見出し画像

サダルスードの夢

今回はみずがめ座のサダルスードの夢探索をしました。
毎回カードの1枚引きで出た恒星を探索しています。

水泳の準備

私は、50~60名ぐらいのメンバーを率いていて、彼らに水泳を教えようとしていました。プールの手前の部屋で、みんなで着替えたり準備をしていると、ある男性が「この建物は何かおかしいから、どうにかすべきではないか」みたいなことを言ってきました。私はそれを笑って一蹴します。

私は「早くトイレに行ってから水泳するよ!」とみんなに言い、娘をトイレに行かせます。しかし娘はなかなかトイレから出てこなかったので、奥の使われていない2つのトイレも使うことにしました。
奥のトイレに、私ともう一人代表の女性がそれぞれ入っていると、昔風の金髪ボブカットの女性がトイレに来て、「本当にありがとうね」と手を握って何度も言いました。
また、別の男性もトイレに来て「突破口を開いてくれて本当にすごいと思う」と言われました。

水瓶座24度

サダルスードは現在水瓶座24度「情熱に背を向け自分の経験により教えている男」あたりにあります。私は夢の中で水泳を教えていましたが、これは水瓶座らしく、情熱ではなく理論的に教えなければなりません。ここで言う経験は、経験したての熱い感情に同一化しているものではなく、経験を外側から観察し、論理的にしたものです。

ある男性が「この建物は何かおかしい」と私に言ってきますが、その男性の雰囲気は、何となく暗く粘っこい感情に支配されている感じだったので、私はそれを構うべきでないと思い、却下します。

トロピカルサインの水瓶座は風のサインですが、
天の星座のみずがめ座は水を表します。
水瓶座24度というアカシックに降りてきたサダルスードを見た時、それは風のサインらしい教え方になるけれど、教える内容は水泳=水瓶から流れ出る水について教えるということになります。

トイレという玉座

サダルスードには、幸運の中の最も幸運なものを表すと言われているそうですが、どのような幸運かというと、水瓶から流れ出る水が、乾燥した土に染み渡ったり、縁や絆が結ばれたりと、大きな意味での水が表す幸運のことを指すのでしょう。
トイレは異界との接点ですが、はじめは1つしか使えなかったトイレを、3つ使えるようにしたことで、接点は3つになりました。霊的なものとのネットワークが広がったのです。

昔風のボブカットの女性が、玉座に駆け寄るように、トイレに座っている私たちに駆け寄って、お礼を言っていましたが、ボブカットと言えば獅子座3度「髪型をボブにした女」というサビアンシンボルがあり、これがすぐに連想されます。つまり情熱を表す獅子座が、理念的な水瓶座に熱烈にお礼を言っているわけで、ここでは水瓶座(風)のやり方で異界と縁が繋がる幸運が手に入ったということになります。

また別の男性も、トイレに座っている私のところに来て、私を賛辞しました。この男性は、「建物がおかしい」と言っていた別の男性を制したことについても、私のことを評価していました。つまりここでも感情ではなく俯瞰した判断が受け入れられます。

白馬の王子様

次の夢では、私が結婚したらシステムキッチンは父が選んであげるから安心しなさいと言われました。私は、結婚したら何をして暮らすのが一番幸せなのか考えながら、出窓のカーテンを閉めようとすると、向かいの奥さんが窓に近づいてきて、「PTAで通学路に(占星術の)サインを描いてもらう案が通ったんですよ」とニコニコしながら言っていました。
ーーーーー
松村潔著『トランシット占星術』には、サダルスードとサダルメレクは、タロットカードのカップの騎士(白馬の王子様)に似ていると書かれています。
夢の中の私は、白馬の王子様と結婚する時のことを考えていました。私は裕福な家庭の娘という設定で、父はお金に物を言わせて、良いシステムキッチンを選ぶと言っています。私は結婚したら、習い事をして暮らすのが良いかしらなどと考えていて、共働きの可能性は全く考えていません。向かいの奥さんは派手なサテンスーツと濃い化粧で、高級住宅街に住むお隣さんのイメージです。これらはみな、「白馬の王子様を待つ娘」の幸運を示す安易なイメージでしょう。

通学路に占星術のサインのマークを入れてもらうというのは、通学路は水の流れで、そこにサインを書くと、サダルスードの幸運は占星術の理念により運ばれるということになります。

初夢

次の夢もサダルスードの夢ですが、私の今年の初夢としての意味があるものだと思います。
松村潔先生がちょうど雑記の中で、スターピープルにとっての初夢の捉え方について書いていましたが、恒星の夢探索の一枚引きでも、そういったことを考慮して恒星が選ばれていることを私は感じています。

グレゴリオ暦の正月の初夢は、
表層的社会の集団性の中で、自分がどう計画するか、
詐欺的社会の中でどう生きるのか、を表している。

志望大学の変更で生き延びる

夢では、学校に通う気力をとことん失っていました。これをなんとか乗り切るためには、志望大学を変更するしかないと思っています。私は、音楽大学を志望するのをやめて、女が見て美しい女を題材にしたフォトグラフィーについて学びたいと思いました。
地元の本屋でそういう本を友達と一緒に探しますが、見つかりませんでした。私は友達に「もっと大きな本屋に行けばあるはず」と言います。
ーーーーー
学校というのは、松村潔先生の言葉を借りると「表層的社会の集団」で、私は学校に通う気力を失っています。(私は実際に、もう社会活動をしたくなくて、昨年から引きこもっています。)
これをリタイアせずに何とか乗り切るには、志望大学、つまり未来の方向性を変えるしかないと、夢は言っています。

元々は音楽大学志望で、つまり非物質の世界に進みたかったけれど、学校(社会)との断絶が大きすぎて途方に暮れています。
フォトグラフィーは美術と考えると、音楽よりもやや物質的です。そして内容は女が見て美しい女ということで、男女を取り扱うより軽いものです。
つまり、物質に近いけれど泥沼ではなく、非物質に飛躍しすぎていないところをちゃんと埋めてゆこう、ということになります。
今年の私の幸運のカギはそこにあります。やり方は、水瓶座24度的にです。

ディズニーランド

長くなりましたが、最後の夢です。
ディズニーランドでミッキーやプルートの周りにたくさんの人が集まっていました。キャラクター達が裏へ退場する時、ちょっとした笑いを起こして、人々を楽しませていました。
ーーーーー
ディズニーランドにはディズニーが好きな仲間が集まります。そしてキャラクターが現れると、その周りに人が集まっていったりします。そしていつの間にか、キャラクターが移動して、人だかりも移動してゆきます。
雲が集まったところに雨が降り、やがて雲が移動してゆくように、サダルスードは幸運を運んでゆきます。

記事が参考になりましたら、ぜひサポートをよろしくお願いします! サポートは100円から可能です。