府主導で普及させようと思ったが、、、まぁそれは置いとく。皆さんも希望ナンバーを発行するなら郵便局へ!
 相変わらず軽自動車検査協会は検査(車検証発行)、ナンバー発行、納税が別々で、窓口を行ったり来たり。まぁ納税は市役所の出先機関だから仕方ないにしても、もう少しスムーズにならないものか? それでもひと昔前とは違い、窓口は丁寧な対応をしてくれるようになった。
 長野ナンバーから静岡ナンバーになったのだが、納税先も千曲市から静岡市になる。窓口で「千曲市の納税課に納税対象者が代わったと連絡してください。」と言われた。代行もできるが、4,000円掛かると言う。どこの昭和だよ!? 前オーナーに迷惑を掛けるわけにはいかない。このインターネットの時代に、電話して車検証のコピーを千曲市役所に郵送した。これで元オーナーに迷惑を掛けることも無いだろう。

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