見出し画像

デネボラの夢

しし座の尾の位置にあるデネボラの夢探索をしました。3つの夢を見ました。

距離の取り方がえげつない

部屋で干していた洗濯物を、外の物干し竿に掛けたくて、外にいた人を呼んでかけてもらっていました。私は縁側にいて、外の人に洗濯物を渡し、外の人がそれを物干竿にかけてゆく流れ作業でした。
すると後ろから父が来て手伝おうとしたので、私は父が触った物干ハンガーを壊しました
また、私が外の人に手渡ししなくても良いではないかと思い、縁側に洗濯物を積んでその場を離れました。
ーーーーー
自分が外の人に手伝ってくれるよう頼んでおきながら、途中でその場を離れるのは、大切なのは距離感だけで、社会性には一切従わない徹底した印象でした。父が触った物干ハンガーを壊すというのは、関係ない縁は切るということで、親切だろうが容赦しないところは、アウトサイダーと言われるデネボラらしく、すがすがしいです。
そもそも、縁側から外に下りないのは、社会に近づかないということになります。社会には近づかず、自分の作品や主張のみを出すという風にもなるのかもしれません。

存続の危機

2つ目の夢では、横向きに寝ていると、後ろから母が抱きついてきて、さらに母の後ろには父がくっつきました。私は息苦しくてパニックになり、やめろと激しく抵抗し、ひとりで別の部屋で寝ました。
ーーーーー
母がくっついてきた時は凄まじい嫌悪感で、自分の存続の危機を感じました。何も考えず近づいてくるのは、暴力でしかないと思いました。

仕事は3年周期で辞める

3つ目の夢では、3年続けた裏稼業を今日で辞めることになり、職場のSさんには伝えてあるけれど、ほかの社員にはまだ言っていませんでした。やめることを知らない社員が10年後のことを話してきたので、「その頃私はもう辞めてると思うけどね」と言いました。
ーーーーー
明日からもう仕事に来ないのに、それを知らず10年後の話をしてくる社員に、ハッキリ辞めたと言わないで、10年後はもう辞めてるという言い方をするのも、デネボラっぽさなのでしょう。はっきり伝えた段階で、その人との関係性ができてしまいます。

この仕事はほとんど自宅でできる仕事で、何人かは事務所にも来ているという感じでした。裏稼業というだけでもデネボラっぽさはありますが、3年でやめるのは足を洗うからではなく、一つのところに深入りしないためでした。
職場のSさんは、風来坊のような身軽な雰囲気の人で、夢の中で私はSさんの距離感に信頼を置いていました。

メリーさん

1980~1990年代ごろ、横浜で米兵相手の娼婦の生き残りとして有名になったメリーさんという人がいました。彼女は社会の安寧に属さず、助けにも応じず、いつも一人で横浜の街をじっと見ていましたが、デネボラそのものだと思います。
メリーさんはヘリオセントリック図の地球ポイントと土星が、デネボラと合です。

また、メリーさんの姿をずっと追い続けて、メリーさんの舞台をやっている女優の五大路子さんは、はじめてメリーさんと目が合った時に、
「あなた、私の生きてきた今までをどう思うの?答えてちょうだい」と問いかけられた気がしたと言います。
五大路子さんのヘリオセントリック図の水星もまた、デネボラと合なのです。五大さんは、デネボラとしてのメリーさんの生き方(地球ポイント・土星)を水星で受け止めたことになります。

記事が参考になりましたら、ぜひサポートをよろしくお願いします! サポートは100円から可能です。