見出し画像

コーカサスから中東へのバイク旅行 (その24)

2023年8月17日

今日は早めに目が覚めて、昨日の残りのチキンを少しスープの素を使ってスープにして朝食をとる
湖のそばの為かテントの結露がすごい
早く起きたけど、と乾かさなければいけないので、パッキングが終わって出発するのは10時ごろになった
ここから、国境までは5キロほどしかない

国境越え、いつもなら新しい国に入る嬉しさや期待に心弾むところなのだが、今回少し心配の種がある
本当ならトビリシでのオートバイの手続きを終えているのだから、何も心配をする必要は無いところなのだが、今回その手続きをやった証拠となるような書類が何も残って無いからだ
トビリシであっちこっちたらい回しのすったもんだした挙句、この国のへ手続きに対するへ不信感が残っている
車両の登録情報等はコンピューターで管理されているはずで、本来問題がないと思いたいところだが、油断できない

BCP Ninotsminda 国境到着
案の定、ジョージア側の出国審査で1時間ほど足止めを食う
まぁパソコンでも何でも使ってチェックするか、わからなかったらルスタビの役所にでも電話して確認とればいい
君達は何のためにコンピューターで情報を管理しているのか考えたことあるかい?
全くこっちにとってはいい迷惑である

確認が取れて出国手続きに20GEL払い、無事ジョージアを出国してへんアルメニア側の入国手続きに
人間の入国手続きはすぐ終わり、Bikeのカスタムでの手続きが予想外に長く合計して1時間位かかる
手数料5500ドラム 日本円で2100円ほど
余ったジョージアのラリで支払ったので、45GEL
親切な係官が保険持ってなければそこの建物で入れるからと教えてくれたのでその建物に行き、保険の値段を聞くとラリ払いで2週間で70とか言われた
ジョージアの2倍以上するやんけ
保険屋の態度もちょっと小馬鹿にしてるような感じだったので、保険を買わずにそのまま出発

国境から13キロ進んだAshotskで銀行のATMで現地通貨を引き出し、近くの携帯会社でSIMカードを手に入れた
嗚呼、やっとこれでインターネット環境を手に入れることができた
ここに来るまで何日ネットから隔離されていたんだろう
6日ぐらいか?

その街からエレバンまで150キロほどなので時間もあるし、そのままエレバンに向かうことに決める
いろいろ買い物や修理をする必要もあり、エレバンでゆっくり休もうと思う
ちょっとだけ観光もしたいし

エレバンへの道はハイウェイらしく舗装路だったが、ちょっと言わせてもらう
道路はもう少し平らに作ったほうがいいと思いますよ
舗装した道路を走ってるはずなのに、馬乗ってるみたいになるよ
あなた達の作ってる道路はネパールとどっこいどっこいですぜ
工事に関わる人間は、皆2年ぐらい鹿島建設あたりで研修して来なさい

途中30分位の昼寝を挟んでエレバンの郊外に到着 16:00
ネットも使えるようになったと言うことで、エレバンの安い宿を検索
しかし、安い宿屋がヒットしない
みんな最低でも5000円位してる
Agodaでもブッキング.comでもどちらも安い宿が見つからない
あれれ?アルメニアっていつから先進国並みの物価になっちゃったの?聞いてないんですけど?

なので、恒例のスニーキングミッション開始
誰かの土地に気づかれないように爆音を立てながら不法侵入し、1晩泊まって痕跡を残さずに姿を消すと言う難易度高い作戦です
一般的には、ブッシュキャンプとか、ワイルドキャンプとか呼ばれます
大概誰かに気づかれているので失敗してるんだけど今までのところを追い出されたり、警察が来たりはしてないので、成功したと言うことにしとこうか😤

無事に近くの野営地点に侵入、拠点を確保
近くの洗車場で水をもらってきて、今日も1日が無事終了
夜にもう一度agodaで検索をかけてみると、あれれ、結構安めの宿の辺見つかりだす
最安値750円位の宿とかが見つかったので秒で予約を入れて明日移動することにする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?