【カード考察】ダブルブレイズのリストが公開されたのでまずは誉める【第一印象】
前回と同様。
https://www.pokemon-card.com/card-search/index.php?mode=statuslist&pg=637
基本的にスタンダード目線で考えるけど、今年は千葉CLの3on3でしかスタンダードやってないので実はただのニワカという説ある。
【草】
・ナゾノクサ
・ナゾノクサ
・クサイハナ
・ラフレシア
千葉CLでとーしんが使ったことで話題のラフレシアライン。
コイントスでマヒにするナゾノクサが偉い。
HP60もウツギ対応上限が偉い。どちらがよいかはお好み。
クサイハナも面白い特性持ってる。手札覗けるだけで強いんだよなあ。
ラフレシア、さすがにマヒは選べなかった。空気読んだ偉い。
・コンパン
・モルフォン
おめめがかわいいと話題のモルフォン。今度のモルフォンはイラストに2匹いるので、おめめも4つある。偉い。
地味にテキストが凶悪。
ラフレシアで特殊状態にして、びっくりボックスでHP90以下のたねを戻させて、クサイハナで出させるコンボやりたい。
コンパンも確定こんらんワザに打点がついているのめっちゃ偉い。
【炎】
・レシラム&リザードンGX TAG TEAM
パックの顔。
先攻とれたらカキを使えるし、後攻だったら溶接工から突然のGXワザが狙える。
火力、耐久、速度、どれを取ってもかなり高いレベルにまとまっている。
誉めるところ多すぎて誉めきれない(誉めてる)。
・ガーディ
・ウインディ
今回はエネ拘束が厳しめだけど、それに見あった強力なワザ。
120出してトラッシュから2エネ加速、強い。
地味に逃げ4なので、ムキムキパッド対応。HP190はなかなか倒されない。
ガーディも滅亡しないの偉い。
・ダルマッカ
・ヒヒダルマ
めっちゃいい笑顔。
山から炎エネルギーを持ってくるワザを持つ。
溶接工を使えないなんて心配をせずに済みそうだ。
進化しなかったダルマッカも、滅亡しない。偉い。
・ボルケニオン
後1限定効果のテキストを持つカードの中で、かなりスペックが高い。
たねの2エネ110はなかなか悪くない。
炎タイプは場にエネを貯めるので、条件クリアも難しいことではない。
・ニャビー
・ニャビー
・ニャヒート
・ガオガエン
君たち出番多くない?
ガオガエンの特性が強力。ただし重複はしない。
2進化なんだから重複してもいいと思うんだけどな。
そうじゅくハーブのデッキに採用してあげたい。
・ヤトウモリ
・エンニュート
これは強いヤトウモリ。相手のレインボーエネルギーや、発動しているカウンターエネルギーを割れる。
エンニュートは生きているヒートファクトリー。素直に強い。
炎デッキには是非採用したい。
・ズガドーン
上ワザのテキストはなかなか珍しい。
サイドを1枚タウンマップするワザと考えるのが正解か。
基礎打点があるお陰で、ビーストエネルギーをつけても無駄にならないのが素晴らしい。
下ワザもなかなか凶悪。
ウルトラビーストゆえ、ビーストリングを使用しての奇襲が可能。
炎の結晶と言えれば150ダメージを確保できる。
釣り人やおじょうさまと組み合わせて使いたい。
【水】
・ニョロモ
・ニョロモ
・ニョロゾ
・ニョロボン
ニョロボンのワザがなかなか面白い。
SM1+のニョロトノのワザでニョロモ、ニョロゾ、ニョロボンを場に並べることができる。
また水タイプゆえのアクアパッチ対応や、特性に頼らないコンボゆえのブルーの探索を採用できることで、実は安定して戦えるのかもしれない。
エクストラであれば、アオギリ、ニョロトノ、スプラッシュで非常に楽しいことができそうだ。
次の強化拡張辺りで、こいつらとさらにシナジーのあるニョロトノが出てくることに期待が持てる。
・パウワウ
・ジュゴン
XY10では氷タイプを持たないくせに鋼弱点と言い張るパウワウがいたが、今回はしっかり草弱点になっている。偉いぞ。
そしてジュゴン。トリプル加速と相性がよい。打点もなかなかある。
・クラブ
・キングラー
バニラの申し子。
トリプル加速と相性がよい。
レシラム&リザードンGXに1足りないけど、こだわりハチマキでもククイ博士でもキョウの罠でも戒めのほこらでもいくらでもなんとかなる。
【雷】
・マッギョ
ダブル無色だけで180出してくる非GXたねのやべーやつ。
雷ゆえにエレキパワーが乗る。やべーやつ。
【超】
・ベトベトン&アローラベトベトンGX
名前がベトベトしている。これは誉め言葉だ。
どこにつけるのか想像しにくいムキムキパッドでHP320にもなる。
セレビィ&フシギバナGXのような戦い方になるのだろうか。どこかに爪痕を残してくれる予感。
・ゴース
・ゴース
・ゴースト
・ゲンガー
