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アルキバ(からす座α星)の夢

要約だけ記す。

アルキバはしゃべり続ける。その内容は、二重の意味があるものや、どちらが良いと比べられないようなもの。

例えば、同じ水の量で洗濯する時、汚いものから洗うのと、汚れの少ないものから洗うのでは、どちらが全体的に綺麗に洗えるか、などという、二極を示唆するような内容をしゃべり続ける。

からす座のからすは、神話では、間違った情報を伝えたために罰を受けたとか、うっかりしていたなどという話になっているが、そうではなく、別の視点から見ると、からすの言っていることは正しいのだ。

アルキバのしゃべり続ける力は、ムルジムなどに少し似ているが、ムルジムよりも工夫はないかもしれない。伝えたいことがあるムルジムとちがって、アルキバは二重性のあるもの「そのもの」を表していると言ってもいい。

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