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10人が向き合う新しいステージ―ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 校内シャッフルフェスティバル―

 2021年3月20日と21日に、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 校内シャッフルフェスティバル」が開催されました。それぞれが自身のキャラクターのものではない曲をステージで披露するという、ラブライブ!シリーズでは今までになかった新たな試みが注目されたこのライブ。幸運なことにDay2公演の一般追加販売でチケットを手にすることができ、Day1公演についても配信で見届けました。というわけで今回はその感想を書いていきます。
 今回については後述しますが色々と思うところがあるため、各キャストのパフォーマンスの感想に絞って書かせていただきます。Day1公演はアーカイブ配信でそれぞれのキャストのパフォーマンスをじっくり確認することもできるので、細かい部分はDay1準拠になっています。また、Day1とDay2のステージはシャッフルされたソロ楽曲の順番のみが異なるというものであったため、メンバーの公式順で書かせていただきます。数名を除いて。
 なおトップ画像ですが、今回の校内シャッフルフェスティバルに出演される宮下愛役村上奈津実さんへお送りさせていただいたお花です。企画および参加していただいた皆様へこの場で改めてお礼申し上げます。

・あなたの理想のヒロイン / 上原歩夢(大西亜玖璃)
 上原歩夢役大西亜玖璃さんが披露したのは桜坂しずくの「あなたの理想のヒロイン」。歩夢の楽曲とは方向性が違いつつもヒロインという歩夢のイメージにも合う選曲であり、非常に面白いものでしたね。そしてそのヒロインらしさを間違いなく持っている大西さんのパフォーマンスは素晴らしいものでした。ステージを観ながら「ヒロイン力ーッ!」とずっと心の中で叫んでいました(ヒロインりょく、ですよ!)。Day2のMCでは前田さんが同じ言葉で触れていましたね。
 歩夢の持ち曲である「夢への一歩」「Say Good-Bye 涙」は動きの多い楽曲であり、「開花宣言」についても歌の力強さはあるものでしたので、また違ったパフォーマンスをする大西さんが観られたのはとても嬉しいですね。2nd Liveの際にも手足の長さ故に所作が美しい方だと感じていましたが、このようなしっとりした楽曲ではそれがかなり活かされていました。それから特筆すべきは1番と2番の間の振り付け。あんな表情で指を合わせるいじらしい仕草をするなんて…あれは全国で何人がやられたことか…。全体を通しても表情の使い方が非常に上手かったですね。しずくとは違う歩夢の感情表現だからこそというのもあるでしょうか、とても楽しめたステージでした。

・ドキピポ☆エモーション / 桜坂しずく(前田佳織里)
 早速1人飛ばして続いては桜坂しずく役前田佳織里さん。こちらは天王寺璃奈の「ドキピポ☆エモーション」で、しずくの持ち曲とは大きくかけ離れたものになりました。このような選曲はキャストの違った魅力が存分に観られる良いものですね。このステージの面白かった点は「桜坂しずくというキャラクター」でした。というのも、他のメンバーについてはメンバーがその曲を歌うという(話としては)単純なものになりますが、演技派系スクールアイドルであるしずくだからこそ一味違い、「天王寺璃奈を演じる桜坂しずくとしてパフォーマンスをする」というステージであったように感じます(出だしの部分が分かりやすいでしょうか)。それぞれのメンバーがどのように歌うのかを想像したとき、これはかなり興味深い答えだなと感じました。このライブにおけるそれぞれのステージの演じ方(曲や振り付けの細かい変化)は指示が出ているのか、あるいはほとんどキャストが決めているのか、一体どちらなんでしょうか?
 しずくもA・ZU・NAにおいては楽しく盛り上がるという方向性を持っていますが、それでもソロでやるものはまた違いましたね。しずちゃんボードのコールもある中で観客が声が出せないのが実に惜しいとはいえ、表情からも動きからも楽しさが伝わってくる前田さんのパフォーマンスはとても良かったです。そのような中でもしずくらしい声の美しさもあり、こういうパフォーマンスをもっと観てみたいなと感じました。しずく個人の楽曲としても一緒に盛り上がるような曲があればいいな、と思います。

