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行った寺社仏閣備忘録⑥ 大雄山最乗寺

思い付きで天狗様に会いに行く

小田原行った時に「大雄山線」って聞くけど、大雄山線ってどこ行くんだろ?と気になったというだけで大雄山線に乗り込みました。それで大雄山線の電車に乗りながらどこか気になる場所はないかな?と探して見つけたのが「大雄山最乗寺」でした。

大雄山線に乗る前に駅舎カフェで腹ごしらえ

小田原駅にある「大雄山線 駅舎カフェ1の1」で早めの昼食をとりました。

可愛いんですけど!!!

いかんせんお腹が空いていたもので、スフレパンケーキ可愛い!なんて思いながら頼んだのはこちら。

カロリーは正義

めっっっちゃ美味しかったです。
最近ゆるゆると脂質制限していたもので、久々の脂質に体が喜びに震えました…。たまごはとろとろ系ではなくちゃんと火が通ってて食べごたえがあるし、ハンバーグからは肉汁が滴っていて最高オブ最高でした。
あと何気にお店出る時に「行ってらっしゃい!」と言ってくれるのがとても良い…絶対また行きます。

天狗電車

たまたま天狗電車でした。素敵な朱色です。
ドアの開く音が大きくて毎回びびっていました。

終点の大雄山駅まで乗り、降りたところで(そんでお寺はどこにあるんだ?)とキョロキョロ…。何故か私は駅を降りたらお寺があると思いこんでいました。改めて調べてみるとバスで10分、でも次のバスは1時間以上来ない。徒歩なら1時間くらい。どうしたもんかと考えて(まぁ暇だし歩くか)と歩き始めました。所要時間の1時間のあいだは登り坂と階段しかないんで、ハイキング目的の人とかじゃなければバスで行くべきだと思います。(自戒)割としっかり歩くとき用のスニーカー履いてウィンドブレーカー羽織ってて良かったぁと思いました。

てんごくのみちと誤読する

この天狗の小径まで来ると車の走る道路を歩かなくていいのでちょっと気が楽になります。体力的には全然楽ではないです。

森の中で気持ち良いです。
紅葉も綺麗
仁王門は始まりに過ぎない…

なんやかんや言ってるんですけど、森の中ですごく気持ちがいいです。木の香りに包まれて心が穏やかになります。このとき一人で歩いていて、他の人を気にせず疲れたら立ち止まって森を見上げたり鳥の囀りに耳を傾けたり好き勝手できたので足腰はきついものの気持ち的にはとてもリラックスできました。

登りに登り、ようやく最乗寺に到着です。
境内はとても広く綺麗です。土日に行ったからかお茶の販売をしていて、温かいお茶を飲みながらしばらくぼーっとしていました。

本堂から眺める外の景色が素敵


滝もあったりします。綺麗。


とても見ごたえがありました。全部は回りきれませんでした。奥の院とか行きたかったんですが、道中のお散歩でだいぶ足腰がガクガクしておりまして、ここから300段越えの階段をのぼる体力と気力がありませんでした。是非リベンジしたいです。

こんな素敵なお寺があるなんて、もっと早く知りたかったです。神聖な場所っていうのと山の中だからっていうのもあると思いますが空気がめちゃめちゃ綺麗で澄んでいる感じがして、とても良い気持ちになれました。

一年を振り返りまして。

今年はあまり新しい寺社仏閣に行かず今まで行ったことのあって自分が好きな寺社仏閣に再訪する、ということが多かったです。今年の前半はあまり体調が良くなく、後半になったら良くなってきたのはやはり7月に手術したことが大きいかなと思います。色々な市販薬でうまく対処できる時代ではありますが、症状が軽くても「あ、これは病院に行った方がいいかも」と思った自分の直感は無視せずちゃんと病院に行った方が良いとも思いました。

あとこれは自分が歳をとったせいなのか、旅に計画性がなくなってきたのをすごく感じた一年でした。数年前だったら小田原駅についてから(箱根行くか…早雲山駅行きたいな…いや鈴廣でかまぼことビールを…そういえば大雄山線ってなんだろ(今回))みたいなことはしていなかったと思います。旅行ってもっと構えて行かなきゃいけないと思っていたけど週末1日で充分に充実した旅ができるなぁと感じたり。でもこの無計画さに人を巻き込む訳にもいかないような気がして来年も一人ぷらぷら出歩くことになりそうです。


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