見出し画像

【考察+独り言】中身+物事の本質

◆はじめに

大好きなモモンガについて話したい。
と言っても、動物のモモンガではなく書籍『なんかちいさくてかわいいやつ』/ナガノ(著) に出て来るモモンガについてだ。
ついでに呼吸をするかの如く当たり前にしのぶさんの話もする。
その他、関連性のある話を独り言ちる。


◆きっかけ

先日、Instagramのちいかわの続きが気になるからTwitterにあるかな?と思って開いたら、しのぶさんの考察に繋がるネタが出てきたのでここに記録しておく。

まとめてみた

「胡蝶の夢」という言葉は以前イラストで見かけたけど、文字通り「胡蝶(しのぶ)の夢(願望)」なのかなって思っていた。
✳︎その絵はカエしの漫画を描いている人のもので。絵は裸体の姉さんに抱かれるしのぶさん、というもの。

「胡蝶の夢」という慣用句?から『胡蝶しのぶ』と名付けたならば、姉カナエの思い(鬼と仲良くする・頸を斬らずに済む方法を見つける)を継いでる……ように見せかけ、その実、妹しのぶ本来の思い(鬼はブチころ・毒で苦しめ)→真逆の考え   を持つキャラ設定によく当てはまる。

言葉は姉カナエのように優しくなっているが中身は変わっておらず鬼を憎んでいる。
しのぶさんは姉さんの思いを継ごうとしている最中に憎しみの毒を摂取している。この渾沌。この矛盾。
鬼を斬らない方法を考えながら鬼を弱らせ斬る未来を夢に描いている。

毎日毎日、生物の細胞は生まれ変わる。
その「毎日」に。
毎日毎日、毒を摂取する。
毎日毎日、鬼への憎悪を抱きながら毒を摂取する。

軽く狂気だね。

そんなしのぶさんが大好きです。
情緒不安定な結果がコレです。(↓)

『鬼滅の刃』/吾峠呼世晴(著)

ああ、なんて可愛いんだ……愛しい、紫の君よ。

しのぶさんが「鬼」を許したかは、半々だろうね。
珠世さんのことは認めたけれど童磨のことは死んでも憎い。
でも「鬼」の中にも珠世さんみたいに無差別に人の肉を喰らい悲しみを生む鬼から改心した鬼も居るんだなと知れたのは大きな心の変化だと思う。
というか、しのぶさんは鬼相手にも「可愛いお嬢さん」って言っちゃうから「鬼」扱いしてないんよね。鬼に対しても礼儀がある。←それがカナエの言動だったのかしのぶさん本来なのかは分からない。もしカナエ姉さんが"そう"言っていたんなら、23巻の「"あの人"は凄い方です」の「""」。
つまり、しのぶさんが「鬼」を「人」呼びしたことへの強調を描いたのだ。
しのぶさん本人の鬼に対する心の変化を表している。


◆モモンガ

さて、きっかけにより、過去の投稿も読んでみた。

https://mobile.twitter.com/ngnchiikawa

ちいかわに攻撃的なモモンガ。
何故なら ちいかわは"可愛い"から(↓)

書籍:『なんか小さくてかわいいやつ』/ナガノ(著)
撮影:筆者

『フー…ン(泣けば許されるのか。同情されるのか)』って思ってそう。

ところで、少し話題が逸れるが、この「キメラ」も元は違う姿形だったってこと??(↓)

書籍:『なんか小さくてかわいいやつ』/ナガノ(著)
撮影:筆者

『こんなに』なっちゃった……って。
まるで誤った敬語のような言い回し。
レストランで注文した料理がテーブルに届く。店員がこう言う。
『こちら、パスタのなります』

え……?!
パ、パスタに見えるけどさらにパスタに変化するの??
will beパスタ?   お〜〜 いえ〜〜(◎▽◎)?????