・めっちゃGoing!! / 朝香果林(久保田未夢)
 次に書くのは宮下愛の「めっちゃGoing!!」を披露した朝香果林役久保田未夢さんについて。正反対の2人が織りなすDiverDivaの相方である愛の曲を果林が歌うという、こちらもまた持ち曲とかけ離れた組み合わせになりました。そしてこの久保田さんのステージが何より素晴らしかったのは、愛の「めっちゃGoing!!」とは全くの別物になったということ。これはいずれのメンバーにも当然言えることですが、他のメンバーの曲を披露するからといって、自身が演じるキャラクターを放棄して原曲に揃えることはこのイベントの趣旨に合いません。ですから自身のキャラクターが他のメンバーの楽曲をどう歌うだろうか、という部分を考えるという役者的なスキルが普段以上に求められます。そして久保田さんは朝香果林を演じることを貫きつつ「めっちゃGoing!!」を披露するということを成し遂げた…これは本当にすごいことだと思います。ニジガクの中でもトップクラスの力を持っている方なのは分かっていましたが、正直ここまでとはと驚きました。
 具体的なポイントとしては、動きのひとつひとつに果林のセクシー要素を必ず取り入れていることが挙げられます。これをステージの間全く崩すことなく、アーカイブで確認していても終始感心するばかり。また久保田さんは普段の声と演じているときの声でかなり差があるキャストですが、普段の声になってしまいかねないこの楽曲の中で常に果林の声であり続けています。加えられているアレンジも非常に果林らしいものになっていますし、シャッフルステージの中でも圧倒的なパフォーマンスだと強く感じました。本当にすごかった…アーカイブが観られる方はぜひ細かい部分まで確認してみてください。あと2番が終わった後の「迷ったときは大きな声で言ってみましょう!」は確かに果林の言い方だけどちょっと笑ったw

・Evergreen / 近江彼方(鬼頭明里)
 続いてはエマ・ヴェルデの「Evergreen」を披露した近江彼方役鬼頭明里さん。彼方はニジガクメンバーの中でも最もゆったりとしたキャラクターなわけですが、同じく穏やかなメンバーであるエマの楽曲を披露することになりました。とはいえ楽曲の方向性はまた異なるため、彼方の良さを活かしつつできるステージでもあったと思います。原曲故にという部分ではありますがかなり歌唱力が求められる楽曲なので、そこは美しい声の持ち主である鬼頭さんの魅力が光ったでしょうか。また彼方らしいどこかのんびりとした雰囲気が振り付けに入っていて、そこが非常に良かったと思います。彼方とエマに相通ずる癒やしの雰囲気を出しつつ、彼方ならではのものになっていた、という印象です。
 さて、MCで「彼方らしさを出すためにあえてキーを下げた」という話もされていましたが、声における彼方らしさというのが最も難しい部分だったのではないでしょうか。キーを下げたとはいえ彼方の持ち曲よりはかなり高い声が求められるため、彼方としてのステージであるならば高音域で彼方の声を保つという点が重要になってくるわけですが、正直その点についてはある程度限界があったと感じてしまいます。当然鬼頭さんはかなりの能力を持っている方ですし、高音域以外の部分ではしっかりとできていたので、これはパフォーマンスの問題ではなく、この楽曲そのものの難しさだと思います。もちろん彼方自身の楽曲として高音域が求められるものが出れば話は変わってきますが、他のメンバーの楽曲を披露することの難しさというのはつきものですね。

