【第9世代ダブル】お墓参り采配(シーズン1:最高172位)
初めまして。pokotanjpと申します。
普段はTwitchでポケモンSVやレインボーシックスシージのランクマッチをひっそりと配信しています。
このページは、私がダブルバトル・シーズン1で使用した『お墓参り采配パーティー』の供養記事です。
12/27の夜に瞬間最高100位台に到達したものの、当時の対戦環境でこれ以上順位を伸ばすことは難しいと感じ、解散しました。
2桁に乗せたかったなあ。
でも百の位を四捨五入すれば2桁だから、いいか~!
構築の経緯
ハカドッグのゴーストテラスタルお墓参りが強力で、味方が2体倒れた後ならほとんどのポケモンを1撃で倒せる。
↓お墓参りをヤレユータンで采配したら、『1撃×2回』で対面を一掃できるのでは?
↓ヤレユータンの素早さが低いので、後発トリックルームからもふもふハカドッグを着地させよう。
↓バンギラスとルガルガンを手持ちに加えて砂かきハカドッグを偽装し、相手のミスを誘おう。
↓岩雪崩で怯ませながらトリックルームを展開してお墓参り采配する形から運用スタート。
最終的にこうなりました。
途中までは、バンギラス&ルガルガンからの有効打が無いコノヨザルに対処できるよう、命の珠ペリッパー&こだわりハチマキフローゼルを入れていました。
しかし、クリスマスが明けた途端にドドゲザンという謎のポケモンが大量発生したため、お墓参り采配以外の詰め筋としてハリテヤマとコータスを取り入れました。
なので、終盤はお墓参りよりも噴火や熱風を采配していることが多かったです。環境が悪いよ環境が。
選出パターンと立ち回り
① バンギラス+ルガルガン/ヤレユータン+ハカドッグ
基本の選出。
岩雪崩で相手を怯ませながら1~2体削り、先発が落ちたらヤレユータンで後発トリックルームを展開します。
対戦中は以下の立ち回りを心がけていました。
相手にワイドガード持ちがいない限り、半減でも気にせず岩雪崩を押す。
ルガルガンに飛んで来る猫騙しはファストガードで防ぐ。
お墓参りを半減する悪タイプはルガルガンのインファイトで倒しておく。
たまに岩雪崩で相手が怯み続けてそのまま勝つことがありました。
これがeスポーツなんだよね。
さて、無事に後発トリックルームを展開し、ヤレユータンとハカドッグが並んだとします。
ヤレユータンはハカドッグより先に動くため、ハカドッグの1回目のお墓参りは采配できません。
その代わり、次のターンはハカドッグに采配しながら『ハカドッグ自身が前のターンとは別方向にお墓参りを振る』ことで、お墓参りが威力150かつダブルダメージ減衰の無い範囲技に変化します。
もちろん、同じ方向に威力150を2回振ることもできます。
ハカドッグは大抵の攻撃を1回、等倍接触技なら2回耐えるので、お墓参りをどちらに振るべきかを考えて立ち回るのが楽しかったです。
トリックルームターン内に相手を一掃するか、ハカドッグの影打ち圏内に入れられれば勝ちです。
コノヨザルとドドゲザンが流行る前は強かったです。
② ハリテヤマ+ヤレユータン/コータス+ハカドッグ
コノヨザルとドドゲザンを倒すための純トリックルーム選出。
初手からトリックルームを展開し、采配で高火力技を押し付けます。
コノヨザルが炎テラスタルしだす前は強かったです。
③ ヤレユータン+ルガルガン/刺さってる2体
オシャレを目指してたまに使っていた選出。
ヤレユータンをバンギラスに交換して砂かき起動。
ルガルガンをコータスに交換して熱風采配準備。
トリックルーム+がむしゃらを選択し、次のターンに采配。(うまくいくと対面2体のHPを1にできます)
など、相手の初手に合わせて動きを変えられますが、あまり使いこなせませんでした。
個別解説
ハカドッグ
発売後1週間で海外の対戦コミュニティを出禁になった犬。
タイマン性能がOver Powerなら、2回動けばダブルバトルでもOver Powerなのだ!
テラスタルすれば、一部の高耐久ポケモンを除き、相手がゴースト等倍であれば1撃、半減されても采配で倒せます。
バンギラスの撒いた砂ダメージで削れないよう防塵ゴーグルが必須。
モロバレルを無視できるようにもなり、とても便利でした。
ヤレユータン
采配というインチキ技を持つポケモン。
オボン込みの耐久が高く、ほとんどの攻撃を2発耐えてトリックルームを展開してくれました。
あくびはとても重要な技で、お墓参りを2回以上耐えてくるバンギラスやヘイラッシャは一旦眠らせてから殴る必要があります。
他に手が無い時はコノヨザルにも打ちます。
コータスの噴火を耐えてトリックルーム返しができるよう水テラスタルを仕込みましたが、使う機会はありませんでした。
ルガルガン
バンギラスと並べるだけで素早さ実数値が360になる犬。速すぎる。
インファイトで悪タイプを処理したり、岩雪崩で怯ませたり、タスキ発動後のがむしゃら+砂ダメージで強制退場を強いたりできます。
先制技がたくさん飛んでくるため、ファストガードが便利でした。
バンギラス
スカーフ岩雪崩で無限のチャンスを生む怪獣。
ワイドガード持ちや『半端に殴ってはいけない相手(コノヨザル、キラフロル)』以外には岩雪崩を押していました。
単体攻撃時の怯みに期待して悪の波動を入れてみましたが、一度も使いませんでした。
ハリテヤマ
トリックルームサポーター兼アタッカーとして入ってきた力士。
猫騙しでトリックルーム展開をサポートしつつ、インファイト采配による耐久低下と火傷ダメージで速やかに退場してくれました。
ワイドガードはほとんど使わなかったので、他の技が良かったかもしれません。
コータス
晴れ噴火を1匹でできてしまう亀。
炎テラスタル晴れ噴火采配が通ればほぼ勝ちですが、相手もテラスタル等で対応してくるため、無理せず後続のハカドッグにテラスタルを譲ることが多かったです。
火力は采配で補えるため、水モロバレル対策でラムの実を所持。
コノヨザルとドドゲザン対策の最後の希望、でした。
戦績
構成を随時調整しながら100戦ほど回し、トータルの勝率は6割+でした。
感想
「岩雪崩による運ゲー押し付け」「後発トリックルーム」「後采配による単体技の範囲化」など自分の好きな要素を盛り込んだ上で、一時的でも高ランク帯を戦えるパーティーが作れたことに、とても満足しています。
第9世代ダブルバトル、楽しい!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次の記事を書くことがあれば、またお会いしましょう。
追記(2022/1/5)
なんと、まめこじさんが本構築をモチーフにイラストを描いてくださりました。
ありがとうございます! 神!
pokotanjp
Twitter: https://twitter.com/yasuyuqi
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