ただの呟き(貧困問題に関する)

200年

この数字の意味をご存知ですか?

これが意味するのは「世界的貧困を終わらせる為にかかる年数」である。(ここでいう貧困とは一日$7.4以下で暮らしている人のことを指す)

1981年以降、貧困に苦しむ人の収入は二円ずつしか増加していない。テクノロジーが世界をより良くしているのは事実かもしれないが、格差を広げているのも事実であろう。

日本の貧困といえば、相対的貧困が問題となっている。6人に1人が相対的貧困レベルでの生活をしている。

相対的貧困の定義は「国民の所得の中央値の半分」である

んー、イメージしにくいな

日本の場合は年収122万円以下であると相対的貧困であり、つまり月収が約10万円行くか行かないかで生活している人と考えると少しはわかりやすいかも、、、

特に相対的貧困に陥りやすいのが、ひとり親世帯である。
2015年時点で相対的貧困率は50%を示しており、2世帯に1世帯は相対的貧困に苦しんでいる。

さらに、ひとり親世帯は女性か男性かでも話が変わってくる。

ひとり親世帯の平均年収は(女性)243万円で(男性)420万円という統計が出ている。

なんだこの違いは、と思った

ここにはいくつかの理由がある

①ひとり親が女性の場合、正社員になりにくいということである。
多少の残業が当然と見込まれる正社員の仕事スタイルでは、家に帰って子供の面倒を見なくてはいけないシングルマザーのライフスタイルとはあまり相性がよくない。その為、派遣やパートとして働かざるを得ない。
さらに、②大学や専門学校で技能などを磨くことができなかった人(これは男性も女性も)が、中途で正社員の職を得ることはなかなかに難しい。

朝から晩まで働く一人親は、もちろん子供と過ごす時間も限られてくる。塾に入れるだけのお金がないが、子供に勉強を教えてあげられるだけの時間もない。まさに、お金も時間もかつかつ状態である。

なので、相対的貧困は子供の貧困と大きく結びついている。

これを解消する為には、もちろん政府の政策や補助金でどうにかするしかないが、自分たち個人にも何かできるのではないかと考える今日この頃。

そこで一つ思いついたので、値札の値段を下げることである。

つまり、家電・家具、子供のおもちゃ、自転車、生活雑貨など、これらの物は、クラシファイドサイトを利用すれば、激安もしくは無料で手に入る。冷蔵庫やテレビ、家電は忙しい一人親を助けてくれる頼もしい味方、そんな便利家電が初期費用ただ同然で手に入れば、その余剰分を教育費に回したりできる。

こんなに簡単にことがうまく運ぶほど、貧困はシンプルなものではないはずである。
だが、自分たちにできることを考え、実行して行かなければ、この貧困も終わりはしないだろう。今後も考え続け、貧困が繰り返されない世の中に変えて行くことができるように努力していこうと思う。

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