・決意の光 / 優木せつ菜(楠木ともり)
 こちらも持ち曲と比較的近い組み合わせとなった、三船栞子の「決意の光」を披露した優木せつ菜役楠木ともりさん。MCでも話していた通り似通った部分があるせつ菜と栞子ですが、それでも楠木さんのパフォーマンスからは2人の違いが明確に打ち出されていました。動きのひとつひとつも本気系スクールアイドル・優木せつ菜らしく力強いものでありつつ、楽曲に合わせた優雅さも取り入れる絶妙なものであったと思います。
 特に目が行ったのは楠木さんの表情で、不敵な笑みとでも言うような表情が混じっていて2人の熱さの方向性の違いを強く感じました。アーカイブが観られる方はサビ終わりの笑顔などに是非注目していただければと思います。あの表情はまさに優木せつ菜だと思えますよ。一方で歌についてはせつ菜の声を保ち続けてはいましたが、後半やや余裕のない印象は受けました。とはいえそれもまた、栞子とは違った全力投球スタイルのせつ菜らしさでもあると言えますね。せつ菜らしい煽りもあって盛り上がりましたし、非常にかっこいいステージであったことには変わりないですから。

・夢への一歩 / エマ・ヴェルデ(指出毬亜)
 次は上原歩夢の「夢への一歩」を披露したエマ・ヴェルデ役指出毬亜さんについて。エマの持ち曲は包み込むような優しく穏やかなものが多い一方で、「夢への一歩」は振り付けなどアクティブな面も多くまた面白かったですね。キャラクターとしての歩夢とエマは共通点が多いのもあり、パフォーマンスも似通ったものになってしまいそうなところですが、エマの天真爛漫さやおおらかさがいい具合に取り入れられていて、これまたエマならではのステージとなっていたように感じます。最後のサビが終わった直後に手をふるところ、エマらしい可愛さにあふれていてとても魅力的でした。
 これはライブ感想で毎度書いていることですが、やはり指出さんの歌声は素晴らしいですね。この楽曲も綺麗に歌い上げるような部分が多いですから、出だしから美しい歌声が存分に発揮されていました。Day1公演ではこの指出さんからのシャッフルステージだったわけですが、最初から「おおっ」と思わせてくれましたよ。様々な点において指出さんの成長を感じられるパフォーマンスで非常に良かったと思います。

・Starlight / 三船栞子(小泉萌香)
 順番通りに書かせていただく方はこちらが最後です。朝香果林の「Starlight」を披露したのは、今回が2度目のステージとなる三船栞子役小泉萌香さん。これまた持ち曲とは異なる部分の多い組み合わせですが、それを栞子らしいステージにしてくれましたね。MCでも話されていましたが、1年生で生真面目な性格であるだけに、きちんと原曲らしいセクシーさも出しつつ振り付けに丁寧さが感じられました。
 小泉さんも声と表情のいずれも魅力的でしたね。「Starlight」を披露するのであればやはり魅惑的で余裕のあるような表情がほしいですから、そこはかなり良かったのではないでしょうか。歌声もまた栞子らしくこの楽曲に合わせた力強さを感じることができました。栞子については持ち曲がまだ1曲だけというのもあり、栞子自身としてどのような姿が見られるのかというのもこれから楽しみですね。

 と、ここまでは公式順に7名を取り上げさせていただきました。それぞれが魅力的なパフォーマンスを披露してくれていて、校内シャッフルフェスティバルというイベントの面白味が感じられました。そしてここからの3名はなぜ分けて書くのかというと、3名とも非常に素晴らしい役者だと常々感じていて、今回もそれが強く感じられたからです。今までのライブ感想でもかなり褒めてきた方々ですが、やはり改めてしっかりと褒めておきたいんですよね。Twitterでもときどき話してはいるのですが。