みたいなね。
キメラさん泣いてるし、ポカポカ殴って来る ちいかわを「こわい」って言ってる。見た目ゴリラでも中身はか弱い乙女なのよ??的な??
ヒョエエ(◎ω◎)

あと、これも。(↓)
こやつによってモモンガと怪獣は入れ替わったんじゃないか?って。

書籍:『なんか小さくてかわいいやつ』/ナガノ(著)
撮影:筆者

強くなりたい者、可愛くなりたい者が居る。

ナルホドねえ。
読んでて違和感はあったけど「そうゆう意味分かんない世界」だと思ってたから謎なまま流し読みしていた。基本的に興味ないのかな……
分からなくても まあいっか、いつか分かればいいや〜〜って思うタイプ。

だからしのぶさん分かりたい欲は自分の中で異常なんだよ。
執拗なまでに胡蝶しのぶを分析して解剖して知ろうとしている。執着している。


◆自分の幸せで誰かが不幸になるのはいけないこと?

そして何故かこの入れ替わりした生き物の姿(言動)を読者は闇が深いとか怖いって言う。

なんで??

確かにモモンガ(本物)は入れ替わったことで泣いて悲しんでいるし、返せって主張している。
でも元怪獣は可愛い姿のままで居たいし可愛いを研究している。

✳︎とあるpixivの漫画であったように──イケメンとブサイクが入れ替わってイケメンは外見が不細工でもモテて、不細工は外見がイケメンでも性格ブスだから人々が離れて行く話──モモンガ(元怪獣)も中身が変わってないから「自分」は自分でしかないんだって思っていて、それをにフラストレートしているのかなって。
ちいかわがうさぎの姿になって積極的に何かするんだけど上手くいかなくて。
よくあるエンターテイメントのネタで入れ替わりの人生逆転があるけど……

そんなハズねんだよ、ば〜〜〜〜〜〜か!!!!!!(カイちゃん風に)


◆心の闇

私は、自分の外見も脳も肉体能力も何もかも嫌い。
全否定まではしないが嫌い。たまに好き。
ハイスペックな容姿と脳と内臓に恵まれたかった。ついでに環境。
そうしたら、こんな卑屈な性格じゃないし根暗でもない。

だから、なりたい姿になって喜ぶ 元同僚(カエルのポシェット)に闇を感じるとか言われたら「お前は恵まれてるからそう思うんだろ」って妬ましく思う。

なぜ。なぜ。

『鬼滅の刃』もしんどいとか、なぜ。なぜ。
なにゆえ、共感したーー!!めっちゃ分かるーー!!って言う感想が少ないの。

こういう大多数の読者の感想を見る時、溜め息が出そう。
私は読んでいて何の闇も感じないし、モモンガ(元怪獣)だって可愛いって思う。
自分が元に戻りたくなくて機械をぶっ壊して「キラッキラッ」てする顔も可愛い。

自分が幸せになるなら誰かが不幸でも良いか。


いいと思う。

だって、その「不幸になった人間」が「極悪人」の場合があるから。
例えば、悪魔(サタン)は我々人間の不幸を望んでいる。
あらゆる手段で人間を肉欲のままに溺れさせて堕落させる。
そうして地獄行きが確定すればサタンは「キラッキラッ」なわけで。

逆に私が慎ましく善を選び神に従えば、悪魔は地団駄を踏む。
一緒に惨めな状態になって不幸になって地獄で苦しまないから。


◆一番残酷なのは誰?

じゃあ、モモンガ(元怪獣)は悪人なのかと言ったらそれは分からない。
描写がないから。

モモンガ(本物)が体を返して欲しいと泣いていて、元怪獣は可愛い姿のままで幸せであることを「モモンガ(本物)が可哀想」だと判断する目は浅はかだ。
想像力と思いやりに欠ける人間だと私は思う。

だって、モモンガと怪獣がそうなった経緯を知らないんだもの。

桃太郎は正義の味方。鬼の子供からすれば、親の仇。
正義ってなんだよ。
公平ってなんだよって話。

それこそ、モモンガの幸せを願う奴らに「じゃあ、怪獣の幸せはどうなるの?」って訊いたら何て答えるんだろうか。

「こいつはモモンガを苦しめたから報いを受けて当然」だと言うのだろうか。


誰が一番残酷なんだよ。


全ての命が同時に幸せなれる現実なんて存在しないんだよ。

だから私は自分の幸せの為なら誰かが不幸になってもいいと考える。
そいつが非常に健康体だったら尚のことそう思う。
そいつが喫煙者だったら一層そう思う。
お前なんか不幸になってしぼんでしまえばいいと思う。

