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ヘルクレス座イオタ星の夢

探索理由

死んだ母の行き先を探す旅の一環で、ヘルクレス座ι星(イオタ星、足の部分です)も探索してみました。(母の探索はこのマガジンをご覧ください)
理由は、昔の北極星であるトゥバンとエダシクを探索したので、さらに昔の紀元前10,000年に北極星だったヘルクレス座ι星(イオタ星)も探索してみようと思ったのがひとつです。
別の理由としては、下の歳差の図を見るとよく分かるのですが、母が最初に示したラスタバンとエルタニン(竜の頭の部分)は、ヘルクレス座イオタ星と近いのです。調べてみると、中国ではエダシク、ラスタバン、エルタニン、ヘルクレス座イオタ星、その他の星などで星座が作られていることが分かりました。

Wikipediaより
中国では、ヘルクレス座ι星は「天上の唐棹」を示す天棓(拼音: Tiān Bàng)という星官を、りゅう座ξ星、りゅう座ν星、りゅう座β星、りゅう座γ星と共に形成する。ヘルクレス座ι星自身は、天棓五(拼音: Tiān Bàng wu)つまり天棓の5番星と呼ばれる[16]。


上の図は歳差による北極星の変化を表しています。(クレジット表記は最下)
一番上がこぐま座のポラリス。右回りに-2000の近くにあるこぐま座の大きな星がコカブ。-2000と-4000の間がトゥバン。-4000と-6000の間にある少し離れているのがエダシク。-8000がヘルクレスの右足タウ星。-10000がヘルクレスの左足イオタ星です。

注:この探索は、母の行き先探しが中心なので、下記の夢はヘルクレス座イオタ星の性質を表しているわけではありません。どちらかというと、紀元前10000年ごろの地球の生命の様子を表していると思います。

1つ目:ツイン

1つ目の夢では、隣り合う2つの船に、それぞれ私ともう一人が乗っていました。私とその人は縄で繋がれていて、縄はマストに引っ掛けられており、どちらかが無事でいるには、もう一方が首を吊って死ぬ仕掛けになっていました。今は絶妙なバランスでどちらも生きています。
船の間に立つ人が合図を送ると、その均衡は崩れはじめ、隣の船の人の縄がスルスルと上がってゆきました。私は急いで隣の船に飛び移り、首を吊りそうになっている相手を抱きしめて、事なきを得ました。
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一方が助かるともう一方が死にそうになるのは、まるでタロットカードの19太陽のカードの双子のようです。地上に降りてくる時に、双子の1人は非物質の領域にとどまります。どちらを「死んでいる」というかは微妙ですね。
地上に降りてくる細分化の道のりには、このツインとの別れの場面がいくつもあるのではないでしょうか。例えばH1がH48に降りるには、H3、H6、H12、H24、H48と5段階ありますし、そもそもH1の上にも前宇宙があります。
夢では降りる決断をせず、双子と別れない選択をしています。あまり細分化せず、硬化しないことを選びます。ヘルクレス座イオタ星が北極星だったころは、今よりも硬化していない世界だったのでしょう。

2つ目:弁護士

2つ目の夢では、裸でベッドに寝っ転がったまま、テレビ通話で弁護士に連絡をしていました。弁護士は飲み会中で、8人ぐらいの友人と飲んでいました。そして「君以外とも付き合ってるけど、君のほうもきっちりやるから」と言いました。回線を切ったあと、私は裸のまま上着だけで前を隠し、エレベーターに乗りました。37階にいたので、3~4階下に下りるつもりでした。エレベーターにはしっかり洋服を着て、めかしこんだおばさんたちが乗ってきました。彼女たちは1階か2階で降りる予定でした。
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ここで出てきた弁護士は、1つ目の夢のツインと同じです。ひとつの時間、ひとつの場面だけをみれば、下に分割する時にはパートナーが2つに分かれるように見えるけれど、時間を自由に歩く世界では、何本ものアームを伸ばすように、同時に別の時代に触手を伸ばし、別の片割れとして掛け持ちしていることもあり得るでしょう。それは弁護士があちこち掛け持ちしているみたいなものかもしれません。
私は37階のベッドを降りて、裸のまま33階か34階あたりまでエレベーターで降りようとします。上着は手に持っていて前を隠しているけれど、着ません。服が硬い外皮の象徴だとすると、33階程度の下降ならばその程度で、そんなに硬くない。1階まで降りる人たちは、きっちりめかしこんでいて、イヤリングや指輪も付けていました。
この夢でも、まだ硬化していない生命の姿を強調しているようです。

3つ目:水中を泳ぐ蚊

3つ目の夢では、ジャムの瓶の中に水が入っていて、その中を蚊がふわ~っと泳いでいました。1匹の蚊が突然爆死して、蓄えていた血が水中に広がると、すかさずほかの蚊がその血を吸い込みました。私は手をたくさん蚊にさされていて、上から蚊を見ていました。
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水中を泳ぐ蚊は、まるで4元素がまだしっかり分かれていなかった頃の地球の様子みたいだなと思いました。死んだ蚊が蓄えていた血は、水の中にフワっと広がるのですが、別の蚊がすぐにそれを吸い込みました。まるで生命が依り代にする肉体を失ったので、近くにいた別の肉体に入り込んだみたいでした。それは、意識の続く輪廻のようでもありました。
そもそも蚊たちは私の血を吸ったので、私から分割した分割魂です。私はジャムの瓶の中で起こる蚊の短い生命サイクルをじっと見ていました。
この夢も、大きなスパンの生命を感じさせます。

母が橋渡ししてくれたこと

りゅう座の恒星からヘルクレス座イオタ星までの探索は、全9度の夢探索で母親が出てきたことがきっかけでした。9はぎりぎりまで高く上る数字です。母は自分がりゅう座に関係する惑星にいることを利用して、私に歴代北極星の旅をさせ、長いスパンの生命について、よりリアルに感じられるよう、理解するよう、導いてくれました。
神々の食事とは何か、巨人とはどういうことか、時間を自由に歩くこと、今よりも硬化していない時代や、存在のこと。
母は地上に私が降りる橋としての役割をした人ですが、そのよしみで、今度は意識の橋渡しをしてくれました。下に橋渡しをしたのなら、上にもしようというのが母の意向なのかもしれません。

母は、りゅう座(おそらくエルタニンかラスタバン)に関係する太陽系内の惑星にいます。はじめは恒星に帰ったのかと思ったのですが、どうやら惑星にいるようです。なぜ惑星だと思うのかというと、はじめに電気のイメージが強かったことと、それからりゅう座の恒星とかではなく「母の居場所そのもの」を探索をすると、4元素イメージが多く出てきたからです。(noteに夢はまとめていません)
でもこの地球よりはずっと軽く、過ごしやすそうな場所に感じました。母はそこで、音のない音楽の指揮者のような勉強をしているみたいです。

母のおかげで、惑星間の隙間にこそ生命が詰まっていることを強く実感しました。あまりに強く実感したせいで、木星や火星など物質として存在している惑星が、今は死体に見えてしまいます(笑)

2月22日に母が夢に現れ、28日に探索は終了しましたが、実は27日に納骨をしたそうです。私は行かなかったのですが、近々納骨をすると聞いていて、それが27日でした。亡くなったのは何年か前です。


歳差画像のクレジット表記:
Tauʻolunga - self, 4 bit GIF, CC 表示-継承 2.5,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=891838による
トップ画像のクレジット表記:
Sadalsuud - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=12047463による

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