・CHASE! / 中須かすみ(相良茉優)
 この校内シャッフルフェスティバルにおいて最も以外だった組み合わせといえば、優木せつ菜の「CHASE!」を披露する中須かすみ役相良茉優さんでしょう。Day1公演では最後だったため、その前の曲が始まった時点で「えっ!」となっていたんですよね。キャラクターとしては似た部分もありつつも、パフォーマンスとしてはまさに正反対といえる2人ですから、シャッフル楽曲をどのようなステージにするかで一番苦労したのはやはり相良さんではないかと思います。特にこの楽曲は熱が入りがちなため、気を抜けば(あるいは気合が入りすぎれば)ただキャストが歌うだけのものになってしまいますが、相良さんは最後まで中須かすみを演じることを貫き通していました。かすみのかわいい部分だけでなく、せつ菜と同じくスクールアイドルを心から愛するキャラクターとしての熱意をもパフォーマンスに込めてみせた…実に見事でした。
 私が相良さんを特に評価しているのは、中須かすみという自らが演じるキャラクターを心の底から愛して演じていることです。もちろんこれはどのキャストも変わらないのですが、相良さんが頭一つ抜けて素晴らしいのは、その愛が私たちにとても伝わること。中須かすみ役として出演する機会ではもはや名物となりましたが、「中須かすみ」と「相良茉優」の切り替えが本当にすごくて、演じているときは必ず「中須かすみ」であり続ける方なんですよね。そして「かすかす」と言われたときにはRTAとも言われるような早さで必ず「かすみんです!」と言い返すのが面白いわけですが、これも並大抵の方ではおそらくできないことだと思います。そしてそれはステージ上でも同じで、相良さんの今までのステージで特に印象的だったのはFirst Live "with You"Day1公演での「☆ワンダーランド☆」。映像などで観た方は分かると思いますが、あの「開花宣言」の後に一瞬で中須かすみのステージの空気に持っていけるというのは本当にすごいことで、何があろうとステージ上では自らのかわいいを表現する「中須かすみ」を演じ抜いたからできたことです。そして今回の「CHASE!」もそれは同じで、優木せつ菜とは決定的に違う中須かすみとしてだからこそできたステージだったわけです。これからも相良茉優さんの活躍に期待しています。

・ダイアモンド / 宮下愛(村上奈津実)
 次に褒めたいのは中須かすみの「ダイアモンド」を披露した宮下愛役村上奈津実さん。私のTwitterを見ている方にとっては「あーはいはいいつものね」という感じかもしれませんが、村上さんは私にとって尊敬する役者という存在でもあって、今回書くのはそういう話です。宮下愛役村上奈津実さんを捉えるためのキーワードは「村上さんは愛を遠い、すごい存在だと感じている」ということ。例えばこちらのインタビュー記事にも書いてありますが、他にも村上さんは多くの場所で同様のことを話しています。そんな愛に追いつくためにたくさんの努力を重ねるというのが村上さんの愛への向き合い方だと感じています。そしてラブライブ!フェスの「めっちゃGoing!!」のように気持ちが溢れるパフォーマンスをする方であり、時には体が追いつかないこともあるとはいえ、その気持ちが見ている私たちにすごくよく伝わるんですよね。その気持ちと体の差を見事に埋め合わせた圧巻のパフォーマンスが2nd Liveの「楽しいの天才」であり、ニジガクの中でも最も化けるキャストだと私は思っています。
 そして今回の「ダイアモンド」でも、MCで話していたように練習を始めた当初は迷いがあったようですが、ステージではしっかりと愛の「ダイアモンド」を披露してくれました。かわいらしさを前面に出しつつも愛のエネルギッシュな部分がステージ上で終始発揮されていて、さらには楽しい楽曲というのもありますがスマイル系スクールアイドル・宮下愛の命である笑顔を絶やすこともありませんでした。今回も宮下愛であり続けるための努力を相当に重ねたことが伝わるパフォーマンスであり、こうやってまた一段と成長した姿を観るたびに村上さんを尊敬する気持ちが本当に強まります。Day2のMCで久保田さんが「頼もしい相方」だと村上さんを評していましたが、まさにその通りだと思います。これからも応援しています。
 あ、ちょっとだけ個人的な主張も書きますね。Day2は現地参加でしたが「L! O! V! E! 愛さん!」を声出せないのはさすがに拷問すぎやしませんか…。声出せるライブができる状況に早くなってくれたら良いな。あとDay1の配信映像、どうして1番と2番の間の投げキッスでカメラ引きにしたんですか!(激おこ)

