"Percolation"ライナーノーツ② - Lotus Fragrance

はじめに

第2回「Lotus Fragrance」について

今北産業用
①公募落ちてもしょげない
②TRIXを聴こう
③今から勉強どうやってしようかな

①AD:HOUSE11落選曲

読んで字の如し!

過去、AD:HOUSE 8にて採用頂いた「Hanada Haven」という曲がありまして、このテイストでもう一曲作ってみたいなと思って作った曲でした。

というわけで公募にも応募したのですが、6割くらいまで曲できていたところを締め切り前4時間ほどで無理やり完成まで持っていったためアレンジ・Mixともに全然詰めきれておらず…(加えてやや同シリーズに収録するにはデジタルかなとも思いました)今回のアルバムに向けて修正して収録しました。

”公募”に対する心持ちは人それぞれだと思いますが、自分は一定のラインさえ超えていれば完全に運だと思っています。

同系統の楽曲で被ったり、審査時に意識されている点、審査員の好みetc…
挙げれば運要素はキリがありません。
SNSで楽曲公募の結果で落ち込んでいる方を見かけることもあるのですが(自分も元々その一人)、公募の落選で落ち込むのは宝くじが外れて落ち込むくらい意味のないことです。引きずるのはやめましょう。

という体でやってるけど2時間くらいまあまあ落ち込むぜ!

②シンセのソロ

昨年末くらいからフュージョン…というか、TRIXというバンドの曲をよく聴いています。

↑8月に出たアルバムで一番好きな曲↑

他のバンドやアーティストの作品もそれなりに聞きましたが、リーダーがドラムの方であるというのが理由なのか、グルーヴが最も好みです。
また、(音楽的に)難しいというフュージョンのパブリックイメージを破壊するような直球のパートが全曲どこかしらに存在するのも非常に好みです。

それでも例によって源流には沿ってしっかりと各楽器のソロは入ってくるのですが、やはり沢山聞くとそれだけ語彙が増える感覚があります。
増えたなら出しましょうよと、今回ドロップにあたる部分の後半16小節でシンセソロを入れてみました。自分はPlayer(演奏者の意)ではないのですが、Playerの音楽への憧れをこういう形で曲にしていけたらと思います。

まとめると・・・TRIXを聴いてください

③コードの話

自分の曲を気に入ってくれる方からコードの話が良く出てきます。
もちろん、面白くすることを意識していないわけではないのですが正直体系的な学習は全くできておらず、誰でも知っているような概念を知らないこともままあります。
「この動きしてるときにこの音が乗ってると変でウケる」以上の感覚がないため、本当に面白いことを思いつける人に比べて大幅に劣っている感覚があります。

どうやって勉強しようかな…現状やれていることは沢山曲を聴いて良い語彙を増やすこと、少しでも楽器を触ってみること…くらいなのですが、その先はセンスのような気もします。
やれる人は勉強しなくてもやれてるわけですからね。

悩ましいぜ!

以上!
次回は「Giddy-Giddy(feat. しろさきあや)」です。

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