ゴースが面白い特性を持っている。
この特性で場に出したゴーストは、返しの番に進化できる。
のろいのおふだ、シャドーペイン、シャドーペインで16個ものダメカンをばらまくことができる。
ん、思ったよりも強くないかこれ。
そしてトリプル加速対応のワザ。こだわり込みで100が出る。そしてどくとねむり。
ばらまきをすべてバトル場に置けば、合計270ダメージにもなる。TAG TEAMが喰える。
んん、考えれば考えるほど強くないかこれ。
・ドガース
・マタドガス
圧倒的バラマキ性能。
生きているだけでダメカンが乗る。
たねデッキが多い今、かなり刺さっている。
・ミュウツー
トップにサポを置く特性が強い。
山から引く特性、グッズと合わせると本領発揮。つまりゾロアークGX。
・ミュウ
ウツギ対応のベンチバリア。
本職のバリアー屋さんであるところのバリヤードは味方のワザからも守ってくれるが、ミュウは守ってくれないことに注意。
ゆーてそんなワザ使わないデッキには関係の無い話。
ベンチをいかに守るかが重要なロストマーチには、心強い味方である。
・ムウマ
・ムウマージ
今回一番のやべーやつ。
やみのいしと合わせて、先1からマチスを使えるようになる。
TAG TEAMのみで戦うデッキにとってはサイド2枚取られるくらいはただの誤差、むしろ利点となる。
アンコモンで良かった。偉いぞ。
・ニャスパー
・ニャオニクス
ねこびより。
かわいいだけじゃなくて、実は凶悪。
ニャスパーのワザ、イヤーキネシスは簡単に考えればダメカンが3倍になるワザ。HP270のTAG TEAMに90ダメージを乗せておく、それだけでリーサルとなる。
ニャオニクスもニャオニクスで、次の番に受けるダメージが2倍になる。
こだわり込みで200。
見た目の数字以上に危険なポケモンかもしれない。
【闘】
・マーシャドー&カイリキーGX
色色無160反動無しをたねで使えることについては、さすがTAG TEAMと言うべきか。
今の環境は茶色であるだけで偉いので、あからさまな強さにはならなかったのかもしれない。
・ディグダ
・ダグトリオ
ディグダは面白い特性を持つ。詳しくはサカキの追放で考察する。
ダグトリオ、1進化だけど1エネ90が出る。
基本闘でワザを打てるので、格闘道場対応となる。
闘タイプなので、プリンセスエールの補正が乗る。
サイド差があれば、こだわり込みで180が出せる。テテフワンパン。
・カラカラ
・ガラガラ
闘タイプは闘タイプなだけでまず偉い。
トリプル加速対応なのも偉い。
アローラガラガラと分岐進化ができる。
カラカラって実は3つものタイプに進化できるのか。
・サイホーン
・サイホーン
・サイドン
・ドサイドン
逃げ2と逃げ4のサイホーンが追加された。ムキムキパッド採用のデッキなら逃げ4、ボードジラーチ採用なら逃げ2がよい。
今回はサイドンのワザが強い。サカキの追放を使っていれば、相手の山を5枚削ることになる。これはもうマッグバンGXである。
ドサイドンは高くなったHPを生かし、メモリーエネルギーやひかるセレビィでダーティワークを使えると強い。
・バルキー
突然出てきたベイビィポケモン。
ピチューいないのに。
HP60、にげるゼロ、弱点抵抗なし、ワザ無し、使ったら番が終わるコイン判定の特性持ち、がベイビィの法則かな。
他のベイビィと違い、せせらぎで出せることが最大の利点。
せせらぎ採用でベイビィを積むならバルキーがよさそう。
・ランドロス
好きなところに30ダメージ。バトル場を選べば弱点抵抗の他に、プリンセスエールやこだわりハチマキが乗る。バトル場を選べるのって偉いね。
2エネワザでは後ろにエネを送れる。隙がない。偉い。
道場ゲインエールでピカゼクが飛ぶ。強いぞ。
・マケンカニ
・ケケンカニ
サカキの追放により打点確保が容易くなった。
2匹差であれば130ダメージ。
ダブル無色で動けるため、メタモンプリズムスターから進化させるという採用もありかもしれない。
【悪】
・ヤミカラス
・ドンカラスGX
ワザ「カオスウィール」と同じテキストを特性で持つ。
刺さる相手には刺さるポケモン。
GXワザで相手の手札見て2枚トラッシュできる。
ジャッジマン、やぶれかぶれマーズなどで相手の手札を減らしてから使うことで、刺さらない相手がいないポケモン。
よるのしはいしゃを名乗っているが、多分環境をも支配する。
やみのいし対応が全ての元凶。
・ミカルゲ
悪エネひとつで160出せるポテンシャルを持つ非GXたね。
まあこいつ自身もつよいけど、80くらい乗ったマーシャドーGXに使われたらそれだけで250よ。マジか。
・メグロコ
・メグロコ
・ワルビル
・ワルビアル
トリプル加速対応しているだけでエネが重く見えない魔法。
