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コーカサスから中東へのバイク旅行 (その25)

2023年8月18日

のんびりした朝
ここから予約を入れた。宿まで20キロほどなので急ぐ必要は無い
パッキングして10時半出発

久々のエレバン市内走行
特に何事もなく宿に到着
インターホンを鳴らして入れてもらう
こんにちは、予約してある日本人です
ほほう敷地内に駐車スペースありと書いてあったけど、うん充分広いスペースだね
部屋はベッド2つのツインの部屋で他に誰もいないようだけど、もしかしてシングル状態ですか?2段ベットのドミ部屋だと思っていたけど、、、
部屋の横のキッチンもくつろぎスペースもなかなかきれい
1番安いホステルを選んだけど、当たりを引いたのかもしれないと嬉しい気分で荷物を解いていると眼鏡をかけて、痩せ型の神経質そうな男がやってきて1泊6000ドラムだと言う

自分のagodaでの予約は3泊で6000だったよ?
スマホで予約画面を見せるがそんな中国語は読めないとか言う
この予約ID番号は同じなんだから自分の方で調べてみてくれと言っても話が通じない
自分のホステルで出してる予約なんだから調べられるだろうに

他の宿泊客たちも何人かいて野次馬してるしオーナーらしきおじさんも出てきて、なんのかんのと言い合いになる
メガネはあまり英語が得意では無いらしく、途中から痩せ型のインテリっぽい英語遣いが出てきて交渉
とりあえず自分が予約した金額以上は払う気は無いので突っぱねる
それで向こう側が、それならバイクの駐車代を払えと言う
一晩5000とか言ってる
ふざけるなよ、駐車代が有料だなんてどこにも書いてなかったぞ
使える施設として駐車場有りと書いてあるのだから、それは宿泊代に含まれる値段のはずだと主張したが、それならばそう書いてあるのを見せてみろと言う
日本語ではない英語での表記のページを見せろと言う
それでアゴダの表示を日本語から英語に切り替えて、その部分を見せようとしたのだが、英語表記のホステルのページには、使用可能な施設についての記述がない(日本語表記の方にはしっかり載っているが)
もう別の宿に行こうかなという気持ちにもなって来たが荷物も解いてしまった後と言うこともあり、面倒臭いので、バイクは路駐することにする
まぁここエレバンの治安はそんなに悪くないイメージなので大丈夫だろう

で、お前の部屋はここじゃないこっちだと案内された部屋は正しく、まさに正真正銘、安宿のドミトリー部屋だった
長雑な対応になったメガネがちょっと待ってろと言ってベッドメイキングをしてくれた
仕上がりは写真を参照してください
ドミ部屋がある2階の全てが汚い。
1ヵ月ぐらい掃除してないんじゃないかと思われる部屋及び談話室キッチン
特にキッチンはほぼ使用不可
ただでさえ少ない鍋釜、フライパン、カトラリー類、すべてのものが使いっぱなしで放置されている
棚を全部開けてみても、使えそうなものは何も入っていない
かろうじて使えるものはガスコンロのみと言う惨状
すべての部屋の床には、大量のほこりやタバコの吸い殻が落ちている(笑)
今まで泊まったことのあるゲストハウスの中では、もうトップクラスに汚い
いやトップだな
2番手は、ペルーはリマの西海かな
呆れている自分にメガネがさっさと金払えときたもんだ
もうこいつは俺の敵決定

泊まっている宿泊客に旅行者はいなく、ほぼ全てが海外からの出稼ぎ労働者
半分以上はインド人で、その他に中東アラブ系を中心にした労働者たちだった
完全なアウェイ状態の自分は逆にちょっとやる気が出てきた
こういうひどい安い宿に泊まったりアウェイ的な環境は嫌いじゃないんです
なんか初心に戻った気分になれるし、こういうカオスな宿なら逆に何も気兼ねすることなく、好きにやっていいってことだからね😈

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