早稲田大学 新思考入試 (地域連携型) 2019 小論文 模範解答

男女のグラフの比較にもとづいた両者に共通する点として挙げられるものは、まず、他の年齢層に比べて20代から40代前半の移動人口の割合が大きいことが挙げられる。特に、男性は20~24歳、女性は25~29歳が他県への移動人口の割合が最も多く、男女とも20代での他県への移動人口の割合が他の年齢層より大きい傾向がある。また、20~24歳、25~29歳、30~34歳の年齢層において、国外への移動割合が大きい傾向も見られる。さらに、男女ともに移動人口の割合は、30~34歳が最も高く、約半数が居住地を移動することがわかる。以上の傾向が生じる原因は、大学進学や就職に伴う移動の必要性が高まるからだと考える。20代では大学進学、働き盛りの30代においては結婚や転勤に伴う転居が発生することが挙げられる。また、20代から30代前半にかけて国外へ移動する者の割合が高いのは、人生のなかでも若くエネルギーの溢れる時期に海外での生活を営もうとするからだと考える。

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