だって私にとっては不愉快で害でしかない。

私はご飯を食べても食べなくても胃酸の調整が上手くいかなくて胃痛になる。
ご飯を食べても食べなくても怖いのだ。
私は放尿してもしなくても気持ちの悪い膀胱炎に襲われる。
四時間以上ずっと残尿感があるのだ。その内痛みを伴い出す。
人間が当たり前にする食べて排出する、その行為すら私には恐怖なのだ。


生きていればイイコトあるよって。諦めるなよって。


明るい言葉を言うけどさ。
生きてるだけで毎日悲痛な場合はどうしたらいい?

自分が「生きているから」痛いのだ。苦しいのだ。
他人がどうこうじゃないし環境がどうのでもない。

自分が息をしているだけで苦しいのだ。

しまいには、呼吸すら痛み出すから、もう勘弁してほしい。
空気が針のように痛いのだ。呼吸することが怖いのだ。

これを「つらい」と言わないで何がつらいんだろう?何がしんどいんだろう?

眠りたいのに眠れない。
眠れないと疲労で眼球が痛み、心臓が苦しくなる。頭痛がする。

起きて、食べて、出して、寝て、当たり前のように息をして。

たったそれだけの当たり前が私は出来ない。
うるさい耳鳴りのせいで精神がおかしくなりそうだ。
そして慢性的な耳鳴りの治療法は存在しないと先日医者に言われ絶望した。
この気が狂う雑音が常にあるのかと思うと恐怖で泣いた。
音が近くて五月蝿くて煩わしいのに誰一人それを理解できない。

泣いたって誰も助けてくれない。叫んだって誰も救ってくれない。
祈っても神様は何もしてくれない。
何の為に生きているのか分からなくなる。


そんな時にしのぶさんを見るのだ。


しのぶさんが歩いた茨の道に落ちる血が綺麗だと思う。

少し心が軽くなる。

私の苦しみや孤独を解ってくれる存在がそこに居る。

でもしのぶさんは、
生きてない。
触れない。
声が聞けない。
心臓の音を聞けない。
寂しい、悲しい。

傍に居て欲しい。


結局、私は独りなんだ。


嫌だなあ、嫌だなあ。独りは嫌だなあ。
泣いたって誰も涙を拭ってくれない。可哀想な涙の雫だなあ。

ハチワレのポジティブ思考が眩しいよ。あんな貧しい暮らしをしているのに幸せを見つけられて凄いよ。

私もかつてはハチワレのように明るくて幸せな子供だったんだけどなあ。

ああ、嫌だ。

雨の日は気が重い。低気圧。

諦めたい。人生を諦めて自分を捨てたい。がぼぼぼぼ。
つらいけど俗世的な快楽には溺れたくないのだ。

つらい〜〜、人生がつらい〜〜。とてもつらい。
つらいのでエロしのを頭に描いてアドレナリンを出そうね。
るかしのを見て癒されようね。

わいが死んだら、この可愛いしのぶさん達はどうなるんだろうか。
一緒に燃やして貰おうかなあ。
そうしよう。いそいそと遺書でも追加するか。

つらいーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

わいよりつらい人はいねがァアアアア!!!!!!!!
それ見て元気になるよ!!

わいより不幸な人はいねがァアアアア!!!

無理〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!しんどいぃいいいい。人生がしんどいぃいいいい。んふふふっふう。
つらい時、つらいと言えたらいいーのになあっあ!アクアターイムズ!

考察:「胡蝶の夢」ならば、しのぶさんは鬼を憎んだまま死んだってこと。


◆オマケ

例えば、モモンガ(元怪獣)が本来とっても優しい心の持ち主だったのに外見が怖いから周りに言葉の暴力を受け、石を投げつけられて心も体も傷付けられた過去があったとしたら?
それでもモモンガ(元怪獣)は悪いやつなんだろうか?
外見だけで判断した弱者はどうなる?
その中にモモンガ(本物)が居たらどうなる??

