24年2月第2週の買付銘柄(KDDIについて)・受取配当金報告と雑感
〇今週の買付銘柄とKDDIについて
2月5日(月)~9日(金)に買い増しした銘柄と株数は以下の通り。
今週はKDDIを少し多めに買い増ししました。KDDIの買い増しは久しぶりとなります。
6日(火)、KDDIはローソンにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表。TOBが成立すれば、三菱商事とKDDIがローソンの議決権を50%ずつ保有し、両社がローソンの共同経営パートナーとなります。ちなみに、三菱商事は2017年2月にローソンへの出資比率を50.11%まで引き上げ、連結子会社化していました(それ以前は出資比率33.40%で持分法適用会社)。三菱商事は本TOB後、若干出資比率を下げる(50.11%→50%)ことになります。
KDDIのプレスリリースでは、今回の業務提携で目指す姿やその狙いを次のように説明しています。
さて、この発表以降、KDDIの株価は大きく下落し、9日(金)の終値は4,467円と、直近高値の5,080円からおよそ12%安で引けています。
以下、現状のバリュエーションです。
PER、PBR、配当利回りどれをとっても特段の割安感はありません。
また、月足チャートを見ても、24ヵ月移動平均線(4,300円台前半)くらいまで調整しても何ら不思議はありませんし、株価の先行きは読めませんので、今後の展開次第では更に大きく下落する可能性も想定しています。ちなみに、KDDIは2021年以降は12ヵ月or24ヵ月移動平均線に支えられる形で上昇トレンド継続中です。
KDDIについては、これまで十分に買い増しができていなかった(34株の保有に留まっていた)為、多少の割高感には目を瞑り、利回りが3%を超えたら買い増しを再開しようと決めておりました。現水準以下で推移するならコツコツ買付して単元化できればと考えています。
現状、今回のTOBによるシナジー(相乗)効果は不透明であり、また、約5,000億円の投資額に見合うだけのメリットをKDDIが得られるのか、どこが主体となって経営の舵取りを行うのか、などについても不確かなところがあります。ですから、当面は株価の上値は重いかもしれません。今後、もう少し具体的なシナジー創出策の発表があるでしょうから、その発表を待ちたいと思います。
なお、KDDIは、「今回のローソンへの投資は通常の事業投資計画の範囲内で、株主還元方針に影響はない」としていますから、配当はこれまで通り増配(少なくとも配当維持)を続けてくれるだろうと思っています。
〇受取配当金報告と雑感
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)から配当金を受け取りました。以下、2月の受取配当金およびこれまでの累計受取配当金です。
21年12月に株式投資を始めてから受け取った累計配当金はおよそ35万円(ドル配当は1ドル=140円で計算)。この受取配当金の累計額を積み上げていくことが、株式投資を続ける上でのモチベーションの一つとなっています。来年には、累計額は100万円を超えてくるでしょう。
ちなみに、「インデックス投資はやらないのですか?」というご質問を頂くことがあります。私の口座では現状、インデックス投資は行っていませんが、妻の口座ではオルカンの積立を行っています。ポメまる家としては、インデックス投資と配当投資の2刀流ということになりますね。
私は、自分が好きな企業・応援したい企業・憧れだった企業等に直接投資してそれら企業の株主になりたいという思いが強いのと、何より定期的に配当金を受け取れることが株式投資を続ける上での大きなモチベーションとなっています。ですから、私の口座では配当投資に全振りしているわけです。自分の好みや性に合うかどうかという点は、投資を長く続ける上で無視できない要素だと思っています。
私の投資方針を一言で言うと、「業績の推移・配当実績・配当政策などを考慮して減配可能性が低い銘柄(※一部減配覚悟銘柄もあり)を中心にポートフォリオを固め、それらをできるだけ割安と思えるタイミングで買い、株数と配当金の最大化を目指す」ということ。今後も、この投資スタイルを淡々と続けて参ります。
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