ラナキラマウンテンやあくのはきでにげるを重くしてやれば、TAG TEAMも割りと食えそう。ガブガブ。
【フェアリー】
・プリン
・プクリン
トリプル加速の回収手段。
もちろん基本エネルギーも回収できる。
・ピィ
ベイビィ2枚目。
ピピピ。
ふしぎなはおとでグズマされないこと、各種チャームを使えることが利点。
・モンメン
・エルフーンGX
ヒョイヒョイする人。
ジュニアや初心者のコインはオモテなので、使われたら勝てない。強い。
エネルギーがつけばつくほど強いので、トラッシュされるトリプル加速とは実は相性がいいわけではない。
【無色】
・ニャース
・ペルシアン
上述のニャスパーがエネなしでワザを使えるようになる。強い。
ねこびより自体は前弾のニャルマーも持っている。
今後も増えていくのであれば、なかなか目が離せないポケモン。
地味に逃げゼロ。偉い。
・ペルシアンGX
かなり縛りがきついが強力な特性を持つ。
ねこびよりを持つGXが登場したら、化けるかもしれない。
ばけねこポケモンはニャース。ペルシアンはシャムネコポケモン。
青天井ではなくなったとはいえ、無無無で190を出せる1進化GXは決して弱い部類ではない。
サカキの追放と相性がよい。
・ドードー
・ドードリオ
3オモテなら無無で180が出る。
2オモテでも120、安全策の90も用意されている。
逃げゼロも偉い。
・ポリゴン
・ポリゴン
・ポリゴン2
・ポリゴンZ
特殊エネルギーにほぼ毎回関わってくるポリゴンZ。
今回は手札からつけ放題になった。
先出し情報では特殊エネルギーのサーチ手段が限られているため微妙かと思われたが、ポリゴンのワザでコインが絡むとはいえ可能になったのは大きい。
・カビゴン
HP150のたねであり、無無無で殴れる。
歴代のカビゴンの中でもかなり速い部類に入る。
特性のおかげで耐久面も申し分ない。
ベンチでも働き続けるのが強い。
・ピンプク
ベイビィ3引目。
タイプによる恩恵こそ少ないものの、高いHPを生かして耐久するデッキには重宝される効果を持つ。
ベトベトン&アローラベトベトンGXでは、この番ワザを使わなくてもどくで倒せるという場面が容易に想像できるため、後続にエネをつけつつ番を終える際に役に立ちそうだ。
・ペラップ
少ないエネルギーで手札リセットと妨害ができる。
どんなデッキに入れても、期待通りの働きを完遂できるだろう。
【グッズ】
(再録は割愛)
・ザクザクピッケル
小さいやまおとこ。いやむしろ、こっちが本体か。
コントロール系デッキのお供。
ロストマーチに入れるのも面白そうだ。
・炎の結晶
炎限定の強いエネルギー回収。
溶接工が手札からになるので、非常に相性がよい。
炎デッキを組むなら是非採用したい。
・やみのいし
ドンカラスGXとムウマージの株を一気に上げた元凶。
弱い要素がない。
ただしテキストはキモい。
【サポート】
・サカキの追放
基本的には負け筋を潰す、詰めに使うカード。
ただし様々なカードとのシナジーが発掘されている様子。
今後びっくりするような使い方が現れるかもしれない。
・溶接工
手札からエネ加速をするサポート。
ヒガナとはなんだったのか。ロイヤルマスクとはなんだったのか。
エネ加速だけでなく、引くこともできる。
ただし引いても手札は増えない(増やせなくはない)。
今後の炎デッキがお世話になり続けるであろうカード。
・レッドの挑戦
サポートになった代わりに、ポケモン以外も持ってくることができるようになったハイパーボール。
特殊エネルギーやスタジアムをサーチできる数少ない手段。
いつ使っても強い、万能カード。
【スタジアム】
・格闘道場
基本闘がついていれば、どんなタイプのポケモン(UB除く)でも打点が上がるようになる。
サイドが負けているとき系のテキストではあるが、勝っているときでも恩恵があるため、多くのデッキで見かけることになると思われる。
・ダストアイランド
ベトベトン&アローラベトベトンGXのためのようなスタジアム。
こんなテキストだが「進化・退化する」「ベンチに戻る」「トレーナーズ・特性の効果を使う」といった特殊状態から回復する基本ルールには一切抵触していないのが面白い。
【特殊エネルギー】
・トリプル加速エネルギー
多くの進化ポケモンに希望を持たせたカード。
5枚目のダブル無色として使う、トラッシュのコストとして使う、逃げるエネルギーとして使うなど、様々な使い方があるようだ。
このカードの登場によって、今後逃げるが重いポケモンを呼び出して縛るとき、できるだけたねポケモンを選ぶようにする必要が出てきた。
以上。
トリプル加速の影響か、ワザが要求するエネルギーの縛りが緩いように見えた。
ハイパーボールやふしぎなアメ、シロナも入っていることだし、シールド戦が楽しめそうなパックだと思う。