あいつを追い払え!   あいつは生きているだけで有害だ!!
ってモモンガ(本物)が言ってたら??

それが恨みに変わって、謎の魔女みたいなやーつに「あのモモンガと体を入れ替えて僕は可愛い体を手に入れたい。あいつに僕の苦しみを解らせたい。それが解るまで入れ替わらない。自分が弱い者だと信じて見た目が怖いだけの僕を存在悪にした"本物の怪獣"に、僕の苦しみを知らしめたい」って。

そんなお話だったら、どーーーーーーーーーー思うの??

モモンガ(本物)は、「被害者」?   本当に?
モモンガ(元怪獣)は、「悪者」?   本当に?

だからね。
作者がまだ公開していない部分を勝手に思い巡らせてこうだと決めつけて悪者扱いしている脳は、想像力と思いやりに欠けるって私は言っているんだよ。
作者が、考察通りのシナリオを公開したなら……確かに怪獣は悪いやつなんだろう。


少し観点が変わるが、脳の話をひとつ。

世の中に「うわ、気持ち悪い性的嗜好。吐き気するんだが……」って思う人いるじゃん?

グロテスク、レイプ、SM、虐待、虐め、売春、緊縛プレイ、乱交、赤ちゃんプレイ、スカトロ……などなど。
理解し難いし、したくもない性的嗜好。

これらの嗜好を持つようになるきっかけはなんだか、考えたことある?

また、表現を変えてみると、

こどもが悪いことをしたきっかけはなんだか、親は考えたことある?

何が善で悪なのか判らない幼児に親が頭ごなしに叱る。
そういうバカな大人は自分の愚かさを見直しすことを薦める。
想像力を豊かに持って欲しい。

自分が上司で、新人を教育する時。
その新人は少なくとも19年は生きている。または16年か。
そんな新人は分からないことが分からない。
そうでしょう?
教えられていないのだから。

それなのに、怒る人って視野が狭いし自己中心的で浅慮。

こどもなんて人生3年目なのに怒られるんだよ??
「ほら言ったじゃん!」「何回言えば分かる?」「ダメじゃん」
知ったこっちゃねーーわ。

動物も同じね。
人間様の都合で怒ったり叩いたりする奴は動物を飼うな。
人間世界のルールとか知らんし、マナーとかそれ美味しいの?

さて、話を戻す。
物事には必ず始まりが存在する。
急にポッと出てくるわけではない。いや、ポッと出すらも「気まぐれ」という始まりが存在している。
つまりだね。
理解不能な性的嗜好の持ち主にもそれを好きになるきっかけがある。
犯罪者や殺人犯も同じ。
「あんなに温厚な人が……」
「魔がさして……」

簡単に言えば、現代社会のストレスと脳のエラーで常識のネジが飛ぶ。
精神的肉体的苦痛を味わったことのある人間の脳は気が狂うので、気狂いな性的嗜好に走るのだ。

私が言いたかったのは、
「人間」が「人でなし」になるのは同じ人間がそうさせた。
つまり、犯罪者や気持ち悪い性的嗜好の持ち主は人間関係から生み出される。
本来、人間は純粋無垢なのだ。
それを人間が真っ黒に染めていくのだ。(↓)

神は人を正しい者に造られたけれども、人は多くの策略を考え出したのである。

伝道の書 7:29

性相近く習相遠し。
習い性と成る。

「論語‐陽貨」と諺

そして、その習慣を教えるのは「人間」なのだ。
悪魔が人の心を捕えようとして企てた狡猾な策謀によって生じる、罪と背きと悪魔のとのために、人々の差異がどれほど大きくなるものであるかが、わたしたちには分かるのである。

罪を犯していなければ・法で裁かれなければ、自分は善人だと信じている。
こわい、こわい。
ああ、恐ろしい。
自分は善良で義人だと信じている脳が一番恐ろしいのだよ。

なんかの漫画。Pinterestで拾った

最後にもう一度、聞きたい。
モモンガ(元怪獣)は本当に「悪者」なんだろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?