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Liella!を導く、まだ小さな流れ星

こんにちは、ぽまえです。
涙でもう何も見えません。

面白かったですね、良かったですね、第3話......................

ということで、今回のnoteはTVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』第3話の感想記事となっております。

前回(#2 スクールアイドル禁止!?)の記事はこちら


唐可可というキャラクターが良すぎる

今回の感想でまず最初に言いたいのが、全編通してクゥクゥちゃんが良すぎませんか???

私はLiella!では平安名すみれちゃん推しなのですが、1,2話に続き今回もどんどんクゥクゥちゃんの良さを突き付けられ、かなり揺らいでしまっています

まず、かわいすぎる...

特に、かのんちゃんが歌えるようになる為にたこ焼きを焼くシーン(何を言っているんだ?)でのクゥクゥちゃん。

タコの被り物を被り「うわぁ~!」「美味しそうデス~!」とはしゃぎながら、かのんの周りを慌ただしく縦横無尽に動き回ります。

いや、笑顔が無垢すぎるし、行動があまりにも無邪気すぎるだろ

カタコトの日本語も与して、まるで幼稚園児や小学生のような幼さを感じられて大変かわいらしいです


その反面、芯が強く行動力もある格好良さ、相手を慮って気遣える優しさ

再び歌えなくなってしまったかのんの不安や焦り、自責の念に駆られていることを察したクゥクゥちゃんの


「今は無理に歌おうとしなくていい」
「今回は自分が一人で歌う。だからステージに立つだけでいい。」
「それが終わったら、再び歌えるように頑張ればいい」


という旨の言葉。

ここで思い出されるのが、第1話での
応援します! かのんサンが歌えるようになるまで諦めないって、約束します!
という言葉です。
この言葉が純度100%本心で、何一つ偽りが無かったことに心底驚愕しています。
もちろん、「クゥクゥちゃんは嘘をついている」なんて思っていた訳ではありません。
ですが普通、他人の為に起こせる行動には限度があります。

ですが、彼女は本気でかのんを応援し、共に夢を追いかけようとしている。

フェス開催まで僅か5日、それもフェスの結果の是非に自分の夢が賭かっている状況で、元々体力面が絶望的だった彼女が「一人で歌う」という決断を下すには想像を絶する覚悟と勇気が必要でしょう

どれだけ自分に負荷がかかろうと、諦めずに他人の夢を応援する。

こんなことは、夢に全力で 真っ直ぐで どこまでも真剣なクゥクゥちゃんにしか出来ません。


そして、普段は外に見せないようにしていた彼女の脆さ...。

いよいよ代々木スクールアイドルフェス本番、ステージに登壇した2人。
かのんは未だ緊張の最中ですが、ポージングはバッチリであとはクゥクゥちゃんが歌い出すだけ...といった場面。
そこで聞こえてきたのは、「大丈夫...大丈夫...」としきりに自分に言い聞かせる彼女の声でした。

考えてみれば当然です。
彼女がいくら行動力に溢れ、芯が強かったとしても、まだ渡日してきたばかりの15歳。
ただスクールアイドルに憧れていただけでステージ経験も無い一般人なのです

かのんは「私のせいでクゥクゥちゃんの夢が終わってしまうかもしれない」「私のせいで夢を諦めなきゃいけないなんてなったら、申し訳なさすぎるよ」と吐露していましたが、クゥクゥからしても

「このステージはかのんさんの夢も背負っている」
「自分にはかのんさんの夢を応援した、諦めさせなかった責任がある」

...「だから失敗できない。」という観念もあったことでしょう。

一人で歌うから大丈夫。」 不安に苛まれるかのんの手前そう啖呵を切ったものの、一人で歌うことになった不安や緊張、そんな状況での失敗が許されないステージは、彼女に先の見えない暗闇のような閉塞感すら与えていたのではないでしょうか。


格好良さ、優しさ、そんなプラスの面だけではなく年相応の弱さも。
すべて含めてとても魅力的なキャラクターで、ひと時たりとも目が離せません。


平安名すみれ、その系譜。

すみれちゃん、今回で完全に"その系譜"であることを見せつけてくれましたね。

今回、すみれちゃんが本格的に登場したのは代々木スクールアイドルフェスでのクーカーのステージ開始直前。
また竹下通りで鼻にクリームをつけてスカウト待ちしていたところ、フェスへの人の流れを見つけ覗きに行きます。
クーカーの2人が不安と緊張で動けずにいる中、「何してんの、あの2人?」とある種の野次馬精神のようなもの?でステージに駆け寄ろうとした際に、電源コードに足を引っかけて会場の電気を落としてしまいました。

関係者以外でも立ち入られる場所にそんな大事なコードを剝き出しで置くなよ!...とも思いますが、このなんとも間抜けというか不憫というか、Aqoursでは善子推しの私としてはこういった物語を動かす運命の歯車として消費され可哀想なことになってしまう子にはやはり愛おしさを感じてしまいますね。

シリーズの所謂"サングラス組"は、意図せず物語を動かす、そしてコメディ面も強く補う、尚且つ真剣な顔ではギャップも生まれる。 そんな美味しいポジションでもあります。
本人からすればたまったものではないでしょうが。

推しが第3話にして漸く活躍してくれてとても嬉しかったですね。
活躍といっても電源プラグを引っこ抜いて大焦りで戻しただけですが、これもまた"らしさ"です

Liella!を導くのはLiella!

そして今回、「Liella!を導くのはLiella!なんだな...」と改めて強く思わされました。

何度も折れかけたかのんを支えたクゥクゥ。
2人のレッスンを監修し、観客にブレードを配り、勇気を与えた千砂都。
千砂都にこの行動を思い立たせたすみれ。

すみれに関しては本人の意図は一切介在しておりませんが、こういった運命の悪戯による"ご都合展開"もシリーズを通して確立してきたラブライブ!らしさです。
恋ちゃんに関しては、試練を与えて成長を促しているという点で「導いている」と言えるかもしれません。


千砂都、すみれ、恋
現時点ではスクールアイドルとして活動していないこの3人を導き、支えるのも、きっと彼女たちでしょう。

「 駆け抜けるシューティングスター 追いかけて星になる 」


最後に

クゥクゥちゃんの弱さや再び立ち上がる強さを見られて、ちぃちゃんとすみれちゃん(?)のナイスアシストが光り初ライブ大成功!
サニーパッションの2人の名前とキャストも発表され、クゥクゥちゃんの家庭環境も少しずつ見えてきました。

2週間、いや3週間待った甲斐のある最高の第3話でしたね。
「こんな第3話は最高だ。」があればこれを提出します

そして次回はいよいよ推しである平安名すみれちゃん回!!!!!

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『始まりは君の空』アニメーションMVからずっと気になっていた彼女の過去や抱えている悩みを漸く知ることができると思うと来週日曜まで眠れません。
眠れないのでMonsterを飲んでMONSTER GIRLSになります。
1stライブツアーも当たりますように。

それでは!!!🤟

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