・眠れる森に行きたいな / 天王寺璃奈(田中ちえ美)
 そして最後に書くのは近江彼方の「眠れる森に行きたいな」を披露した天王寺璃奈役田中ちえ美さん。田中さんのステージはね…もう本当に大好きなんですよ。田中さんは相良さんや村上さんとはまた違い、璃奈の最大の理解者として常に一番近くに寄り添ってパフォーマンスをする方だと考えています。璃奈は心の中にある感情を表現するのが苦手というキャラクターですが、その豊かな感情を表情や動きで精一杯伝えてくれるのが田中さんなんですよね。璃奈が伝えたくてもなかなかうまく伝えられないことだって、田中さんがステージを通してきちんと私たちに伝えてくれるんです。2nd Liveの感想でも書きましたが、そんな姿を観ていると「璃奈が田中さんと出会えて、本当に本当に良かった」と思ってしまい、「アナログハート」のステージでは涙が止まらないほどでした。上記2名よりかなり感情的な書き方にはなってしまいましたが、それくらい田中さんのパフォーマンスは素晴らしいものだと思っています。
 そしてそんな田中さんが、ソロ楽曲中でも最ものんびりした「眠れる森に行きたいな」を披露したこのステージ。今回の感想で幾度となく出した褒めポイントですが、やはり田中さんも天王寺璃奈としてしっかりとパフォーマンスができていました。璃奈らしい特徴的な声でとてもかわいらしく歌っていて、もう本当に魅力的でしたよ。そしてそれは表情や動きも同様。璃奈の持ち曲もアクティブな印象が強いのですが、ひとつひとつの仕草がただただ愛おしく、ゆったりとした璃奈はこんなにも可愛らしいのかと驚くばかりでした。これからも田中さんの演技を通して、璃奈の色々な魅力を知りたい…そう思わせてくれるパフォーマンスでした。本当に大絶賛ですよ。

 というわけでシャッフルステージの感想は以上です。全員曲については2nd Liveでも観たのでここで再び詳しくは書きませんが、ようやく10人が揃ったステージを生で見届けることができたのは非常に嬉しかったです。いつも私が大好きだと話している「TOKIMEKI Runners」はもちろん、10人での「Love U my friends」や「Just Believe!!!」も改めて良いなと感じました。
 しかしながらTVアニメコーナーと称して最初に披露した3曲については、正直今回はやるべきではなかったと思っています。それはステージの出来の話ではないですし、当然私の好みの話でもありません。その3曲とも私は好きですからステージが観られること自体はありがたいですが、だからといってやればいいというものではありません。構成として適しているか否か、という話です。理由が分からないという方は、校内シャッフルフェスティバルというイベントの趣旨をよくよく考えてみてください。あまり苦言を呈するのもやりたくはないのでこの辺にしておきますが。

 普段から素晴らしいと感じている3名については別枠としてまで褒めましたが、他の皆さんについてもとても素敵なステージでしたし、何よりそれぞれ普段と違うパフォーマンスを見られたのが今回の校内シャッフルフェスティバルの良さでした。当初は組み合わせがそこまで面白いものにならないのではないか(特にキャラクター同士の組み合わせなどに引っ張られそう)と思って心配していたのですが、蓋を開ければかなり新鮮な組み合わせも多く見られました。一部のステージではやや似た方向性の楽曲になったため、そこにあたったキャストについてはまた別の機会に違う姿を観たいなと思います。
 とはいえMCでは皆さんが口を揃えて「勉強になった」と話していて、誰にとってもかなりいい刺激になったのではないでしょうか。ニジガクだからこそできるイベントでもありますし、何より「仲間でライバル」という虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のテーマにもよく合った良いものだったと思います。このイベントを経たニジガクのステージはどのようなものになるのか、期待して見守っていこうと思います。それでは。

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