スクールアイドル 澁谷かのんの胎動

こんにちは、ぽまえです。
Song for All.

ということで、今回のnoteはTVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』第11話の感想記事となっております。

前回(#11 もう一度、あの場所で)の記事はこちら

遂に放送されました、TVアニメ ラブライブ!スーパースター!!最終回。
五輪放送の影響による度々の放送休止などもありましたが、いざ終わってみると「あっという間だったな」と感じますね。

と、感慨に耽るのはこれくらいにして早速本編の感想に参ります

最終回らしい回収ラッシュ

まずは。
1クールの最終回らしく、12話の前半ではこれまでのスーパースター!!で起こった様々な事柄が回収されていきました。

個人的に特筆すべきは、結女の廃校危機と葉月家の財政難問題(&サヤさん雇用問題)の解決。
これで葉月恋の主目的である結ヶ丘女子高等学校の存続は一先ず達成されたことに。

これによって、恋ちゃんがより純にスクールアイドルに、Liella!に打ち込める。 自分自身がやりたかったことに打ち込めるということが本当に嬉しいのです

高校1年生が背負い込むにはあまりに重すぎるものから解放された彼女が、気兼ねなく仲間とスクールアイドル活動に励むことができる。
こんなに嬉しいことがありますでしょうか


Snow halationの息、それはラブライブ!の息

12話挿入歌『Starlight Prologue』のステージと、ステージまで向かう道のりの演出が「スノハレを想起させる」と話題でしたね。
私はビジュアル演出面ではスノハレの他にもAwaken the powerを、「生徒主導で作ったステージ」という面ではアニガサキのスクールアイドルフェスティバルでの歩夢ちゃんのステージなども頭を過ぎりました

その中でもやはりSnow halationとの類似性は顕著で、12話放送直後にはTwitterのトレンド入りも。

構図なども鑑みて少なからずスノハレは意識されていた演出だったと思われますが、上にも挙げたようにスノハレ以外にも「あの曲、あの演出みたいだな」と思い出すものがあるのは、シリーズを越えて大切にされてきた「ラブライブ!らしさ」というものの存在証明に他なりません

シリーズや制作スタッフが多かれ少なかれ変わっても、その「ラブライブ!らしさ」が受け継がれている限りそれは間違いなくラブライブ!なんだなと切に感じます。

敗北、そして目覚めたスクールアイドル

スクールアイドル 澁谷かのん。

歌による勝敗優劣どうこうには興味を示していなかったかのん。
しかしラブライブ!地区予選にて敗北を喫し「Sunny Passionに勝てなかった」「Liella!を、結女を優勝まで導けなかった」という悔しさから、初めて「歌で勝ちたい」という感情に目覚めます。

まず。
まず、ここまで敗北による悔しさを知らなかった澁谷かのんの圧倒的強さ。
思えば、かのんの苦悩は基本的に自分に対してのトラウマやプレッシャーによる自己完結型のものでした。

そんな彼女が、遂に目覚めてしまったのです。
欲するようになってしまった、勝利を。
スクールアイドル 澁谷かのんという化物が。

本当に、本当に次のラブライブ!出場が楽しみさです。

最後に

ラブライブ!スーパースター!! 1期放送終了。
本当に楽しい3ヶ月間でした。
毎話感想noteを投稿している日々も含めて新鮮で楽しかったです。

そして、本日10月24日。
上映会にて第2期の制作が発表されました!
本当におめでたい。 放送時期の発表を待つと共に来期も全話感想noteを投稿する予定ですので、これまでお読み頂いた方はよければ来期もよろしくお願いします!

それでは!

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