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KKPoker FLASH 10万ハンドを終えての所感

 こんばんは!Hinanoです。noteを書くのは久しぶりになりますね。以前noteを書いていた昨年の夏頃と比べるとプレイ人口やプレイヤー層といった点にも大きな変化があったように思えます。そして今回取り上げようと思っているKKPokerのFLASH自体にも大きな変化がありました。それはBlinds: 0.5/1.0の登場です。現在は更にその上のレートであるBlinds: 1/2も設置されていますが恒常的に動いているわけではなく、実質的にBlinds: 0.5/1.0がKKPoker FLASHの最高レートと言って差し支えないでしょう。私がこのレートでFLASHを始めたのは今年に入ってからで、その合計ハンド数を数えたところ33182ハンドでした!(※記事執筆日の4月3日現在) 10万ハンドというのは以前からあったBlinds: 0.2/0.4のものを含めてのもので、少し誇大広告気味なところもありますがお許しください。さて、以下ではプレイした感想をざっくり書いてみたいと思います。これさえ読めばFLASHは勝てる!というような記事ではないので軽い気持ちで読んでもらえると嬉しいです。また、私は収支に関しては公表しない方針も相まってこの記事の信ぴょう性については一切の保証がないことにもご留意下さい。。。


読者からのお便りコーナー

 今回記事を書くにあたってその内容をTwitter上で募集してみたところ多くのリプライを頂けました!今回はそれにも答えていこうと思います。

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 間違えました。まずはこちらから!

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 白鳥さんから頂いたものです。アイコンが可愛らしいですね、ありがとうございます!シチュエーションを毎回記録しているわけではないのでベスト5を挙げるのは少し難しいですが、FLASHの所感とあわせて3つほどハンドを載せようと思います!

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 一番下は見切れていますが相手の方はフォールドをしています。プレイの是非は置いておきますが気持ちよいですね。FLASHのひとつの特徴として、「プレイヤーレベルの幅が広い」というものが挙げられると思います。今回は相手のプレイヤーの方にある種の信頼を置いていたため、オールインを選択してみました。相手によってはもちろんフロップで降りるのが正解の場合もありますし、FLASHの多くの相手にはその選択を取ります。もちろん基礎的なポーカーのプレイ(いわゆるGTO)を学び、実践することは重要ですが、FLASHで勝ち抜くにはその要素に加えて「相手がどのようなプレイヤーか正しく把握し、ドラスティックにプレイングを変える」ことこそが大事だと思っています!それでは次の気持ちよかったハンドにいきましょう!

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 こちらはさっきと違いシンプルなプリフロKKフォールド!後ほどハンドを確認したところUTGの方がAA、COの方がKKを持っていました。気持ちよいですね。プリフロでKKは絶対にフォールドしない方が良い、と主張する方も多いかもしれません。しかしそれには私は反対です。ポーカーはベット、チェック、レイズ、フォールドといったものの他にどれくらいの割合のベット額が良いかを含めると無数の選択肢があると思います。そのような中でKKは必ず全部突っ込む!と選択肢を限定してしまうのはその点で思考を放棄しているのにも近く、非常にもったいないと感じます。常に選択肢を持ってプレーする、思考を止めないことこそがFLASH、ひいてはポーカー上達の一番の近道だと思ってます!
 と、ここまで偉そうに書いていますがKKを配られた際、私がプリフロップでフォールドするのは極めて稀です。10万ハンドやって3回目くらいかな? これでUTGの方AKs,COの方QQみたいなパターンも全然ありますし結果論かもしれません。ポーカー難しい。。。

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 画像に文字が入りやや見にくくて申し訳ないです。今回はリバーでAhighに向けて小さなバリューベットを打ってみました。相手のハンドは分かりませんが見事に成功、気持ちよいです!FLASHのもうひとつの特徴として、「マージナルハンドでのアクションが少ない・消極的」、というものもあると思っています。Ahighに限って言うと、今回のようにバリューベットとしてAhighを使う場面は少ないですが、自分のハンドがAhighで相手のブラフをキャッチする場面は一日に一回程度の頻度はあるはずです。また、このようなマージナルなハンドかつ小さいポットでもバリューがあるんじゃないか?と絶えず考えることも勝ち抜く上では重要だと思います!



