23年8月第2週決算振返り④(今週の買付銘柄、ENEOS・三菱HCC決算振り返り)
〇今週の買付銘柄
8月7日(月)から10日(木)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。
〇ENEOS1Q決算
進捗率25.4%とまずまずの滑り出し。前年同期比79%の減益ですが、原油価格高騰を背景に進捗率が1Q時点で130%を超えていた前年同期(23.3期1Q)と比較するとその反動が出るのは仕方なし。
以下、1Qの決算ハイライトです。
在庫影響除き営業利益は、前期比77億円とまずまず好調。石油・天然ガス開発事業および金属事業(※)は小幅減益となっていますが、エネルギー事業が前年同期比+27.4%増と増益に寄与しています。
なお、決算説明資料の冒頭に「企業価値向上に向けた取り組み」と題して現状の課題およびその改善に向けた施策の概要が記載されています。東証の資本効率改善要請を受け、各企業でこの手の資料発表が散見されますね。
ENEOSに関しては、下記の通り、PBR1倍割れを課題として認識し、その要因および改善策について記載されています。
〇三菱HCC1Q決算
最終利益ベースでの進捗率は29.2%とまずまず好調な滑り出し。もっとも、各種費用増加により、経常利益は減益となっています。
以下、1Qの決算サマリーです。
セグメント毎に凹凸はあるものの、総じて事業自体は堅調に推移しています。特にリース収入が増加した航空事業や大口の売却益を計上した不動産事業が伸長。一方、前年同期に大口の売却益や営業外収益を計上し、それが剥落したカスタマー ソリューション事業は大幅に減益となっています。
経常利益は減益。米における市況悪化を背景とした費用の増加に加え、欧米子会社を中心とした営業活動推進にともなう費用の増加など経費が前年同期比で大きく増加したことが理由。
一方、最終利益は増益。不動産セグメントにおける株式会社センターポイント・ディベロップメントの完全子会社化に伴う特別利益の計上(段階取得に係る差益)がその理由となっています。
月曜以降、マーケットがどう反応するか分かりませんが、下がれば下がったらで買い増しチャンスが来るかもしれないので、どちらに転んでもポジティブに捉えます。
〇最後に
決算を受けて株価が大きく動くことがあります。個人的には、値動きやその背景等につき考えてみるのは大好きですが、一方で振り回されてはならないとも思っています。
大切なのは、優良銘柄を自分が納得できる水準で少しずつ買うこと。その判断の為のモノサシを持ち、そのモノサシの精度を高められるよう努力すること。そして何より長く続けること。そんな風に思っています。
さて、本日をもちまして、私のPF銘柄の決算発表は全て終了致しました。夜間にボーッとしながら殴り書きしてきたので、読みづらい部分も多々あったかと思いますが、お読みいただいた方・「好き」を押してくださった方・Twitterにリプを頂いた方等々、全ての方に感謝申し上げます。いつも本当にありがとうございます(^^♪
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