ピンチはチャンス

コロナの影響が地球上全体を覆い尽くす中、一つの興味深いファクトがある。

それは、人類が直面する大きな問題には、地球からのメッセージがある。

東日本大震災とコロナを例にとる。
東日本大震災では、原発が爆発したことで、いくつかの問題が浮き彫りになった。
①核を使ったエネルギー創出の危険性
②エネルギー源がダメージを受け、電気の供給量が大幅ダウン
原発が爆発してから、その区域は立ち入り禁止になり、人が住める場所ではなくなってしまった。

この時、多くの人が原発の持つ恐ろしさを認識したのではないだろうか。
また、電気の供給が滞り、計画停電が実施された時には、多くの人が今まで当たり前のように受けてきた恩恵を、肌で感じたのではないだろうか。

今回のコロナも同じようなことが言える。

インドではLockdownによって、車やバイクなどで移動する人が激減した為、普段スモッグや誇りで覆われた空が、澄み渡った青色の空を覗かせている。場所によっては、ヒマラヤ山脈が見えるほど、澄み渡っているところもあるようだ。

今回直面したピンチは、私たちに多くの「当たり前」を気づかせてくれているような気がする。コロナを肯定する気もないし、いち早く収束して欲しいと思うが、この状況から一つでも学んで、この世界を長きにわたって持続させていくことが、自分のミッションだと思う。

今一度立ち止まってゆっくり考えて見ることも大事かもしれない。どのようにこのピンチをチャンスに変えられるかを。


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