FLASHの考え方

 FLASHの考え方、というと少し大げさですね!笑 ここではフォールドしても相手が変わらない、一般的な6maxのリングゲームとの違いという観点からFLASHの所感を述べていきたいと思います。また、ここで言うリングゲームのレートはKKPoker内の0.5/1.0~1/2程度を想定しています。上のレートで普段プレイされている方や他のサイトでポーカーをされている方からしたら何を言ってるんだ?と思われる内容もあるかもしれませんが温かい目で見守ってください。。。記事もあと少しで終わるので!


①スタッツのいずれかに極端な値が表示されているプレイヤーが多い→プレイヤースタイルが多様

 まず最初に言いたいのはこれです!ここで言うスタッツとはVIPカードを購入することで見える相手のデータのことです。話の本筋とはやや外れますが、これが無いとかなり不便なのでブラックカード以上のものは用意してプレイした方が良いと思います!リングゲームに関しても私はそこそこのハンド数をこなしていますが、テーブルに6人いたとして4人~5人程度は標準的な6maxのプリフロップレンジから想定されうるスタッツが表示されていることがほとんどです。標準的なスタッツ、とさらっと書きましたがこの概念も少し難しいですね。これに関しては以下の記事も参考になったので読んでみてください。

(https://note.com/pokermania/n/nfbeaa9b9792d)

 一方でFLASHには多くのタイプのプレイヤーがいると思っています。特に3-betに関するスタッツに極端な値が出ているプレイヤーが目立つ印象です。具体的にはFold to 3-betの値が一桁といったプレイヤーや3-bet率が1%といったプレイヤーがいる、ということです。前者のようなプレイヤーにAAで 3-betしたところ86oでついてこられ、思わぬ2pairで多くのチップを失ってしまった、というような経験はFLASHでプレイする人ならば思い当たることもあるでしょう。ここではそういったプレイヤーへの対応を詳細に述べることはありませんが、その対応策の1つとしてメモを明記することを強くお勧めします。また、そのメモは具体的であればあるほど良いと思っています。『フィッシュ、何でもコールしてくる』などと書いても次に生かすことはなかなか難しいと思います。メモのスペースが狭いため全てを記入することは出来ないと思いますが、自分なりの略語等を使って工夫してみましょう!あまり役に立つかは分かりませんが、参考としてメモをひとつ公開します。

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②ディープスタックでの戦いが通常と変わっていないプレイヤーが多い

 FLASHは利益の確定に90分の時間がかかるという性質上300BB以上を持つプレイヤー同士がぶつかる、というようなことも珍しくありません。そのような状況になった時に100BBを持っている際と同じハンドレンジやベット額で戦うことは利益を取りこぼしている可能性にもつながります。こういった点は白鳥さんのnoteにも記載がありますね。

(https://note.com/shiratori_poker/n/nd62c4fc18cd1)

 上記の記事では「ディープになることで適正な3BET額も変化し、100BBの時と比べてハンドの価値も変化します。」とありますが、ここに関して適正な3-betの額はより大きく、ハンドの価値も45sや67sといった投機的ハンドの価値が相対的に高くなる、と考えています。
 また、ディープスタックは通常時よりも有利なのか?という点については「かなり有利」というのが私の考えです。これに関しては論理的ではないかもしれませんが、自分のスタックを上回っている→自身のスタックをすべて取られうる、という恐怖や、多くのスタックを積んでいる→このプレイヤーは上手いのではないか?という先入観が相手に与える心理的プレッシャーは大きいんじゃないかな?と思っています。自身がディープスタックを持つのが苦手というプレイヤーも多いと思いますが、自身が思っている以上にその大量のスタックはあるだけで相手に威圧感を与えてくれていますよ!


結びに

 今回の記事は如何だったでしょうか?前回記事を書いてからかなり期間が開いてしまったこともあり、しっかり文章を書くことに苦慮した気がします。コロナをきっかけに始めてみたオンラインポーカーですが、今ではTwitter上で仲良くしていただける方も増えてきて嬉しいです。また感想やこういった記事を読んでみたい!という意見を頂けると喜びます。よろしくお願いします!

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