🐍日食サロス116番の旅 66/70(4)


ドラコニックのジオルナ、アスペクトも見てみよう。


土星と海王星の180度、火星が調停

 海王星 ♍25: A flag at half-mast. [半旗として掲げられた旗]
 土星 ♓22: A man bringing down the new law from Sinai. [シナイから新しい法則を持ち降りてくる男]

 降りてきた男は、下までは降りず、半分あたりで止まりそうです。法則は坂の途中に置かれました。

 火星が調停の位置にあります。
 火星 ♏27: A military band on the march. [行進している軍楽隊]

 男が止まっても、法則から発する振動は止みません。半旗の旗でも風になびく。その音は麓へと鳴り進んでいって、なにかが上のほうからやって来ていると、麓の人たちは気づくのかもしれません。
 中にはそれに強く気づいて、それを迎えに行くかのように、それに導かれるかのように。そして半旗が上がったのかもしれません。


土星と金星150度はかなりぴったり

 土星 ♓22: A man bringing down the new law from Sinai. [シナイから新しい法則を持ち降りてくる男]
 金星 ♌22: A carrier pigeon. [伝書鳩]


鳩?

ところで、鳩の、pigeonとdove ってどう違うの?
ググって一番上に出てきたのではこう書いてあります。

それぞれでさらに詳しく探すと、

 結構意味が違いますね、pigeonとdove。dove が天上的で美しい世界なのに対して、pigeon の意味ってけっこう地上的。

 土星 ♓22: A man bringing down the new law from Sinai. [シナイから新しい法則を持ち降りてくる男]
 金星 ♌22: A carrier pigeon. [伝書鳩]

 え? 上から法則を持ってきた男と、騙されやすい若い女、ってこと? そこで150度です。上手く使うには努力が必要。

 

サビアンシンボルの中で「鳩」が出てくるのは4つある

 ♉22: White dove over troubled waters. [荒れた水の上を飛ぶ白い鳩]
 ♌22: A carrier pigeon. [伝書鳩]
 ♎26: An eagle and a large white dove turning one into the other. [互いに入れ替わる鷲と大きな白い鳩]
 ♒20: A large white dove, a message bearer. [大きな白い鳩、メッセージの担い手]

 ♉22、♎26、♒20はどれも dove、しかも white dove ですが、♌22だけ pigeon です

 pigeon には英口語で、仕事、責任という意味もあるらしく、そして、「pigeon」の語源は、ラテン語の「pīpiāre(さえずる、甲高く鳴く)」であると考えられている、とも書いてあります。
 このあたりは、先ほどの火星♏27の軍楽隊とも繋がりそうです。金星♌22と火星は90度ですね。


 日本語では同じ鳩だし、鳥仲間ですから、pigeon も dove も関係はあると思います。doveは白くて天上的ですが、pigeonは灰色です。地上と行き来する仕事をしているうちに汚れちゃったのかな?


 海王星と土星と火星だけなら、すんなり話も終わりそうだったのですが、金星も入れたら、話が思いもしない方へと広がりました。案外金星がキーなのかもしれないですね。




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