見出し画像

北斗七星の4つの恒星について

私は北斗七星の中で一番最初にドゥーベと繋がったと思っていたのですが、思い返してみるとそれよりも前の高校生の時にメラクの影響があったと思います。そして最近気づいたのは、メラクもフェクダも何回も夢に出てきていたということです。
そこで、ドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ、この4つの恒星のイメージの違いを、私が感じた限りではありますが書いてみたいと思います。

大組織ドゥーベ

ドゥーベは私にとってはなぜか、比較的優しい印象があります。育てるという部分を強調して感じ取っているのかもしれません。いつも優しく迎え入れられる感じで、しかしそれは決して心地良くはなく、継母に大切にされているような印象があります。継母は大規模な組織のトップで、私は何も知らない養子というイメージです。周りには踊りをおどる踊り手がいることも多いので芸能に関係すると言われるのもあながち間違ってはいないと思います。
また、移動式の大規模集落の夢を見たこともあり、これが定住ではなく移動できるというのが信じられないくらい大がかりな施設やシステムが整っており、すべてが潤っているように見えました。このゆるぎない巨大システムとそこでの育成というのがドゥーベそのものという感じです。
細かいことは言わないが北斗七星のトップとして大枠はここにあり、という感じです。
夢では光と風の入る巨大なホロ(幌)があり、そこではラクダがのびのびと飼育されていたり、またどこにも窓のない密閉された楕円形の建物もあり、どちらも洞穴での修行や育成を連想させます。
どこかのんびりとした印象なのは、ドゥーベが現在獅子座の16度「嵐の後の陽光」にあるからかもしれません。

暗い穴のメラク

メラクの夢はとにかく部屋が暗いのですが、それはメラクは洞穴を掘り進めて探求してゆく性質だからでしょう。
私は中学3年から本格的なピアノの先生に習っていましたが、先生のお母様もピアノを教えていて、母屋では大女熊が、離れでは女熊がそれぞれ立て籠もってレッスンをしているという感じでした。
お宅は母屋も離れもそれほど広いわけではなく、暗い部屋にグランドピアノとアップライトピアノがぎゅうぎゅうに詰め込まれていて、さらに生徒が何人も入ってすし詰め状態でした。洞穴のおこもりも人数が多いと酸欠になりそうです。
そのピアノの先生は大筋を提示してくれますが細かくは教えてくれませんでした。あとは自分でどうするのか考えろという感じでひたすら圧をかけてきます。
今思うとこれは、毎晩の夢見で見えない穴を掘り進めてゆくのと同じで、夢から大筋のことは教えてもらえるけれど、細かいところは自分でどうにかしなさいというやり方に似ているなと思います。
手取り足取り教えてもらうのではなく、方向性だけ教えられてあとは自分でひたすら掘ってゆく。導かれるが自分で進まなければ道ではないという感じです。道はとても暗く、ひたすら掘っていないと不安で死んでしまいそうだけれど、掘ることでもっと深みにはまる、メラクはそういう印象です。人穴の洞窟に入った時の暗さ、深さは本当にメラクの印象とよく似ています。

メラクの現在の位置が獅子座20度「ズーニー族の太陽の崇拝者」ということでは、毎度穴に入ることでどんな時でも探求し続けてゆくということになると思います。

明るく感じるフェクダ

フェクダは、松村潔さんがサカのチームのことを話しているせいか、私が夢で見る限りかなり明るい印象です。キツネのお祭りが開かれていて、そこでいろいろ派生した遊びが繰り広げられています。
また海のすぐそばに大きな高層マンションが建っている夢を何度も見ているのですが、私はこのマンションに憧れていて、いつかお金持ちになったら住みたいなといつも夢の中で思っています。お金持ちというのは、このマンションに住むのにふさわしい状態になったらということでしょう。マンションはフェクダのTAOの山と考えられます。

フェクダのマンションの隣にはアミューズメントパークがありますが、1階が一番にぎわっています。これはフェクダの山のすそ野で、すそ野では多くの人が楽しめるようになっています。修行の入口は広いけれど、マンションの最上階に住むにはそれに相応しい存在にならなければなりません。

フェクダの現在の位置は乙女座1度「男の頭」ですが、フェクダの踊りはむしろ獅子座30度の熱感覚を出し切る感じもします。しかし阿波踊りのように踊ることで、上位の感覚にどんどん集中してゆくと考えることができます。すそ野で踊ることで頂上への道をひとつはっきりと見つける。宗教でも、キリスト教とイスラム教どちらも信仰するというわけにはいかないのと同じかもしれません。

スパルタなメグレズ

今フェクダではすそ野が重視されているように思いますが、メグレズでは道に入ってからの日々の修行についてドゥーベよりも具体的に、フェクダよりも厳しく提示している印象です。(これは私から見たものであって、より普遍的なイメージとは違うかもしれません。)
メグレズの修行は、常に今の自分よりもずっと上のことを要求され、それについてゆくことで成長するというやり方に思えます。
言語学者クラッシェンは、今よりも少し高い水準の言語を提示することで理解に進歩があるという「i+1」で表すインプット仮説を立てましたが、メグレズはi+3とか、i+5とかをバンバン出してくるイメージです。

メグレズの現在の位置は乙女座2度「掲げられた大きな白い十字架」ですが、今の小さな自分よりも+3、+5と、先の大きな目標を提示されることでそれに沿った活動をすることができるというということになるでしょう。

最後に

北斗七星の4つの恒星イメージは、どれも私が夢から感じたことを改めて分析してみたものですから、歪みや偏りは多々あると思います。しかし夢と言葉の間にある断絶を埋めてゆくことは、今の私にはとても大切な修行だと感じています。
私の至らなさを晒すことになっても、書いて出すことが何よりも大切だと信じて、日々精進してゆきたいと思います。

記事が参考になりましたら、ぜひサポートをよろしくお願いします! サポートは100円から可能です。