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30歳の現時点で後悔していること

人が死ぬ前に後悔することを聞いてみたってやつ、あるじゃないですか。そういうの見ると、私も後悔しないように生きようってなるんだけど、

現時点で後悔してること何かありますか、って言われると、私はいつも「ない」って答えてしまう。全部経験値になっているからって答えがち。多分自分は基本的に自分の生き方を肯定したいんだね。生きている年数が重なるごとに。だって、自分の人生が後悔だらけって認めるの難しいもん。なんか暗い気持ちになっちゃうし。

でも、改めて考えてみると、ちゃんと後悔して、同じ轍を踏まないようにするのって大事だと思うんだよね。次に聞かれた時に、(前向きに)答えられるように思考を整理する意味でこれを書いています。

一社目、3年は続けろという言葉を信じて続けたけど、もっと早く辞めてもよかった。

今はこの業界にいるからなのか、時代が変わったからなのか聞かなくなったけど、3年は続けろというやつ。辞めたいって思うたびに自分自身に唱えていた。本当は一年位で次を探し始めてもよかったのかも。当時はとにかく海外で働きたくて、でも当時やってた仕事でそのまま海外で働けるとも思えず。フランス人の彼氏と遠距離してたけど彼のことも好きだけど将来のことはよくわからなくて、どこにいけばいいかわからないっていうのもあったかも。

もっと早く上京すればよかった。

就活期に、最初東京で就職活動していたんだけど、職種も業界も定まっていなければ、仕事に対して求めたいこともわからず苦戦した。非常にブラックの匂いプンプンなグランドスタッフ (空港の手荷物預けるとこの受付の人) の募集に受かったので、グランドスタッフをやりながらフライトアテンダントの採用試験を受けていつかは、、、という夢があったのですが、家族に大変心配され、一回地元に帰って、大学の就職センターの人に相談しました。それで地元に近いところで仕事を始めました。ただそこではあまり楽しい生活ができなかった。場所のせいなのか、自分の性格のせいなのか、両方あると思いますが。
大人になって自分のマインドが成長したからなのか、考え方がオープンになったからなのか、東京はとても過ごしやすい。

もっと早くITの勉強を始めていればよかった。

2019年に無職の時期があった時、プログラミングのオンラインコースの宣伝を見ていて、楽しそうだなって思ったりしたんだけど、その時は結局やらなくて、2年後に勉強を始めた。無職の期間が7ヶ月もあったのになんでやらなかったんだろう。すごく疑問。
思い出しながらよくよく考えてみると、一番最初は一社目に入社してまもない2017年。独学プログラマーという本を買ってPythonを勉強した。ハングマンのゲームを作った記憶がある。でも、実務にどういうふうに使えるかわからず、プログラマーになるという強い意志も当時はなかったため勉強をすぐに辞めてしまった。

もっと早く英語が公用語の会社で働いていればよかった。

強みは磨かないといけない。上級英語を普通に話せる人がゴロゴロいる環境にいれば、それが普通になる。というか、そこで生き抜くために努力しなきゃ、って考えに自然になるんですよね。英語話せるんだ、すごいねーってチヤホヤされていると、努力し続けるのが難しいってことを学んだ。

直感ではなく、もっと相手のことを知ってから付き合うってことを早くから意識していればよかった。

一回付き合いだすと別れるのって難しい。でも、結構直感で付き合い始めるっていうのが多かった。立候補者がそんなにいなかったっていうのもあるのかもしれない。立候補者ゴロゴロいたら、その中で選抜するっていう強者の方もいるかもしれないけど、私はそうじゃなかったから学ばなかったなーー。

大学時代、もっと好きなことを探求すればよかった。

あんなに時間があったのに、四年間で趣味とか、全然探索しなかった。サークルにも入らなかったし。バイトしてたけど、お金をためてやりたいこととかも特になかったんだよなあ。
自分に自信がなかったっていうのもあるのかな。好奇心に従うことができなかったというか。

大学卒業してから英語の勉強をもっと極めればよかった。

なんとなく話せるじゃなくて、TOEFLで100点とか、日英バイリンガルのイベントで司会張れるくらいの突き抜けた力をつけるための努力をもっと、もうできないよ〜ってくらいにやればよかった。今それが欲しくてたまらないから。

居心地の良いところから抜け出すことを早く学べばよかった。

会社が少しだけ居心地が悪い、というかチャレンジングだと感じるなら、良いサインだと思う。逆に居心地が良すぎるのは危険なサインかな。環境がピッタリってことは、成長しなくても、そこで働き続けることができるから。

ちゃんとできているか不安を感じる、なんかコンフォートゾーンの外にいる感覚があったら、いい環境な気がする。最初は同僚が凄すぎてついて行けなそう、とか思っていても、そこにいることでついていけるように努力するから。まあ、努力しなくてもついて行けてしまう稀な人もいるけど。自分が場違いなくらい、優秀な人がたくさんいる会社に入れることになったら、ラッキーだと思う。入ってみて、やっぱりダメだと思ったら辞めるのもありだし。


振り返り

なんとなく共通点として見えるのは、「もっと夢中になって頑張ればよかった」ってことなのかな。仕事も趣味も、もうできない〜ってくらい夢中になってやりたかった。出し切れたって思ったらうまくいかなかった時でもきっと諦めもつくし。仕事は生活のため、って割り切ってやるのは多分私には無理。

あとは、いろんな人と付き合ったけど、自分を誰かに認めてもらいたいとか、必要とされたいって気持ちが強くて付き合ったのも結構多いなって振り返ってみて思う。今、そんなにパートナーを必要としていなかったりするのもあって、なんであんなに恋人が必要だと思わなきゃいけなかったのかなって疑問に思ったりする。一人ってすごく良い部分がある。自分のペースで日々を組み立てられるし、勉強もし放題、趣味も楽しみ放題。

何年後かにこれを振り返った時に、え〜こんなこと考えてたんだ。全然後悔する必要なんてないのに。今が最高だから、過去に起きたことも全部経験できてよかったねって抱きしめられるくらいの自分になっていたい。

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