おさわり体験と男性ストリップ

『マジック・マイク』という映画を観たことがありますか?主人公は自身のビジネスを始めるために、ストリップショーでお金を稼いでいる男性です。セクシーなダンスはもちろん見どころなのですが、恋愛や友情、ストリッパーとしての苦悩など人生ドラマも含んでいます。2012年の映画で、続編も2015年に公開されています。チャニング・テイタムがセクシーでオススメです。

そのLIVE公演をロンドンで観てきました。地下鉄の駅にポスターが貼ってあり、ネットで調べてすぐにチケットを買ってしまったのです。他にもラスベガス、ベルリン、オーストラリアでもやってるんだって。

会場は200人くらいのキャパのこじんまりとした劇場でした。一階席と二階席に別れています。ステージは5角形で11人のダンサーが一度に踊るとパンパンという感じ。ステージの上に動くバルコニーがあったり、二階席の柵の前に少しせり出したスペースにダンサーが来てくれたりして立体的な演出で二階席でも楽しめました。もちろんお客さんは女性ばかりです。

最初にお伝えしないといけませんが、夢に見た「海パンにチップを捻じ込む行為」はできませんでした笑。海パンじゃなくてウルトラストレッチなジーンズだったよ。でも、ダンサーさん達が客席に来て、それで私の目の前で腰を振ってくれました。くねくねってするやつ。その時に腹筋も触らせてくれたし、なんならおしりもつかませてもらった笑。ちなみにランダムにお客さんが選ばれていたのではなくて、全員が1人以上のダンサーに跨ってもらってたと思う笑。

このショーはチャニング・テイタムが監督しています。話としては、ストリップショーでバーテンをしている男の子「マイク」が先輩達のお手本を見せてもらい「そんなの恥ずかしくてできないよ」みたいなところから一人前のストリッパーに成長していくという物語です。彼を応援する役として女性が一人ステージに登場するので観客は物語に感情移入し易いです。この女性はステージの物語と観客とを繋ぐ役割をしていて「女性が本当に見たいものを見ていいよね?」「あなたが本当に欲しいものは何?」と客席を煽ってくれたり、観客と一緒になってセクシーなダンサーに「キャーキャー」言ったりしてくれます。

私が公演を通して一番感動したのは、「女性が男性をエロい目で見ることを肯定してくれること」でした。筋肉が綺麗な体でも、エロい動きでも。そしてステージの上から選ばれた観客に「君は君のままでとても素晴らしい」みたいな口説き文句をお兄さんに言わせたりして、みんなにお姫様気分を味あわせてくれました。

一番エロいと思ったのは、隣の席の観客のお姉さんにダンサーさんが跨って腰を振ってるのを見た時でした。なんか映画館でカップルがセックスしてるのを見ちゃった感じで、普段はいけないものを見てしまって興奮しました。実際、自分がやってもらっても腰の動きは前からではあんまり見えないからそんなに感動しないのよね。ちなみにダンサーさんは私の膝の上には座ってません。私の膝の上をまたいで立って、手で席の背もたれの上を掴んでいます。

最後に一つだけ胸キュンポイントを。一人のダンサーさんが私の膝の上から、次のお客さんのところに移動する時に、私の手を取ってぎゅってつかんでくれました。両手握手でバイバイなのです。こういう、ちょっとした優しさにキュンとします。

そんな感じで「おさわり」を満喫してきました。立ち見は39ポンドのようです。私が買ったのは一番安い席で50ポンドでした。7000円くらいです。大満足でした。



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