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集団

今日の夢は昨日の夢の続き、集団圧力について。
集団を扱うことに長けているところへ、夢の中で初めて行った。

見た夢は5~6個。そのうち3つをまとめてみようと思う。

1)
私が何か反感を買うようなことをしたため、みんなが私を探している。
階段を下りて逃げている途中、上から液体をかけてきた女がいた。
液体は私の腕や上半身にかかり、この液体は胎児が3~4センチまでしか育たない弊害のある薬だったため、私のお腹の中にいた胎児は中絶せざるを得ないことになった。

これは最近、ポーランドで中絶がほぼ全面禁止されたニュースを見た記憶を、夢が借りてイメージになって出てきたのだと思う。
昨日夢で見た魔女狩りのイメージと同じで、私は集団に追われる一個人という視点の夢だ。

2)
私は古くからの湯屋の女将だったが、建物内に成り上がりの男の側近たちが侵入し、私に刀を向けてきた。
私は3本の刀に囲まれたけれど、にっこり笑って丸腰でそこをゆっくりと通り抜けた。
通路では味方が戦いに備えて、すりガラスの向こうに張り付くようにして控えていたけれど、電気をつけていたので丸見えでバカみたいだった。私は電気を消すように指示を出した。
通路を通り抜けると女たちが湯に入ろうとしていたため、そのまま冷静に湯に入ること、女らしく、柔らかく、にこにことしていることと伝えた。
私も湯のほうに向かい、そこで作戦を立て直すことにした。

これは1)の夢と違って、集団対集団だった。
建物内に侵入されたけれど、それをうまく飲み込もうとしているところ。
「成り上がりの男」を「やわらかい女」がどう食べてしまおうか思案中。
でもハッタリの笑顔で刀から切り抜けたり、電気をつけっぱなしで丸見えだったり、まだまだ幼稚。

3)
私は古本屋の2番目の責任者。普段はほとんど責任を負わない。
有名人が大量の古本を査定に持ってきたので、有名人なのでぜひうちに売ってほしいと思っている。
有名人に麦茶を出すと、「この町の高級な料理屋にみんなで行こう」と言われ、行ってみると営業時間外で開いていなかった。
有名人は少し機嫌が悪くなり、この町のチープさについて偏見を語りだした。みんなは黙って聞いていた。
古本屋の男性店員1名だけが、この有名人も料理屋も、そんなことはどうでも良いという感じで空気を読まない態度をとっていた。

この有名人は、たくさんの人に影響を与えるには偏りがあり、目の前の男性店員ですら飲み込めていない。
反対の視点から見れば、男性店員は力を握る有名人に屈しない。屈しないというより気にも留めない。私は最初から屈していた。

どの夢も、くじらが小魚やプランクトンを沢山飲み込むように豪快、という夢ではなく、むしろ飲み込まれたり、影響されたりというもの。
鍛える必要がある。

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